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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

キューバ五日目 【世界遺産】トリニダードへ!

プラヤ・ラルガを離れ、トリニダードへ向かう朝。表記は「Trinidad」なんだけど「トリニダ」ないし「トリニダー」という最後の「d」のない日本語表記をよく見ます。でも個人的にはトリニダードと書いていきたい、のでそう書きます。朝食をいただいて二泊分の宿泊費を払ってチェックアウト。一泊20cucだから40cuc、と思ったんだけど60cucでした。どうやら夕食付き、というのは僕の勘違いだったようで、宿泊費とは別に夕食のお金が含まれておりまして、それが一食10cucということでした。宿代にこれも含まれてるのかー!!とテンション高かったわけですが、あれが10cucだと思えば別に普通ですね。美味しかったから良いのだけどもね!

もう何日も滞在しているここキューバですが、やはり値段の相場がわかりませぬ。同じような環境でもっと安いところもあるし、2食付きのところもあったりします。まぁ話聞いただけで泊まってないから実態はわからんのだけどね!来られる方はそのへんちょっと意識されるとよろしいかと思います。

10時半、バス停からトリニダードへ向けて出発。13cuc。乗り合いタクシーとかいろいろ行く手段はあって、料金も違うらしい。バスがいいから僕はこれですが。昨日のオランダ人カップルもおりました。彼らはシエンフエゴス(?)という町に行くそうで、途中で降りていきました。昼過ぎにトリニダード到着。 前の宿で紹介してもらった宿の人がバス停まで迎えに来てくれていました。英語の話せるルイスおじちゃん。

此処はまた個室にエアコン、トイレ、シャワーありで20cuc。朝食は別料金4cuc。夕食は食材によるけど海老などは10cuc。プラヤラルガのところとほぼ変わらないけど、朝食にお金かかる感じ。夕食は自分でどっかで食べるからとお断りして、朝食だけお願いしました。なので一泊24cuc。うむむ。どんなもんかな。

着いたトリニダード。名前を聞いたことあった(ような気がしたから)来てみたんだけど、何があるのか全然わからん。割りと小さな町なのでプラッと歩いてみたけど、特に何もない。観光の客引きをしている兄ちゃんらも、「海に行こう」か「馬乗って山へ行こう」しか言ってこない、ということはそれくらいしかないのかな。何が有名なんだろ。やっぱりネット環境がないのはなかなか困る。相も変わらずの下調べ不足感。前の宿の旦那さんは踊りやら歌やらがなんたらかんたらな良いところだ、と言っていたんでそれを楽しめばいいのかな、それはたぶん夜だろうなということで、昼間はとりあえず町を散策。 なんだっけこれ、なんかです。忘れました。なんとか教会。
丘のほうに立っていてこのあたりからトリニダードの町を見下ろすことが出来ます。

その教会の前にある公園で一休みしていたら子供たちに絡まれました。
いろいろ話しかけてくれるんだけど、何を言っているのかわからん…僕はいったいグアテマラに何しに行ったんだったかな…。この子はたぶん女の子なんだけど、上半身裸で走り回っています。 この子の写真を撮ったら僕は児ポ法とかのあれで捕まるんだろうか、なんかおかしな事になってるよねぇ世界。あれ、おかしな事。こと。此処ってもしかして古都かな?グアテマラのアンティグア的に此処も町全体が世界遺産とかだから有名なのかな、違うかな、とか本当に適当なことしか考えていない昼下がり。(あとで調べて見たらその通りでこの街並み自体が世界遺産でした。知らずに世界遺産の中にいた)

そんな阿保のもとへやってくる新たな子供。「泊まるところ決まってるの?一泊10cucだよ!うちにおいでよ!」というハローキティの服を来た女の子。うむ。安い。しかし紹介されながら移動しているし、予約断るの申し訳ない。それに子供を使うというこの戦法、なんか怪しいよね。
なので「もう決まってるんだー、ごめんねー」と断る。もう少しなんだかんだ会話をしてから残念そうにどこかへ行く少女。ごめんね、と思っていたらお母さんらしきおばさんを召還して再来。
「あらあんた、10cucよ!安いでしょ!個室よ!エアコン付き!なんなら部屋見に来なさい!お腹すいてる?ご飯も食べてって良いわよ!あ、朝食夕食の2食付きで15cucで良いわよ!あんたが予約しているところはいくらなの?ほらとりあえず部屋見に行くわよ!ほら!」というすごい勢いのおばちゃんである。断り切れずに部屋を見に行く可愛いわたくし。でも安い。たしかに安い。今のところに2食付けると34cucになる。それが15cucなので半分以下。さらに部屋を見てみると普通の個室で別段汚いわけではなく、エアコンもあるし、シャワーはしっかりお湯もでる。んー。迷う。
まず値段の相場がわからないので、これが以上に安く、何かしら良くないことに巻き込まれないかということと、あと予約してあったルイスおじちゃんにお断りしなければならないというのもとても申し訳ない。んー。んー。でもまぁとりあえずルイスおじちゃんに話に行ってみよう、という得意の決断先送りをかまし、おばちゃんに「待っといて」と告げ宿へ戻る。もしあれだったらルイスおじちゃんのとこ一泊にして移動しても良いかなとかね、思いつつね。

