12ヶ国目(たぶん)のペルーへ入国!チクラヨ! ・ペルー 2014年06月12日 【エクアドル出国!】自分の日記読み返してみたら全然読みごたえが無い。というか内容が無い。書くときはなんとなくけっこう文章量書いているつもりでいるんだけど、読んでみると超あっさり。そういうのでも良いんだけど、個人的にはねちっこくありたい。そんな所存。もうちょっと関係ないことだったり冗長だったりそういうの書いてたらたらしたいと思います。昨日の続きでわたくしはバスの中におります。夜10時30分に出発したバスは日を跨いでもまだエクアドル内。ペルーとの国境に着いたのは本日の深夜2時頃で御座いました。国境の手続きなどなど面倒かなと思っていたんですが、全くそんなことはありませんでした。エクアドルの出国とペルーの入国カウンターは繋がっていて、出国の判子捺してもらったら2mくらい隣で入国の判子捺してもらうだけ。でも出入国の用紙をみんなもらっていなかったので、カウンター付近でみんな書くことになってちょっとゴタゴタ。ボールペンも一本しかない。このあたりの手順は確実に改善できるはずである。やる気出せ両国。国技館。出入国の手続きが一度にできたのでバスから降りるのはこの一回だけ。楽ちん。深夜に四回ほど乗り降りさせられたメキシコ・ベリーズ間とは大違いであります。まだまだ目的地までは時間があるので就寝。バスに揺られながら眠ること数時間。起きてふと外を見てみてらそこは砂漠でした! 右も左もずーっとこんなん。年中決まった方から風が吹いているからかどの木も斜めってしまっている。そしてこんなに何もないところなのに道沿いには延々電線が走っている。電信柱。あぁ人間。 【変態おじさん】ずっとこんな風景なんだけど、絶妙に違う景色なので見ていて飽きない。土の質が変わって岩岩したり、サラサラしたり、木が多くなったり、全然なくなったり。朽ち果てた家や、家の壁だっただろうモノリスが立っていたり。ちょっと面白い。どうしてここは砂漠になったのかね?んな風な特に何をするでも無い時間を過ごしていたら隣に座っているおじさんに突然話しかけられました。「マ〇コ」『え』「マン〇」『え』どうしたんだろう隣のおじさん。突然放送禁止用語を僕に語りかけてくる。他にも何やら話しているんだけど、ちょっと何言ってるんだかわからない。「スペイン語ちょっとしかわかんないんです、すみません」っていうと「いやいやそういうことじゃなくてマ〇コだ」みたいなことを言ってくる。怖い。で、よくよく話を聞いているとどうやら僕の目的地を聞きたいようだったので「チクラヨ」だと言うと、なんだそうか、という感じでもう放送禁止用語を語り掛けてくることはなくなりました。なんだったんだろう、と思っていたらほどなくして意味が分かりました。次にこのバスの止まる町が「マンコラ」という町でした。おじちゃんは、僕にもうすぐ次の町に着くけど降りないで寝てて平気かい?という確認をしてくれている優しいおじちゃんでした。ありがとおじちゃん。もうすこし「ラ」をしっかり発音してくれると嬉しいです。【さてどうしようか】その後もいくつかの町を通過し、昼前の10時頃目的地の「チクラヨ」到着!はて、ここからがいつものパターン。下調べを何も知ておらず、今日これからどうするかも決めていない。バスを降りてすぐにタクシーの運ちゃんがたが集まってきて、「これからの予定は?」「ホテル案内するよ!」「リマ?他の街?いくならあっちのカウンターでチケットを!」って言ってくるんだけど、僕は何も決めていない。ペルーの治安もここの治安も知らない。なんじゃらもんじゃら。ずっと語り掛けてくるタクシーの運ちゃんに「今考え中」って言いながら特に何も考えずのんびり。どうしようかな。まずこのチクラヨって何があんのかな。てかここから首都のリマってどれくらい離れてるのかな。てかまずリマとここの間になんか見どころないのかな。そんな適当具合。そうだ、まず最初にすべきことはこの国の通貨の確認だ!まずそれをしていないとなーんにも出来ない。はてさて。ペルーの通貨は「ヌエボ・ソル」。略して「ソル」。ほんで1ソルで約36円。あー。めんどくさい値だ。計算嫌い。なので今後1ソル40円として計算します。おおざっぱです。そんなもんです。まずは先立つものが無くては始まらん!手持ちのUS$はけっこうあるんだけど、両替めんどいからまずATMで下ろすことに。「この近くにATMありますか?」と聞いたら「この辺にはなくて町の中心に行かなくちゃならん」との運ちゃんの返答。んー、ほんとかな。まぁいいや。一応リマまでのバス出発時刻と料金を確認してから、お金は下ろして払うってことでまず町の中心までタクシーで移動。町の中心でお金下ろしてからまたバスターミナルへ往復するか、そのままおすすめのホテルに向かうかっていうのは道中考えます、てことでどちらにせよ5ソルということでお願いしました。