悪魔と会える61号線と49号線の交わるクロスロード(CrossRoads Blues) 世界一周雑記 ・アメリカ 2014年02月13日 のーんびり11時にチェックアウト。 車中泊ですっ飛ばしたあとは反動でのんびりになっていけない、なんてのは言い訳でだいたいいつものんびりだ、時間の有効活用が急務。 まっすぐ本日の目的であるクラークスデールへ。 その町の中ということは分かっていても、問題の61号線と49号線の交わる交差点がイマイチわからん、ちゃんと気づけるかなと心配しつつ運転していたら何の前触れもなく眼前に出現しました。 クロスロード。 ロバートジョンソンが悪魔と契約してギターの技術を習得したと言われる場所(諸説あり)。 何かいろいろしたら悪魔に会えるらしいのですが(九日間毎朝墓地で塵を集めたり、真夜中に交差点でギターを弾いたり)、特にそんなことはせず写真撮って、そこの交差点にあるフライドチキンのお店であんま美味しくない油淋鶏みたいなの食べてお終いです。 店内はこんな感じ。クロスロードないしデルタブルーズ押し。 ちなみにこのあとは61号と49号が合流し、一本の道になっている部分があるので、同時に両方の上を走ることも出来ます。悪魔と並走。 そんなんしながらシカゴを目指すためにここからさらに北上。途中あのプレスリーが生まれ死ぬまで愛した街メンフィスも通りましたが、プレスリーに対する知識も思い入れもないので寄らずに通過。 日も暮れ、何処か適当なモーテルに泊まろうとするも全くモーテルが見つからず。ハイウェイを下りたりまた乗ったりを繰り返し、マリオンという街に到着。予想以上にデカくて戸惑う。 小さ過ぎる町だとモーテルがなかったりするんですが、逆にあまりに大きいと発見が出来ないパターンに突入します。我々は前持ってリサーチをしていないので…。結局グルグルし、妥協してWi-Fiのないモーテルへ。 一日無事何事もなく平和に就寝。と、思っていたのですが、翌日起こったことを考えると、この日にクロスロードで悪魔を乗せてしまっていたのかもしれない…。 否、結局ところ悪魔なんてのは自分のうちにしかいないのかもしれない。 乗った悪魔は誰かしら。 レグバかルシファー、レヴィアタン。そこらへんヴェルフェゴールと探求と行きましょう。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR