【世界遺産】ナスカの地上絵! ・ペルー 2014年06月23日 【オーパーツの代名詞ナスカの地上絵!】今日はあのナスカの地上絵を見に行きます!小型飛行機で上から!人によってはかなり酔ってキツイという話も聞くのでそれは怖いなと思いつつ、この旅始めてからバスとか乗りまくって乗り物酔いはだいぶんしなくなっているから大丈夫だろうなとも思いつつ、いや信じつつ。朝8時、迎えの車が来ているのでそれに乗って空港へ向かう。20分くらいだったかな?しばし車で走って町外れにある小さな空港に到着です。 messages(メッセージ)という謎の看板?に迎えられます。これはあれでしょうかね、ナスカの地上絵は宇宙人へのメッセージだ!みたいな説から来てここに書いてあるのかしら?まぁよくわかんないけどちょっとカッコいいです。あ、ちげぇ!これmassage(マッサージ)じゃん!なんのメッセージなの??一階建てのちっこい建物の中に入る。そこはもうカウンターだらけでいろんな会社がここで小型機飛ばして観光させてるんだなーと眺める。僕はワカチナで予約をしてあったので「Travel air」という会社のカウンターへ。そこで鞄を預け、ナスカの地上絵を見に飛ぶときの状態で体重を計られ、ほんで別なカウンターで飛行機の税金(?2,5ソル)を払って受付終了。あとは呼ばれるのを待つだけであります。すぐ出発かな?と思って待ってたんだけど、なかなか呼ばれない。というか他の飛行機が飛んでいるというような雰囲気でもない。カウンターで「何時に飛ぶんですか?」って聞いたら、「雲が今はかかっているからそれが無くなるのを待っています」とのこと。なるほどね。そりゃそうか。時間で飛ぶんではなくて天候などによって飛ぶ時間調節してるみたいです。だから何にせよ早く来ている方が良いってことですね。 なのでこのちっさい空港と言うか、ちょっとおっきめの待合室と言うかそんなような場所をふらふらしながらのんびり待っている。Wi-Fiないかなーと思ったらあったんだけど、パスワードが必要。やっぱ使えないかーと思っていたら「なんちゃらカフェ」という名前だったので、待合室から出てそのカフェを探す。すぐに見つかる。いやこれカフェなの?ただの売店である。そしてその売店で3ソルを払うとパスワードの書かれた紙を売ってくれます。ほうほう。なのでWi-Fiに繋いでなんやかんやしながら待つのでした。んなことしてたら聞こえてくる明らかな日本語。「あーまさに観光地だから日本人もたくさんいるんだなー」と思ってチラッと眺めて特に何もせず。僕はこの旅行中に日本人に会っても基本的には自分から何かすることはありません。人と話すの苦手だし、海外でまでわざわざ積極的に日本人と話す理由もないかなと思っているので。幸い(?)顔も日本人かどうか絶妙なラインだと思うので、相手もこっちチラチラというかジロジロみたりはするものの話しかけては来なかったりでスルー出来ます。というかね、そういう日本人が「この人日本人かな?」って眺める時の目付きってなんか独特で本当に嫌。本人らはそんなつもりないのかもしれないけど、本当にジロジロ見ている。ちょっと不愉快。そんなに見るくらいなら声かけろ。みんながみんなって言うんじゃないけど、旅先で会う日本人の多くがマナーが無かったりなんだったりで話しても楽しくないというのがある。あれなんでなんだろ。旅に出るとああなってしまうのか、それともああいうタイプの人間が旅に出やすいのか。楽しく話せる人もけっこういるんだけど、個人的にはあまり好かないタイプの方々のほうが明らかに多数派であります。何の話だっけ。あ、そうそう。だから僕はそんな感じの人間なので特に声もかけずにスルーしていたところ、何やらけっこうな人数の日本人が集まって来ている。ツアーかな?と最初は思ったんだけど、でっかいカメラ持った人がいたりでこれは明らかにテレビの撮影だなと。そういえばさっきの売店にいた人見たことあるわ。こういうのって撮影している姿とかのこと話していいのか良く分からんから誰なのかは言わないけど。旅番組の撮影なんだろうね。タレントさん?がカウンターに行って日本語のみで何やら話しているのを撮影したりしていました。テレビ局の撮影ってけっこう批判されたりしているのを目にするけど、なんていうかな、僕はあまり好ましくはないなぁと思いながら眺めてました。我が物顔というか、周りのことを考慮せずに己らの撮りたいもの最優先で行動している感じ。でっかい声で話して五月蠅いしなんか慌ただしいし集団で周りのこと考えずに溜まったり移動したりして邪魔だしカウンターでは日本語通じない人に延々日本語のみで押し通して時間かかって客つまってるし。そういう旅っぽい画が欲しいんだろうことはわかるんだけど、そのためには周りが我慢して当たり前と思っているような特権意識とかそういう感じのがあるのだろうかね。いやこういうテレビのあれに限らず集団ゆえの図々しさ、図々しい振る舞いみたいなの嫌い。一人なら絶対そういう行動取らないだろうにね、っていうやつ。にょにょにょーん。しばらくして雲もどっかへ行き天気も良くなったので出発!僕が乗ったのは5人乗りだったかな?こんなです。 陽気な操縦士さんにいろいろ説明されてから乗ります。僕は進行方向向かって右側の席になったんだけど、操縦士さんはそっちのことを「ヒダリ(思いっきり日本語)」と言います。右だけど。そして何故か左側のことを「left side(英語)」という。どっちも左なんですけどそれは?よくわからない。日本人は僕だけであとの四人は英語圏の人でした。僕が右側に座っているから、右の窓から絵が見える時は日本語で説明してくれました。「ヒダリヒダリー、クジラー、コレコレ!」みたいな感じ。 クジラ。わかりますかね?片方からしか見えないとすると、座る方向によって見やすいのと見にくいのあるんじゃないかな?って思ったんだけど、まったくそんなことはなく、ちゃんと旋回して両方から見やすいようにしてくれました。当たり前かな。でもそうなるともう旋回しまくりなわけですよ。しかもこの写真からもわかるように、絵を真上から見おろせるようにしてくれる。つまり、これ飛行機かなり傾いてるんですよ。それで旋回して反対に傾いて絵によっては高度を変えて。うん。最高に気持ち悪い。最近は乗り物になれてきたから大丈夫かなと思ってたんだけど、やっぱりそんなことはなく、最高に吐きそう。35分ほどのフライトなんだけど、後半僕は早く着陸してほしいだけでしたね。絵なんてほぼ見ないでカメラだけ外むけてシャッター切ってる的なね。「ヒダリー、サルサル」「イヌダヨー、コレコレ」「イチバンキレイナハチドリー」「クモクモーヒダリー」「コレハキトテー、キとテ!ハンド!」 こんな感じです。全部は写真要らないかなと乗っけてないです。他にはコンドル、フラミンゴ、ガチャピンなどがあります。エチケット袋握りしめたままなんとか吐くことなく地上へ。もう二度と乗りたくない…。【バスターミナルへ!】あっさり見終わり昼前にはバスターミナルへ移動。明日にはクスコにいてインティライミを見たいからである。そんなに見たくないけど。でも着いて確認してみたらばクスコ行のバスは早くても20時過ぎ発。今昼前。時間余りまくり。これくらいの時間のに乗ると明日の昼前くらいに着くだろうと思うのでインティライミ見られるはず!待ち時間めっちゃあるけどチケット買っとくかーとカウンターへ行ったら、そこにまたさっきのテレビの団体さんがいました。バスターミナルここしかないからそりゃ会うのは必然か。そしてクスコ行のチケットを買おうとしているようである。そりゃそうか、インティライミ見に行くのかな。ナスカの地上絵のところにいたタレントさんは一人だったけど、ここには二人でいらっしゃいました。芸能人の方がたって直接みるとだいたいみんな小さいなぁという印象を受ける。テレビのサイズ感って不思議だなぁ。彼らが購入を終えたのち、バスこれが一番早いからおんなじバスかーと思いながらカウンターに向かったらなんと売り切れ。今の彼らの分でなくなりましたと。そのあとはさらに約二時間後。んー。それだとだいぶん遅くなるので、別なバス会社に変更。それで21時半発。仕方なし。普段は130ソルくらいするみたいなんだけど、この日はたまたまサービスかなんかで99ソルでした。クスコまで約14時間で4000円くらい。【暇人 近くで見るナスカの地上絵】さて、暇である。10時間の暇人。適当に散歩してみたんだけど、そんなに面白くないし、なにより乗り物酔いを引きずっている。うヴぇヴぇ。ただ十時間座って瞑想しても良かったんだけど、せっかくだからなんか見るもんないかなと探索。