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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

メキシコの動物園とスミデロ渓谷

デモに因るサンクリストバル待機三日目。明日やっと移動できる、はず!

この町フラフラするのにも飽きてきたのでちょっとばかり遠出。此処から西へ一時間ほど行ったところにあるトゥクストラ・グティエーレスという町へ行くことにしました。何故ならそこには動物園があるから!
この旅行中に動物園行きたいなーと思っていたんだけど、今のところあまり機会がなく行けてなかったという事と、その動物園にはケツァールとジャガーがいるらしいから!幻の鳥と言われ、グアテマラの国旗にいたり通貨の名前にまでなったりしているケツァール!グアテマラでは見られなかったから楽しみである。そして中米の王者的な風格を持っているジャガー!スペイン語だとハグワール。ティカルでは会えな(くて良)かったからここで見たいのである。

そんなわけでまたバス停巡り。トゥクストラ?トゥクストラ?って聞くだけの簡単なお仕事。少し前の情報だとその町まで高速使う早いバスで35ペソってことだったんですが、最近メキシコは物価が上がっているようで50ペソかかりました。他の人もみんなその価格だったので僕がボラれているわけではない、はず。安いのだと高速使わないために2時間ほどかかるらしいです。
あっさり到着。ここらチアパス州の州都というだけあってデカい町。ここは何だっけな、サン・マルコス教会?ここを起点として地図の全体を覚えておりました。
そのデカい町を出発前にチラと見た地図の記憶を頼りに歩きます。ここは何だっけな、サン・マルコス教会?ここを起点として地図の全体を覚えておりました。羽の生えたカッコいいライオンがいる。適当に覚えてきただけなのに意外となんとかなるからつまらない。迷子になるの好きなんだけどな。迷子になろうと思って無理しても結局実はわかっているということが自分にはわかってしまうわけで、冷めてきます。適当に思いついて書いているから話が全然進まない。

目的としている動物園の名前はZOOMAT。ズーマット?ゾーマット?いやソーマットかな。
でも誰に聞いてもわからんという。頭の中の地図の場所と現在地は近いはずなので、そこ行のバスがこのあたりから出ているはずなんだけども…。そしたら何人目かに聞いたおじさんが「あそこのバス停でまってろー」と教えてくれました。そのバス停の目的地は「ZOOLOGICO」。ソーロヒコ。これなのか?名前変わったのかな。待っているとほどなくバスがやってきたので、特に他の候補もないのでとりあえずそこへ。バスで20分くらいかな?6ペソ。安い。
運ちゃんに「ソロヒコ」と言われて降りる。なんか動物園の気配。入り口はこんな感じ!
ZOOMATじゃん!そしてお前誰だよ!
ZOOLOGICOとはいったい何だったのか。よくわからぬまま20ペソ払って入園。

いろんな動物がいました!最初に出迎えてくれるのはワニたち。
亀カメラ目線。このあと水を手でパチャパチャしてからドブンと潜っておりました。

この動物園はかなりアップダウンの激しい立地で、入ってそうそう坂を上り続けます。おじさんにはかなりキツイ。でも楽しい。何が楽しいって此処動物園なんだけど、柵の外にもいろんな動物がたくさんいる。つまりは野生の子たち。でも柵の中にいるのと同じ種類のもいる。不思議な気分。どんな気持ちなのかな彼らは。柵越しに愛とか語り合っている子らもいるのかな。柵越しに交尾とかしている輩もいるのかな。彼らはそんな柵の外のそこらにいた方々。

彼らはやたらいる。客が落としたご飯なんかを食べあさっている。周りの警戒を怠って食事に夢中になり、そばに人間がいることに気付いて急にダッシュして逃げたりする。ちょっと阿呆の子。名前は知らぬ。柵の中にもいる。

いや、お前は柵の中にいるべきだろ、ってサイズのイグアナさん。かなり近づいても逃げない。首をグイングインしたり下をペロペロしたりしながらのんびり歩いている。イグアナって歩くとき手を外側から回すようにして歩くからなんか見ていて楽しい。

彼らもたくさんいる。走るの早い。いや走るの早いの彼らじゃないかもしれない。木から地上にジャンプして来たり地上での生活を楽しんでいる方々。

お次柵の中の子ら。

亀。めっちゃたくさんいた。ほんとめっちゃいた。足元にも餌を求めてパクパクしてる鯉みたいな勢いでいた。ちょっと気持ち悪いくらいいた。

ぐーでーん。

クモザルくん。モノアラーニャ。スペイン語でもサルクモ。まんま。美味しそうに果物食べてました。
コヨーテ。見事な皺が眉間に寄ってます。どうしたんだろうか。

掴まっているプロレスラーがいた。ルチャリブレ。

マーゲイ。超可愛い。たしか木登りがネコ科の中で一番上手とかそんなんだったはず。残念ながらこの姿しか見られませんでした。


そしてついにお目当てのケツァール!だったんだけども、すんごい見づらかったです。まず周囲が暗すぎる。檻の上に枯葉が乗りまくっていて全然光が当たっていない。そして何故かこの檻だけ網が三重。粗いの、細かいの、さらに細かいの。それに光が反射していたりでこれまた見づらい。カメラも暗いわ網邪魔だわで全然取れませんでした。
一応三羽いたんですが、尻尾が長いのは一羽のみ。他のはもともと短いのか千切れてしまったのかよくわからないです。やっぱり野生で飛び回ってるのが見たいなー。


最後は王者ジャガー。どこにいるの?ってくらいジャガーのいるであろう空間が広く、発見できませんでした。ぐぬぬ。それとは別な檻でハグワールネグロが見られた!
…あれ?これって日本語にしたら黒ジャガー?黒豹じゃないよね?ジャガーとヒョウって別だと思うんだけど、黒いジャガーって日本にいるかね?てかジャガーっているかな。おぅ?

見えたのはちょっとした後ろ姿とこのお顔のみ。めっちゃ暑そうで日陰でダラダラしてました。てかこの動物園の哺乳類はだいたい暑そう。


動物園終了!
このまま帰っても良かったんだけど、せっかく来たという事でスミデロ渓谷という場所へ行くことに。スミデロ渓谷、スミデロキャニオン。どっちでも良いんだけど、グランド渓谷だと変な感じがするねグランドキャニオン。グラント博士!
観光でこの町に来るとしたらほとんどの人は動物園ではなく、このスミデロ渓谷のほうだと思います。ツアーとかもあるみたいだし。そんなわけでとりあえずのクルーズ開始。160ペソ。1280円?
こんなボートに乗って川を上りつつ渓谷の中を通る。ボート会社がいくつかあるようで、もう少し上流から始めるやつだとちょい安いみたいです。僕は古都チアパ・デ・コルソというところが見てみたかったのでこっちからスタート。

こんな感じ。個人的には「アルゴ探検隊の大冒険」(
1963年の映画)を思い出す感じ。僕はそれくらいの世代。面白いから知らない人は見たらよいと思います。それに出てくる骸骨騎士が何度かフィギュアになったりしているようなので、それで知っている人もいるかもしれませぬ。デッサン人形として使えるみたい。よく知らないけども。
(クリックしたらでっかくなります)
断崖絶壁。そしてものすんごく高い。どのくらい高いかわかりづらいと思いますが、下のほうにちっこく船が写っているのでそれで比較してもらえたら良いかと思います。

野生のワニ。「ワニ」は僕がかなり早めに覚えたスペイン語です。ココドゥリロ。湖で泳ごうとするたびに「ワニいる?ワニいる?」って聞いてたからね。野生のワニを見て、おお彼らもしっかり擬態してるんだなーと実感しました。ポケーッと見てるとどこにいるのかわからなかったりする。自然てすごいねー。
クリスマスツリー滝。この日は何も流れてなかったんだけど、雨が降った日などはここを綺麗に水が流れているみたい。でも雨の日とか天気の悪い日ってクルーズつまんないだろうし、どうなんだろ。雨降った翌日とかが良いのかな。わかりませぬ。

鳥がいてー、ワニがいてー、断崖絶壁でー、風が気持ちよくてーっていうそんなボート。約二時間。登って下って元の場所でお終いです。かなり人気があるーって聞いてたんですが、そんなに言うほどでもないかな。絶対行った方がいいよー‼とはなりません。気持ちよく揺られるので眠たくなります。
スミデロ渓谷はこのボート以外にも上から見下ろす場所があったりそういうツアーがあるようなので、そっちの方が綺麗なのかも知れないなと。

帰りはまた適当なバスを捕まえて50ペソ。

翌日のバス確認。でも終わったようで行けるって!
明日はアグアアスール、パレンケ遺跡などに寄りつつパレンケへ向かう予定です。
そのあとはメリダ、そしてカンクンへ!
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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