約250円。いろいろ説明をしてもらいながら町の中心を移動し、無事ATMでソルをゲット。とりあえずの300ソル。約12000円。移動長いしナスカの地上絵とかあるしこれくらいは間違いなく使うでしょう。たぶんもっと使うけど。なんだかんだしているうちに、お腹も空いたし何も知らないしもう今日はのんびり休みたくなったので運ちゃんにホテルを紹介してもらう。一泊50ソル。約2000円。高い。ペルーは安い所は10ソルくらいからあるらしい。でもめんどくさいからいいや。宿泊。 プリマヴェーラ・ホテル。安宿お願いしたつもりだったのにホテルだからとても綺麗です。Wi-Fiもたくさんある。部屋ではタオル鳥が迎えてくれます。【散策!】荷物を部屋に置いたらまずご飯食べがてら散策。ペルー。コロンビア、エクアドルに比べてカオスな印象。コロンビアでもエクアドルでもでっかい町しか行ってないから規模の差もあるのだろうとは思いつつ。ゴミだらけ。ほんで交通ルールもけっこうめちゃくちゃ。あとなんか靴屋さんだけの通りがあったりする。そんなに靴吟味したいかね?タクシーがめっちゃ多い。この写真に写ってる車ほぼ全てタクシーだと思う。特にタクシー乗り場ってことはなくて普通の道だと思うんだけど、どうなんだろ。 ペルー最初の食事。 うん。普通!なんかもう南米のこういう食事飽きて来た!美味しくなくはない!いや美味しいではある!でもこんなにも連続して食べたくはない。どこの食堂でもスープ、肉、ご飯、飲み物っていうこういうセットで200円~300円くらいかな。あ、右上のコップに書いてあるのが「ペルーマーク」というマーク。2011年にペルーの観光貿易省が制定したものだそうで、本来海外向けに使うもののはずですがそれが国内で人気になったらしく、そこら中で目にします。マークはそのまま「ペルー」と書いてありますが、あのグルグル具合でナスカの地上絵と指紋を表しているんだって。ペルーでは指紋には「お墨付き」って意味があるそうです。可愛らしいし印象にも残る良いマークだと思います。【ペルーの食事はめっちゃ辛い!】そう、これだけは強く言っておきたい。ペルーの食事めっちゃ辛い!食事って言うかテーブルに出される調味料!正直まだチクラヨにしかいないからペルーのが辛いのかチクラヨのが辛いのかはわからんけど、取り敢えずめっちゃめちゃ辛い!何となく味替えようかなとちょっとかけるだけで激辛!僕は決して辛味に弱い方ではないと自負している。大好き!ってことはないけど辛いの好きだし、人が辛くて食べられないと言うものも割と食べられる。蒙古タンメン「北極の超 大盛り」も普通に完食できる。でもペルーの食事辛い。食べられないってことは全くないけど、美味しく食べるにはこれ要らないわって感じ。フォークの先っぽでそのソースをちょんって触ってから何か食べるだけで口の中が良い具合にヒーってなる。屋台の串焼きを買うとその場でソースをかけてくれるんだけど、それも辛過ぎ。一本でヒーヒーなる。辛いの苦手な人は一本食べられないんじゃないかな?と思うレベル。それをこんな笑顔で売ってくれます。一本40円。【ペルーの人々の印象】ペルー一日目でのペルーの人々の印象。子供はみんなシャイで挨拶してもあんまり返してくれたり反応してくれたししないんだけど、大人の人らは人懐っこいと言うか話好きな印象。タクシーの運ちゃんもそこらのおじさんもおばちゃんも、いろいろ話しかけてくれます。何かを売りつけるっていうための会話じゃなくて、何処から来たの?から始まりそのまま会話広がっていく感じ。時々写真も撮ってと言われる。 日本と言うとやはり電化製品と車の印象が強い。でも何人かはホンダとヒュンダイの区別もついていないみたいだったりする。どっちも日本製と思っているみたい。いやそこらは向こうの戦略でもあ(略ペルーと言うとやっぱりまだフジモリ元大統領のイメージも強く、「フヒモリー(スペイン語では「j」は「h」に近い発音になる)」って言われたりもする。コンニチハー、アリガトーなんて声もかけられる。 こういうのってよく考えてみたらすごいよね。英語やスペイン語ってかなり多くの国で話されていて、たくさんの人が話す言葉だから学ぶのはわかるけど、日本語なんて日本でしか話されていなくて、日本人にしか通じないのにいろんな国の人が日本語で話しかけてくる。それだけ日本人は外国のそこら中にいるんだねぇ。ほんでまた日本人はそれだけ外国語に弱いってのもあるんだろうなぁ、とかいろいろ考えます。そんな一日!あのめっちゃ辛い串で食べつつ綺麗なフカフカの部屋でビール飲もうと思ったのにビール発見できなかった!悔しい!おやすみなさい!最後まで読んでいただきありがとうございました。良ければコメントしていってくださいなー。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR