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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

勧誘おばさん

先日僕は慣れない魚眼レンズを振り回しつつ、こんな感じに札幌大通公園の紅葉をパシャパシャと撮影しておりました。



まだ思ったようには撮影できず、難しいなぁ魚眼レンズもだけど紅葉を綺麗に撮るってのも難しいのだなぁ、なんて考えながら一人フラフラとしておりました。

その時うしろから「おにいさん、おにいさん」と呼ぶ声。
自分が呼ばれているかな?と振り向いて見ると、こちらを向いて立っている派手めなおばさまが一人。

「地元の人?」とおばさま。
「あ、はい」と僕。

「あのね、すすきののね、」
なるほど道案内か、任せておけ。(心の声)
「バーみたいなところなんだけどね、」
なるほどなるほど、バーはそこら中にありますよ。(心の声)
「カウンターの中でお酒を作ったりね、そういうね、」
なるほど、というか今のところ店のヒント一個もないなどうしよう(心の声)
「仕事してみないかい?おにいさん」
なるほ………ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!?!?!?!?!?(心の声)

話の流れが予想外すぎて一瞬頭がフリーズしましたが、
すぐに持ち直してバシッと返答しました。

「え、あ、大丈夫です」

ザ曖昧。どちらにもとれることで有名な返答。
しかしおばさまはキチンと否定の意味で認識してくれたようである。してくれはしたようだが、それで引き下がらないのがおばさまである。今何しているの?ちょっとやってみないかい?良いと思うんだけどねぇ、と全く話を終える気配がない。
時間ないの?そんなに忙しいの?一度だけでもとりあえず来てみないかい?

うう、面倒くさい。かといって邪険にも出来ない。そしてなんとなく嘘をついて切り抜けるのも嫌だったので、正直に来年から世界一周する予定なので出来る時間もあまりないので、と辞退させていただいた。

ところが、

「あらちょうどいい!」とおばさま。

「うちね、外国の方もたくさんいらっしゃるし働いているのよ!」と。
そのおばさまが見せてくれた写真には、たしかに店内らしき場所でいろいろな国籍と思われる方々が楽しそうに写っている。そしておばさまが手渡してくれたチラシには店名や地図、ちょっとしたメニュー表記などとともに、
「スペイン語 フランス語 アフリカ語 中国語 英語 ロシア語を話しましょう」
といまいちどんな状況なのかわからないキャッチコピーが書いてある。

逃げ場が無くなった。しかしちょっと面白そうな気もする。

その後、おばさまのスキーの大会で世界を周っていた?のよ、などいろいろな話を聞いた後、では今度とりあえず一度行かせて頂きますと言ってから解散しました。なんだったんだろう。いつもあんなふうに勧誘しているのか、何かしら怪しいものに巻き込まれたのか。

帰宅後店名で調べてみましたが、普通のお店のようでした。
そんなわけで今度一度行ってみようかなと仄かに考え中。
もしそこで言葉覚えられるとなればそれはとても嬉しいしなぁ。

そんな感じの秋の終わり。今日は雪が降りました。

この日記の続き。
三日マスター
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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