で、おじちゃんに明日からでも宿を変える事は可能?お金ないから安いところは魅力的で…的な話をしたら、おじちゃんがそんなに安いのか、いくらだ、というので説明。そしたらおじちゃんは「さすがに夕食をつけることは出来ないけど、一泊朝食付きで15cucにしよう、それでどうだ!」と。ハバナから紹介紹介で来ていたのもあるし、予約もしていたし、夜はどっかで酒飲みながら好きなもの食べればいいやと思ったので宿は変えずにそれでお願いすることに。
だもんで今度はおばちゃんにお断りを入れに行く。
「予約していたところも話をしたら(夕食はないけど)同じ価格になったからやっぱり宿は変えないことにするよー」と。そしたらおばちゃんはまた当然あれこれ言ってくるわけでして、でもそれもなんとか断って宿選びは終了しました。さっきまでは楽しく話をしていたのに寂しそうに手を振るハローキティの服着た女の子。ごめんね。
関係ないけどトリニダードの犬。

晩御飯はこれと言って惹かれるものがなかったので食べず。
夜になるといろいろなところで音楽が奏でられており、広場的なところではたくさんの人が野外で飲んでいる。なるほど、この町の楽しみ方はこれか!と納得。
あってるのかどうか知らんけどね。でも店内で演奏している店もけっこうあって、どれを選んで良いのかわからん。さらに店を選びにくい理由として、外にメニューが置いておらず価格の確認が出来ないというのもある。んーどうしようかなーと思いながら実のところ何も考えず野外で音楽聞きながら綺麗な教会眺めてたらやってきました客引きさん。
お酒飲みたいからお酒の値段を聞く。カクテルは一律3cuc(俺換算330円)だそう。高い。断る。でも店内で演奏しているよーとか料理美味しいよーとかいろいろ言う。(何も食べてないけど)お腹一杯だから食事は要らないんだー酒が飲みたいんだーということだけ伝える。そしていつも通りとりあえず店の前で外観だけ眺めることに。
なぁなぁで店に入れちゃおうっていう戦法なんだろうな、なのでこっちもなぁなぁで店に入っちゃうという戦法を取る。で、メニューをあらかた確認してから、やっぱ高いわと言ってなぁなぁで退店する戦法を取る。そしたら相手はちょっとまって飲み物全部0.5cuc引くから!という戦法を取ったんだけど、僕はなぁなぁ退店の姿勢を崩さず、相手がさらに全部1cuc値下げと言ったところでなぁなぁで入店しました。

店内にはほとんどお客さんはいなくて、音楽の演奏もなくて、なんだよ嘘かよと思ったんだけど、安くお酒飲めるからいいやと一人でまったり飲んでいたら楽器持った人が集まって来てちゃんと演奏が始まりました。
あんまり期待してなかったんだけど、これが個人的にはめっちゃ良かったです。マラカス持ったメインボーカルのおじいちゃんと、ギターの兄ちゃん、打楽器の兄ちゃん、指パッチンの兄ちゃんの四人構成で、メインじゃない兄ちゃん三人もみんなコーラスで入る感じ。音楽のジャンルとかわからんけどね、めっちゃ心地いい時間でした。チェ・ゲバラの歌とか歌ってました。
一応映像をば。

気に入りすぎて彼らのCD買ったからね。でも持って来てるパソコンにはディスクドライブないから取り込めないって言うね。

やっぱりハバナクラブの国キューバ。カクテルはだいたいラムを使ったものです。 最初何故かなんも言ってないのに出てきたモヒートに始まり、暑かったからバニラアイス食べながらカンチャンチャラっていう飲んだことないの飲んで、ビール飲んで、これまた見たことないトリニダード・コロニアル飲んで。どれも美味しくなくは無いんだけど、甘すぎる。どうしてこうも甘いカクテルばかりなのでしょう。カンチャンチャラかハチミツとラムと炭酸なんだけど、炭酸は全く感じられず、ただの甘くて薄いラムってな感じ。 トリニダード・コロニアルはオレンジジュースにラムにグレナデンシロップだから飲む前からわかってたけどめっちゃめちゃ甘いです。でもトリニダードにいるんだから名前の付いたカクテル飲みたいじゃないですか。バナナリキュールとかあったから飲みたかったんだけど品切れでした。

ほろ酔いで退店してふらふら野外の音楽聞きに行ったら、そこでカンクンでも会った(らしい)日本人のカップルとたまたまお会いしました。一緒に来たというもう一人の女の子もいて、さらにそこへまたたまたま一人の日本人男性も加わりまして、いつの間にやらトリニダードの広場に日本人5人。この日昼間にも別な日本人のカップルとお会いしていたので、少なくともこの瞬間にトリニダートという小さな町に日本人が7人はいるようである。たくさんいるのねぇ。ちょろちょろお話をして、急に強い雨が降ってきたので解散となりました。そんなトリニダードの一日。

この日の雨のせいで新しく買ったばかりのサンダルが壊れることとなります。
それはまた明日の話。おやすみなさいませ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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