タクシーの運ちゃんがナスカの地上絵をめっちゃ近くで見られるところと、昔の水路が近くにあるぜとのことだったのでそこへ行くことに。タクシーの往復、運ちゃんのガイド、入場料で30ソル。約1200円。はいこれがナスカの地上絵の三角した「針」ってのを近くで見た写真。んー、いまいち良く分からん。スケールも、何故ラインに見えるのかも。これって作るの大変なのかね?石並べているだけだよねぇ。わからんぬ。ちなみにこれ特に手を加えなくてもちゃんと維持されるんだそうです。よくわからんけど。「針」のすぐそばにある大量の穴ぼこ。これ元はどれも墓らしく、泥棒が掘り起こして持ってったからこんなんなんだそうです。ナスカ土器とか装飾品とか人気だったんだって。泥棒に。 ここらへん乾季には全然水が無くなるんだけど、それでも飲み水にしたり畑で使うなど必要だったから作られた水路だそう。地下5mくらいから12mまで場所によって違うけど掘られている。紀元前のものですよー。そっかそっかーくらいの乾燥、感想で終了。【暇人2 チャウチーチャ墓場】そんなに時間を潰せずターミナルへ帰還。さてどうしよう。別なタクシーの運ちゃんがパンフレット持ってやってくる。おお、ミイラたくさん面白そうじゃないか。このサルのミイラ見てみたいな!ってことで次はちょっと遠いお墓ゾーンへ行くことにしました。移動だけで一時間か一時間半くらい。着きました。 チャウチーチャ墓地。だだっ広い。ここには墓場と博物館があるよって言われてきたんだけど、博物館…? ちっさ。物置かな?中には写真数枚と大人のミイラ一体、子供のミイラが一体、あとオウムのミイラが一体あるだけです。すぐ見終えてあとは外のお墓ゾーンへ。ここからはミイラの写真になりますので閲覧注意でお願いします。 この屋根のあるところが全部お墓。穴が掘られていて、その中に何体かのミイラが安置されています。説明何もないからよくわかってないけども。土器やトウモロコシ的な食べ物が周りに置かれています。家族や夫婦単位でまとめられているように思う。 たくさんのミイラ。いろいろな服装や姿勢があってどれも興味深いです。さらに興味深いことと言えばみんな東向きに安置されている。かと思いきや、その中の一体だけが北を向いていました。何か意味があるのかな。北を向いている一人。 なかなかに面白かったです。来て良かった良かった。ん?いや目的だったサルのミイラが無い。『ねーサルのミイラないよ?』「あぁサルのミイラはここじゃないよ(てへ☆)」おい、なんだと。騙したな運ちゃん。でもまぁ楽しかったし生活あるんだろうからいいや。「サルのミイラはさっきの町のアントニー二って博物館にあるよ、さっきのところから歩けるよ」なんだと。こっち来た意味ないじゃないか。まぁ楽しかったから許す!また一時間ちょいでバスターミナルへ戻りました。【暇人3 アントニーニ博物館】「タクシーで行く?」って聞かれたけど歩けるなら歩くわっつってバイバイ。ターミナルから歩いて15分弱くらいかな?で博物館到着。 ナスカ文化の諸々が置かれているところ。ミイラや頭蓋骨も大量にあったけど今回の写真は土器だけに省略。入場料15ソル。カメラ持ち込み5ソル。計約800円。ナスカ文化全然知らなかったんだけど、個人的には意外なことに魚モチーフのものが多い。サルの置物。これとか絶対刺身皿でしょ。ちょっと欲しいもん。カツオのたたき食べたい。こんなキャラ昭和の漫画に居そう。 見終わった見終わった。ん?あれ?サルのミイラ無かったんですけども?「サルのミイラ?そんなものここにはないし知らないわ。誰が言ってたの?とにかくここにはないわよ」とは受付のお姉さん。おいあの運転手どうなってんだよ。土器や頭蓋骨だけ見て終了です。このあとはバスターミナルへまたまたまた戻り、出発までただ座って待ちました。予定通りの時間にバスに乗って本日は終了!明日からはクスコで御座います。れれれ。日記と現実の日付がずれて来て困っております。まとめて書くと途中で文章書くのやる気なくなって雑になる。なので今回こんな感じです。れれれ。最後まで読んでいただきありがとうございました。気軽にコメントなどしていただけると嬉しいです。現在ランキング最高58位。良ければ下のボタンも押していってくださいな。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR