キューバ11日目 プエルト・ボニヤートヘ ・キューバ 2014年05月05日 【世界遺産のグランマ号上陸なんちゃら公園へ行こうと思ってたんだけど】明日ハバナ方面へ戻る予定なので、今日で一日過ごせるサンティアゴ・デ・クーバは最後。カストロやゲバラが「グランマ号」でキューバへ再上陸した際の場所が世界遺産になっているそうで、そこを見に行こうかと思っていたんだけど、宿のカルメンおばちゃんに「別に綺麗でもないからそんなとこ行かない方がいいよ」と言われたので中止しました。別に綺麗な景色が見たいわけでもないんだけど、なんとなくアドバイスしてくれてるのにそれを無視するってやりづらいよね。「綺麗な景色ならバラコアへ行きなさい、とてもいいところよ」と。でも日帰りできる場所ではなく、僕には時間がないのでその案はなし。「それならプエルト・ボニヤートへ行ってきなさいな」と。ほい、じゃあそこ行ってきますということで本日の予定が決まりました。こないだ同様ローカルのバスを乗り継いで行く。もう慣れたもんである。それにしてもキューバの人たちは優しい。道を聞くとみんなしっかり教えてくれる。おばさんも、おばあちゃんも、怖そうな厳つい兄ちゃんもおじちゃんも。だからお金くれ、的なこともない。迷いながらもバス二本乗りついてプエルト・ボニヤート到着！ここはただ山の上からの眺めが綺麗！っていうだけのところです。サンティアゴ・デ・クーバがなど一帯を見下ろすことが出来る。 動画。物凄く特別に綺麗！っていうことでもなく、普通にのんびり綺麗なところです。しかし、ここ、あれがやたら落ちている。あれ。 コンドーム。いやコンドーム本体ではなくて開けられている袋ね。別に地面を探してみている、とかそんなわけではないんだけど、ただ歩いているだけで４つ５つくらい見つけたからね。なんつーかね、野外かね。この眺めを見ながらですか。でも昼間じゃないか。夜景見ながらですか。ういうい。ここはこの眺めを見るところと、その傍にあるレストラン以外何もないところ。そしてそこのレストランが美味しい！という事だったから来たんだけど、レストランが開いていない。おばちゃんは朝早く行きなさいと言われて急いできたんだけど、レストラン開店まであと３時間もある。現在９時。開くの12時。 何をしろと。散歩してもただ何もない木に囲まれた道になる。じゃあ座っていようかと思うと大量の蚊が寄ってくる。どうしろと。でもなんだかんだ三時間そこらへんで待ちました。途中土砂降りになったりで大変だったんだけど、何をしていたのか自分でもよく覚えていない。瞑想かな？思考停止かな？無我の境地。しかし、しかしですよ。12時になったのにレストランが開かない！何故だ！店の裏にいたおっちゃんに突撃！…。月曜日は定休日ですって。帰ります。帰るころにはまた雨が降り始めてとんでもない土砂降り。大粒のハイパー土砂降り。どれくらいかというと、バスの停留所から１ｍ先のバスに乗るっていうその短い間だけで全身ずぶぬれになるレベル。そこらの道はもはや川と川と化しておりました。でもそんな雨もサンティアゴに戻るころには止んでいました。雨雲を蹴散らすなんとかさん。名前忘れちゃった。 【墓地などを巡る】思いの外はやく戻って来てしまったので、まだ見ていなかったサンティアゴのあれこれを周ることに。と言っても場所がわからんのでそこらでチャリタクシーのおっちゃんを捕まえ、交渉していろいろ案内してもらうことに。おっちゃんがボロボロの自転車を必死で漕ぐ中、僕はただ座って流れる街並みを眺めているだけ。そりゃ僕はお金を払っていて、おっちゃんが仕事だから当たり前のことなんだけど、おっちゃんの底がもうほぼなくなった靴を眺めながら、あれこれ考えたりしてみた。そんな道中。 向かったのは墓地。観光地として有名なところらしいです。こんなとこ。 ほぼ全てのお墓がイタリアから運ばれた大理石で出来ているそうで、真っ白く綺麗なお墓です。墓の写真なんて撮っていいもんだろうか？と思ったんだけど、ここはもう観光地というか、美術品を展示しています的なノリなので撮るの推奨みたいです。そもそも入場するときに入場料とカメラ持ち込み料がかかるからね。たしか入場２cucくらい。カメラ５cucくらい。ここでもカメラのほうが高い！俺ってなんなんだろうか。ここはガイドの方がついていろいろ説明してくれます。とても広いお墓だし、僕は無いも知らずに来ているからガイドさんはありがたい面もあるんだけど、自由に見て周れない感はどうも苦手。だもんであんま思ったようには見て周れず、写真もそんなに撮れていないです。綺麗なところだったのにもったいない。 いろいろなキューバの偉い方々などのお墓がたくさんある。そんななかにこの方も眠ってらっしゃいました。 「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」のコンパイ・セグンドさん。「この方も」とか言っといて正直「ブエナビスタ~」の名前を知っているだけで僕は良く知らない。帰ったら映画を見ようと思う。僕をガイドしてくれたのはおばちゃんだったんだけど、その娘さんがずっとくっついて来ていました。くっついてというか、正確には先に突っ走っていったり、寄り道してみたり、いなくなったり、あんまりちゃんとくっついては来てなかったけどね。真っ白な墓場で遊ぶカラフルな女の子。 くねっ。 にこっ。 名前聞いてちょろちょろお話したんだけど、いつもの通り名前は忘れました。他人の名前覚えるの苦手過ぎてやばい。この子はお花をたくさんくれます。そこらのお墓から持って来たり生えてるのぶち抜いたりしたやるだけどね。このあとはラム工場やビール工場を少し眺め、補修中の教会の中を見せてもらったりいて一日が終了。晩御飯はいつものごとく美味しいピザ。 この２枚で100円いかないくらい。ここのピザ屋さんはマスタードが自由にかけられてめっちゃ美味しかったです。ピザにマスタードってあんまりイメージなかったけど旨い。是非お試しあれ。最後まで読んでいただきありがとうございました。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR
