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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

さらばアメリカ!こんちはグアテマラ!

25日朝、しっかり目覚める。iPhoneのアラーム鳴らなかったけどしっかり目覚める。
iPhoneの時間を日本時間のままで使っていたので、アラームも当然そのころになる準備をしていたようだ、まじで危なかった。寝過ごしていたらピンチでした。勝手に起きた自分偉い。

滞在していたモーテルから空港までの道は歩いて約7kmほど。
とてもじゃないけど重たいバックパック背負って炎天下の中を歩けるような気分ではない。
かといってバス利用で行こうかと思って受付のおばさんに聞くと、複雑だからおすすめしないよとのこと。
じゃあいいや、最後だしタクシー使いますってんでタクシー呼んでもらって無事空港。

7kmの距離でジャスト$20だったはず。高い。まぁしゃあない。

空港では予約が上手く通ってなかったりでもたつきましたが、とりあえず予定通りのチケット入手に成功。
グアテマラへはグアテマラからの出国チケットを持っていないと、アメリカから出国を拒否される場合がある、とのことでしたが僕の場合は全くそんなことはなく、何の問題もなく各チェック通過。あっさりすぎるくらい。
アメリカへの入国は物々しく厳しいものだったのに、出ていく時は「はーい、でてってーじゃあねー」ってな具合の適当さ。まぁ良いんだけどさ。

そして飛行機。
以前にも書いたかもしれませんが、僕は飛行機が嫌いである。嫌いと言うか苦手と言うか。
あんなん絶対落ちるじゃん。そういう飛行機嫌いだー落ちそうじゃないかーみたいな話をすると必ず言われるのが「飛行機ってエンジン1個でも飛べるんだよ」っていうやつ。
いや、知ってますよ。そしてエンジン全部止まっても滑空できるとかそういう話でしょ。知ってますともさ。でも話の問題はそこじゃないのよ。見てあの翼。その細さたるやもうね。そして飛行中のプルプル具合。絶対折れるしょ。ポキッてとれるしょ。
なんですか、片方翼とれても普通に飛べるとかそういう構造ですか?両方無くても滑空くらいならできる仕様ですか?
絶対無理でしょ。お終いでしょ。
こんなことを考えている間だって窓の外ではプルプルプルプル。
それを見ながら窓の内側では僕が延々プルプルプルプル。

まぁプルプルしてても仕方ないから寝るんですけどね。


エバーグレーズ、キーウェストあたりを見下ろしながらアメリカとお別れ!

地球は青かった!そして丸かった!



ほんで二時間ちょいの飛行で見えてきましたグアテマラシティ!
思ったよりも遥かに都会!そんなにイメージ持ってもいなかったけども。
なんか知らんけどここらで突如に飛行機が急旋回。
僕が「あぁこのままきりもんで墜落して死ぬんだな」と思うくらいの角度でした。
その時外に一瞬見えた山。
人間の、そして人間が大きいなぁと思う飛行機の、その小ささをあざ笑うように雲間からこっちを見ていました。人工物の儚さよ。ほんと僕が最後に見る景色はこれか…とか思ってました。

でも普通に着陸。

んで普通に入国。

自動ドアから空港を出てしばし佇む。
なんせこっからどこへ行くのかを今考えているからである。

「どこ行きたいの?」(英語)
空港付近にいたガードマンぽいおじさんに話しかけられる。
『決めてないんですよね』
「え、何しに来たの?」
『決めてないんですよね』
「……。」

でも実際どこかへは行かなきゃならないので、
『んー、じゃあアンティグア、かなー』
「アンティグアでいいのね、はい、じゃあこのおじさんのシャトルバス乗ってー」
って具合にするすると案内される。
いやちょっと待ってここらって案外治安悪いんでしょ?
白タクとかに気を付けてって文章見たし、こんなあっさり信じていいのかなと思っていると、そのシャトルバスのおじさんが自分の服の胸元に入れられた「SHUTTLE BUS」という刺繍を見せながら、安心したまえ、みたいな顔で微笑んでくる。

いや、だからなんだというのか。
そんなん誰でも刺繍できちゃうじゃないか。偽物だってそんなん用意できるし、見せびらかしてくるほうが怪しい…でも空港のガードマンのおすすめだし、まぁなんでもいいやと無警戒に乗る。

バスのおっちゃんはアンティグアのどこへ行こうかと聞いてくる。
あー、得意の「決めてないんですよね」。
でも宿泊施設をどっかーって言ってたら、
「ホテル○○、それか○○ホテルー、あ、ペンションタシーロ?ペンションタシーロ?」
どこだそのペンションタシーロ、やたら押してくるな。
ん?あ、ペンション田代かな?
なんかアンティグアの日本人が経営しているところっていうので朧げに読んだ記憶有り。
「日本人みんなあそこ行きたがるから覚えちゃったぜー」って言ってた。

約一時間で無事アンティグア到着。

そんなこんなで、とりあえずペンション田代から記事を書いている現在でありました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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