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デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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あいかわらず暇なので琥珀美術館へ

どちらかというと、世界一周のブログ書いてる方々って皆さんあっさり目じゃないですか。サラッと読めて、写真たくさんでわかりやすくて、みたいな。なので僕は煩雑で雑多な感じで行きたいと思います。一行で済むことなどを延々言葉尽くしたりして長々書くような。誰の特にもならないけどね!シンプルイズベストの逆を行きます。しんぷるゐずべすと的な。適当すぎて意味が分からない。

今日もデモの影響で動けないデー。いえー。

とはいえ個人的な事情により朝からドキドキハラハラしていたので、特に暇をしているという状況ではありませんでした。だからと言って何かしていたわけでは全然ないんだけどもね。でもそのドキドキハラハラもお昼過ぎには終えまして、結局のところ暇人。いつでもどこでも暇人。アリストテレスに羨ましがられちゃうわ。スコレー。暇だからシコレーって覚えた高校時代。ひどい。実践しております。何の話だ。

チラと聞いた話によると、ここらには世界第三位の琥珀の鉱脈があるそうで、言われてみればそこら中に琥珀の装飾品売ってるわってな次第。「琥珀美術館」なるものも近くにあるそうなので、さほど興味もないけど見に行くことに。なんせ暇だから。琥珀と言えば一番にジュラシックパークが頭に浮かぶ世代です。グラント博士!(うろ覚え)
ほんでとりあえず向かって近くまで来てから気づいたんですが、「琥珀美術館の」スペイン語がわからん。どこ?それっぽいものあるべと思って来たけど、ここの街並みは教会とか多いからだいだいそんなものに見える。どれ?

「Museo del Amber」(うろ覚え)なるもの発見。ムセオってミュージアムっぽいよね!アンバーって琥珀な気がするよね!そんなノリで入館。あってました。わーい。入館料は20ペソ。「カメラだめ?」って受付のお兄さんに聞いたら「はい」って言うからダメかと思ったんだけど、そういう意味じゃなくて良いよという意味のほうのはいでした。この感じ英語の時から苦手だわ。なんかあったよね、日本と「はい、いいえ」が逆な感じのあれ。
建物自体はまぁまぁでっかいんですが、琥珀が置いてあるところはちっちゃいです。小中学校の教室三つくらいをくっつけたくらいのサイズ。数分で見終わります。こんな感じ。

トリケラトプスいた!グラント博士!ロストワールド!

綺麗。ミラーリみたい。タップしたらクリーチャーがやたら強くなります。わかる人だけわかってください(たぶんいない)

琥珀で再現された海中。贅沢。
なんか知らんけど仮屋崎さんかテリーさんの忘れものも展示されていました。

割と古い装飾品が展示されているのかなと思ったんですが、こんな眼鏡もあったりとか、琥珀で作られたちっこいラグビーボールがあったりとかいろいろ適当でした。虫が中に入っているものも多数。蚊やサソリなどいろいろいろろ。
こんな具合に特に感動もなく新しい発見もなく見学終了。受付付近に琥珀で作られた装飾品などのお店があったので、エバーグレーズで見たあのカラスよろしくオレンジ色した花を手に入れルンルン気分で退館しました。どうやって届けようかな。

本日のすること終了!まだ夕方だよ!
ここでまだ一日何も食べていないことを思い出したのでプラプラ食事処を探す。まだメニューを読むのはハードルが高いのよね…。それに最近体があんまりご飯食べたくない期。でも食べないでまた体調崩したりしたら嫌なので目に入ったお店に入店。なるほどなるほど。全然わかりません。
なんとなくでこの一番下に描かれているケサディーヤ コンビナーダとやらを自信満々で注文。しかし何かしら言ってくる店員さん。どうやらこの下に描かれている五つから何かしらを選べと言っているようである。ん?ナパル、ハモン、サルチーカ、ティンガ、チャンピニョン。はは~ん。完全に謎。
とりあえず名前の響きでチャンピニョンを選択!しかし受付のお姉さんはそれだけ⁉みたいな反応。どうすれっちゅうねん。奥のおっさん店員は「それだけでいいんだろ」的なことを言っているようなんですが、お姉さんが「違うわよ、この人わかってないだけよ」的なことを返して待ってくれている。どうしようかな。何個選べば良いのかもわからんかったので、逆にこの五つともを指でクルクル指して全部選んでみた。「全部で良いのね⁉」みたいにまた驚かれたけどどうやら作業に入ってくれたようなので正解だったみたいである。良かった良かった。その何かしらが全部含まれている料理がこれ。
平たいでっかいトルティーヤの中にたっぷりのチーズと具が入っているもの。この具の種類を聞かれていたのかな。とりあえず全部突っ込まれたみたいだけどこれめっちゃ美味しかったです。食べるとピザみたいな味になります、口の中で。でもピザより美味しい。おすすめ。たぶんケサディーヤという料理。

一日が終了です。あとは宿に戻ってたらたらら。
明日もまた立ち往生デーなので、何をしようか考えながら就寝。
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デモの影響で立ち往生

とりあえず暇なのでたらたらと文章を綴る。

本当は今日サンクリストバルを離れ、もろもろ寄りつつパレンケまで北上しようと思っていたのですが、それが出来なくなってしまったために予定をなくしてただ暇をしているわたくしでございます。最初は理由がわからなかったんですが、どうやらデモの影響によるものみたい。此処からパレンケなど北へ向かう道は一本しかなく、そこを封鎖する形でデモが行われているために通れないんだそう。なんてこった。邪魔すぎる。でもてことはデモとしては効果が大きいということなのかな。ふむふむ。
なのでパレンケをスルーして北上なら出来るのかなと思ったけどそれも出来ない。どうしようもない。迂回できなくもないようですが、わざわざ丸一日と余計なバス代かけてまで迂回するのもな、と思いサンクリストバルに滞在中。二、三日でこのデモは終わるそうなのでそれまでは我慢かな…。こんな予定じゃなかったのですることのない一日。何か見どころないかなと思うんだけど、どうなのかな。町を少し離れていろいろな民族の村を見に行けるようなんですが、それもあまり気乗りがしない。船で川を上って綺麗な滝を見に行くこともできるらしいんですが、それもそんなに惹かれない。ふんぬらばー。

とりあえずたらたら街歩きである。といってもだいたい近場は一昨日昨日で見てしまったんだけどね。グアテマラでのんびりしすぎたから駆け足で北上しようと思っていた矢先の出鼻くじかれ具合。ぬぬぬー。
んな気分でふらふらしつつ適当に入ったごはん屋さんで「Conejo」の文字を見つけました。これはサンペドロで宿の娘さんに教えてもらったスペイン語!ウサギです。どうやらこのお店ではウサギが食べられるようだったので食べてみることにしました。たぶん人生初ウサギ。昔何かの文章でいろいろな動物の肉を食べたことのある人が、一番旨い肉はウサギの肉だ!と言っていたのを見たことがあったので食べたかったのです。適当にConejoと名前につく料理を注文。どんなんかわかりません。ほんで出てきたのがこれ。
おー!美味しそう!最初ただのスープかなと思ったんですが、スープの中にお米とジャガイモがたくさん入っているものでした。想定していなかったお米美味しい。シャバシャバなおじやみたいな。猫まんまみたいな。お肉も美味しい。鶏肉に似ている気がします。というか見た目も手羽先みたいだったし。美味しいけど一番なのかな、ほかの調理法でも食べてみたい。コバンで食べた七面鳥よりは美味しかったです。うまうま。

今回の旅行中の密かな野望として、干支の十二支のお肉を食べてやろうと思っている。出来るかな、出来ないかな。今のところ、ウシ、ウサギ、トリは食べました。ヒツジとかウマは食べたことあるけど旅行中じゃないからカウントどうしようかな。難関はリュウ、トラ、サルかな。リュウはワニとかコモドドラゴンでなんとか許してもらえないかな(己に)。イノシシはブタでいいかな、違うかな。まぁそんな感じです。

ここの町にはこんな感じの車が良く走っている。可愛い。こういう車好き。
これなんか後ろについてるバージョン。これも可愛い。
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反政府ゲリラ組織「サパティスタ民族解放軍」の村、オベンティックへ

朝、昨日は夕暮れに到着したため、そんなに町を見られていなかったのでとりあえず散策を開始。

昨晩ライブをしていた広場を眺めたりプラプラプラプラ。
この町の前に滞在していたサンペドロの宿(Casa de Nagare)の奥さん(ガビさん)に、「クリストバル教会から町を見下ろすことが出来る」と聞いていたので早速行ってみる。



おおー、長い階段。左上に小さく見えているのがサンクリストバル教会。
まっすぐ登るかと思いきやジグザグに蛇行しながら登る階段。途中にはちょいちょい犬がいる。なぞの少年たちもいる。メモ帳差し出して「名前を書いて!」と言ってくる。何故かと聞いても答えない。とりあえず何度かやり取りをしたんだけど、意味が分からんかったので無視して突破。なんかにやにやしながらこっち見てるのが嫌な感じでした。たぶん名前書かせてから募金に持ち込むのだと思う。

そんなこんな到着した上からの眺め!どーん…?
…。木の邪魔さ加減よ。あんまりスカッとした景色は見られません!葉が落ちている時期ならいいのかな?
教会は白と赤(?)のちっちゃくて可愛い教会。赤色の種類を言えるようになりたい。上の写真の階段途中にあるベンチの色って何色?
教会の中に入ると天井と通路の中心は同じなんですが、正面の装飾が若干左にずれているので左右対称になっておらず、絶妙なむずむず感を味あわされます。

続いてフラフラ。なんかいた。
ポップなRPGとかに出てきそうなお城。スーパーマリオRPGとか。
これはなんなんだろう。よくわかりません。微妙に傾いているのか全く写真の平行が取れませんでした。

さらに続いてフラフラと市場を歩いていたら急になんか出てきた。

サントドミンゴ寺院?たぶん。でっかい。そしてかっこいい。でもデカいからどこが正面なのかはよくわかっていない。
この町の市場はみんな店ごとに白い布で覆われているので全体的に白い印象。デカい公園全体が市場なんだけど、店は全部内側を向いているから外から見ると白い何かよくわからない空間でしかない。

特に買う気もないけど市場の中を歩く。面白い刺繍の服だなーとか、これお土産にいいなー、でもなんで自分がお土産にいいなと思うものはなんの使用用途もなくでかいのかなーとか適当適当。
そしたら目に入ってきたのがこれら!

雑にしか写真撮れてないのでわかりづらいかもしれませんが、これはただの指紋のデザインじゃなくて、目と口の部分がくり抜かれている目だし帽と指紋が合体したデザイン。
そしてこれはバンダナを口に巻いている女性。

あれ?これってサパティスタ?(だっけ?)、と思ったわけであります。別にTシャツが欲しいと思ったのではないのです。Tシャツ着ないし。それでもう少し周りも見てみるとマルコス副司令のデザインTシャツもあった!あの目だし帽して帽子かぶってるやつ。こりゃ間違いなくサパティスタのだなーと気付く。こんなグッズ的なのあるんだなー。

僕自身サパティスタ自体名前と若干のなにかしらを知っている程度だったもので、なんでこんなところに売っているのかなーと思いつつ宿に戻って検索してみる。するとなんと1994年にサパティスタが武装蜂起した4都市のうちの一つがここサンクリストバル・デ・ラス・カサスでした!知らんかった!

さらに!
なんとここから一時間ちょいで「オベンティック」という彼らの居住区へも行くことが出来るのだと!全然知らんかった!
一応ほんのちょっとだけサパティスタについて説明をしておくと、かつては武力による革命(目的は貧困層の救済)を行おうとしていた方たちですが、今現在は武力を用いない革命のやり方 にシフトしており、世界的に新しい革命の形であると評価されているゲリラ組織。でも武力用いなくても「ゲリラ」なのかな。そう自称をしているらしいからそうなんだろうけども。情報も武器的なことかな。
先住民族を主体とした組織ですが、一応リーダーとされている「マルコス副司令」は非先住民族。

興味があれば個々人調べてくだされ。

歴史やら現状やらを何となく学び、時間もあることだし行くことにしました。行き方わからんけど。


まず得た情報は、
・バスで行ける。
・居住区へ入るには面接が必要
・壁に描かれた素敵な絵がたくさんある。
この3つのみ。

め、面接?まぁなんとかなるべ。

とりあえずバスがありそうな方面へ歩く。
でもバスはたくさんあるんだけど行先が全然違うので、人に聞きながら捜索。
「私はオベンティックへ行きたい、バス、何処で、乗れる?」的な発言しまくり。
みんなとても親切だったのでほどなくメルカドを少し北に行ったところで発見。
乗合バス、33ペソ。264円。
途中人が乗ったり下りたりしながら一時間ちょいで到着。
運転手に「オベンティック」とだけ言われ、礼を言いつつ下車。

こんなとこ。
写ってるのが乗ってきた乗合バス。
周りにちょろちょろ建物があるだけで村的なものはないんですが…と思いながらちょっとあるくとそれっぽい場所がありました。この道から横にそれてまっすぐに下る100mくらいの道があり、その両側に家が並んでいるという場所。説明下手くそか!
何故ここがそれっぽいかというと道が鉄の柵で通行止めにされているからであって、そしてさらにバンダナで顔を隠した門番がいるからである。怖い。
(上の写真で赤い車が入ろうとしているのがその道。車の目の前には赤い柵があって、100mくらい下り道がある。)

どうしよ。超一人ぼっち。門番めっちゃこっち見てる(二人)。よっしゃ!と気合を入れてから一旦様子見で通過。でも何も無かったので戻って来て門番に話しかけてみました。
「ここ、オベンティック?入りたいです」
カタコト。カタコト音がなるお人形さんなんじゃないかと思うくらいに片言(?)。
門番の人の回答。
「ぺらぺーら」
ああ、なるほど、理解不能です。下調べしなさすぎだったかなとかすかな後悔が過る。

「ぺらぺーら」
「えーと」
「ぺらぺーら」
「ワタシ、ハイリタイ」
「ぺらぺーら」
「可能?無理?」
「ぺらぺーら」

みたいな会話。これでも頑張ったほう。
そしたら門番のうちの一人が「お前そこで待っとけ」的なことを言ってどっかへ行きました。
たぶんそう言われたのだろうと大人しく突っ立って待つ。
門番はすぐに戻ってきたんだけど、「まだ待っとけ」的な仕草をしたのでまだ大人しく待つ。

暑い。

数分したところで別な男性登場。柵まで真っ直ぐ歩いて来て僕に手招き。
そして柵越しに始まりました、面接!
名前、国籍、職業とかはだいたい質問もわかったし、回答も出来たんだけど、徐々に質問が難しくなる。たぶんここへきた目的、なのかな?何きかれてるかよくわかんなかったんだけど、面接のおじさんが優しくて少し英語混ぜてくれたり身振りで示してくれたりでなんとか理解。
しかし「絵を見に来た」が言えない。「ワタシ、ノゾム、ミル、エ」みたいな感じ。なかなか通じなくてこっちも身振りでなんとかなった。
次が「なんちゃらティエネスなんちゃらオーガナイズなんちゃら」とかそんな質問。聞き取れたのは英語のHAVEにあたるティエネスとオーガナイズという単語のみ。組織?組織持ってますかって何?と思ってから、こういう場合の質問ってどんなんされるかねと考えて、たぶん思想信条、宗教とかそういう組織のこと聞いてるんだろうなと判断。
「ノ テンゴ(持ってません)」と回答。
思想信条とか持ってないってどう取られるのかなと思ったけど特に問題なく。あとはたぶん此処に来たの何回目?って聞かれて初めてだと答えて終了。

「そのまま待ってて」と言い残してさるおじさん。誰かに今の内容を話してまた判断するのかな?
それにしてもこの待ち時間が長い。20分くらいかな、またお日様の下で柵の前に立ってるだけ。でもなんとなく雰囲気にも慣れてきて、門番の人に「あなたの写真撮って良い?」って聞いて「NO!」って言われたりしつつのんびりしてました。

その後戻ってきたおじさんに良いよと柵を通されてあっさり中に入ることが出来ました。
と、思ったんだけど、何やら別な家に連れていかれ、そこで少し偉いのであろう方と少しお話。
全然何を言われているのかわからなかったけど、とりあえず写真は撮ってもいいけど人を映してはダメだと言われたことだけはわかりました。
話し終えてから座って待っていると二人の女性が現れ、この二人と一緒に見て回れと言われる。

了解です。
それにしてもこの二人の女性、バンダナの上から覗く眼がめっちゃ鋭い。なんか変なことしたらすぐさま組み伏せられそうな感じ。でもただ歩くのもつまらないからやたら「あれなに?これなに?」と質問しながらの散歩。だいたいなんて言ってるかわかんなかったけどね!

とりあえず壁の画をば。

入って最初にある家の絵。右に描かれている麦わらかぶったひげのおじさんが「エミリアーノ・サパタ」というメキシコ革命の中心人物だそうで、この人の名前「サパタ」の思想を引き継いだサパタ主義、ないし此処の方々サパティスタなんだそうです。よく描かれている。左中央に描かれている目出し帽を被ったかたつむりもよくモチーフになっています。これについてはあとで。

ともろこし一粒一粒に人の顔が。日本ではお米一粒にも神様が~と言ったりしますが、とうもろこしが主食のこっちでも同じようなニュアンスなのかなという理解。
食事処もありました。ペンギンという名前、絵は完全にピングーかね。

でっかいサパタさん。このでっかい帽子メキシコのイメージ。

これは女性主体。兵士とサパタさん。

ただでっかいかたつむりーと思って今貼るときに気付いたんだけど、これオベンティックの地図だわ。上の横線が道路で、そこから一本下り道。右下の「ESTAS AQUI」って書いてある星のところがこの絵の場所。地味に重なって書かれている二匹目のピンク色したカタツムリの眼が「i」の点になっているのが可愛い。

これが学校。学校も前面に絵が描かれている。子供たちも結構いましたが写真撮れず。挨拶したら普通に挨拶を返してくれるかわいい子たち。バスケしてたりサッカー場もありました。

これはお土産屋さん。ここで少しお土産を買いました。

とてもカラフルな建物。これは病院。
右端のバンダナをしているマリア様、これもけっこう描かれている。


カタツムリ兵。言っているのは「ゆっくり、だが進んでいる」。
自分たちの革命の成果はゆっくりではあるが、着実に進行しているということを示しているのだと思います。いいねー、前進。動き回っているけど何も進んでいない自分からは羨ましい限り。進む方向どっちかねぇ。



散策終了。一時間の予定で入ったんだけど村が小さいことと話が出来ないこともあって、40分くらいで見終わってしまった。話せればもっと聞いたりなにかやったりできるのかな、残念。

帰り。此処で問題発生。帰る手段がない。
来る時のバスが途中で手を上げている人を乗せたりしていたので、それで乗れるのだろう、と思っていたし、たぶん乗れるんだろうけど、全然通らない。通らないから手を上げるとかそういう以前の問題である。
来ないかなーと門番に見守られながらけっこうな時間が経過。その間そこらを観察していて気付いたのは、けっこうみんなヒッチハイクをして乗っていくなぁということ。最初は迎えが来ているのかと思ってみていたんだけど、どうやら違うように見える。町と町が離れていて、その間に家が点在しているからこういう文化が発達したのだろう、と勝手に推測。
此処ではヒッチハイクをするのが普通!と決めて海外初ヒッチハイク。座ったまま通った車に挨拶程度で手をあげてみる。ヒッチハイクする制度がない場合「なんか挨拶されたな」としか相手が思わないであろう謙虚具合。それでもすぐ止まってくれる車。

「なんとかかんとか!(たぶん町名)」と言ってくるおじさん。
この段階で町の名前を言う時点でヒッチハイク制度があるであろうことほぼ確定。
なので「サンクリストバル!」と返答。
「あー、なんちゃらかんちゃらマス」(マスは「以上」の意)
なんとか以上、と言っているんだけどサンクリストバル以上のところに行くなら、残念そうな声色になる理由はないので、この場合「以上」は目的地以上のところにサンクリストバルがある、というようなかかり方をしているのだろうと判断。お礼を言ってバイバイ。

次の車。それも同じ反応。やっぱりサンクリストバルまでは遠いから行かないのかな。
そしたら運転手の兄ちゃんが「なんちゃらかんちゃらオトラなんとか」と言う。
オトラは「別の」という意味なので、途中の町まで行くからそこで別な車拾えよ、ということだと判断て乗せてもらう。ちょっとドキドキ。ヒッチハイクだけどお金かかるのかな、制度的にどうなのかな、と思って聞いたら12ペソでした。96円かな。

謎の町でお礼を言って下車。来る予定もないし今後来ることもない町だろうと散策。
そしたらなんとここでもお祭りをやっていました。謎のお祭り遭遇率!
でもまだ準備中のようでしたが。
何やら観覧車などを空き地に作っていたりと、こういう移動式遊園地みたいなのも来ている大きな祭りみたい。どこの町のなんの祭りなのか全然わからんけど。
こんな衣装の人がたくさん。
とりあえず何となく散策して町で流れている音楽聴いて、屋台のおじちゃんからフライドポテト買って子供とじゃれて車拾ってサンクリストバルへ。途中助手席に二人で詰め込まれてかなり厳しい体制になりました。車マニュアルだから僕の腰にゴリゴリと…。
ここから宿まで30ペソだったので帰りは合計42ペソ。行きとそんな変わらんかった。

そんなこんななかなかいろいろ詰め込んだ一日でしたー。

どんどん適当になっていくブログの文章でしたー。
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さよならグアテマラ!こんちはメキシコ!

やっとこさグアテマラはサンペドロ・ラ・ラグーナを発つことになりました。想定よりもものすごく長居をしてしまった。もろもろの体調不良もそうですが、何よりもこの居心地の良すぎる宿が悪い。素敵すぎる。そんな日本人宿「Casa de Nagare」についてはまた改めて詳しく書きたいと思います。

朝五時半、まるまる二週間も泊まっていた部屋、お世話になって居た宿を離れる。ご主人のススムさんは朝早いのに起きて見送ってくださいました。また何年か後に絶対来ようと思えるそんな場所でありました。みんなバイバイ!犬たちも!

朝焼け前の町を抜ける。
サンペドロからはまずボートでパナハッチェルという町まで行き、そこからバスで国境を抜けメキシコ入り、サンクリストバル・デ・ラス・カサスという町を目指すという一日の流れ。ボートは朝6時発、これに遅れるとバスに乗れないから必ず15分前には来るように!と何度もバスを予約したところで言われていたのですが、いっつもだいぶ遅いじゃんかと心の中で愚痴りつつ、どうせ6時過ぎてから出発するんだろうけど一応5時50分には桟橋到着。
到着してみたら遠くから親父が大声をかけてくる。
「パナハッチェル!?」
「そうだよー」(のんびり)
「急いで乗れ!もう出発するぞ!」
え⁉なぜ⁉とりあえずダッシュ。てかもうすでにちょっとボート動かしてんじゃん、ギリギリじゃん。僕が乗ったらもうすぐ出発。何この間一髪。6時前に出るんかい。遅いのは良いけど早いのは勘弁してほしいです。
ボートってどんなボートかなぁと思っていたんだけどモーターボートでかなり早い。20人くらい乗れる。船の前のほうがギュインギュイン跳ねて水がバッシャーバッシャーなってます。イメージと違う。でもデカい湖だからこれくらいないとダメなのか。そのめっちゃ早いのでもたぶん対岸の町まで25分くらいかかったんじゃないかなと思います。

パナハッチェル到着。6時15分くらいだったかな。
ここでバスに乗り換えるんだけど、どこにバスが来るのか僕は知らない。「ちょっと歩いたところよ」的な説明を受けていたからとりあえずあたりを見回す。するとお爺さんがこっちに来て「サンクリストバルか?」と聞くので「そうです」と答えると、「この通りを真っ直ぐ突き当りまで行って町の中央へ行け」と言うので「ありがとう」と返してから言葉に従う。いやぁ親切な人がいて助かりました。

とりあえず突き当りまで来た、のだが、それらしいものが見当たらない。仕方ないまた質問タイムだ。そこらの通行人に聞く。わからないらしい。ガソリンスタンドのお兄さんに聞く。わからないらしい。ここで同じバスを探している超イケメンバックパッカーに話しかけられ、二人してわかんないよねーという事に。この人は若くて細いゲイリーオールドマンがバックパッカー役やってるって感じの人。めっちゃかっこいい。でも全然口を開けずにボソボソ間延びした言葉を話すので全然何言ってんだかわからん。どれくらいわからないかというと、この人はスペイン語と英語が話せるようなんだけど、今この瞬間にどっちの言葉を話しているのかわからないくらいには聞き取りづらい。町の人にも何回も聞き返されていた。あとたぶんちょっとラリッてると思う。薬噛んでる時のレオンのゲイリーさんみたいよ。髪型はフィフスエレメントのほうみたいだけど。

別の人に「あっちだよ」と言われてそっちへ向かい、またそこで「あっちだよ」と別なほうへ歩かされる。何これ、騙されてない?ゲイリー兄さんもかなりイライラ気味。終いにゃシェラという別の町行きチキンバスの運転手が僕のチケットを見て、「おーこのバスだよ、乗っていきな」とか言ってくる。絶対違うじゃん。それでいや違うよと断ると、そこらで集まっているダラダラしてる運転手とみんなで馬鹿にしたように大爆笑。なんだこれ。パナハッチェルの人々は意地悪なのか?
そのやりとりの後ろでゲイリーさんは別のおじさんからまた別な道を教えられ、イライラしながら「こっちだってよ」と一応教えてくれる。「なんだこの細い道、絶対違うだろ」的なことを頭がりがり掻きながら言う兄さんついていく。それしか道ないし。でもやっぱりそれも行き止まり。工事車両の駐車場しかありませんでした。このあたりでたしか6時50分。バスは7時発。間に合うのかこれという焦燥感とイライラが兄さんを包む。「携帯あるか?」『ないよ』「くそが」『店で借りられないかな』ということで店に入って、チケットに書いてあるサンペドロの旅行会社へ電話することに。

ゲイリー兄さん電話。僕は兄さんの指示により店の前の道をそれらしい車が行ってしまわないかチャック。そこへまたあのチキンバスの運転手のオヤジやってきて、「おい、バスの乗り場まで乗せてやるからチキンバス乗れよ」と言ってくる。こいつ絶対嘘つき。「今電話してるから」と断る。オヤジ舌打ち。なんだこいつ。パナハッチェル意地悪だな。
ゲイリー兄さん電話終了。「船のところで待ってりゃ良かったんだと」とまさかの発言。完全に歩き損じゃないか。しかも発車時間は迫っている。此処けっこう船着場から遠い。とりあえず向かうしかない。でっけーバックパック背負って早歩き。ゲイリー兄さんのは超ちっさいけど。でもそれにしても兄さん歩くのめっちゃ早い。かなり歩くの早い部類に入ると自負している僕が、全力で早歩きしても差を広げられる。早いなー、なんて長閑に早歩き。

あれ?ってことは一番最初の爺さんがこの発端?あのお爺さんの勘違いだったのか、はたまは旅行者を迷わせて喜ぶ妖怪なのか否か。

そんなこんな、途中からダッシュしたりで船着場に着いたんだけどバスの姿はない。でも旅行者っぽい人は何人かいる。つまりバス来てないんだろうね。おせーよ!助かったけど!座って休んでたら問題なくバス到着。朝からいい運動でしたよちきしょうめ。

あとは微睡んでたらたら乗ってるだけ。途中何度か休憩しつつメキシコとグアテマラの国境へ到着。国境付近は露店だらけ。
グアテマラ‐メキシコ国境の銃と赤子。

国境手前の遮断機を車で越えてグアテマラ側の出国手続き。それを終えると自分の荷物を背負ってメキシコへ入り、そっちで待っているバスに乗り換え。ほんでしばらく走ってから次はメキシコの入国審査。此処には麻薬犬くんもいます。可愛い。尻尾ふりふりお仕事中。通った車止めてトランクに前足かけてクンクンして去るだけの簡単なお仕事。ゲイリー兄さん大丈夫かなと思ったけど大丈夫でした。

あとは真っ直ぐサンクリストバルへ。朝7時に出発して17時の到着となりました。10時間の旅。これくらいならもうなんとも思わないな。車にも酔わなくなってきたし。とりあえずこれがサンクリストバール!
なんかやたら人がたくさんいる。なんだろ。これが通常?なんかライブ会場みたいなのまであるけど?セマナサンタ?よくわからぬ。宿はサンペドロのCasa de Nagareの情報ノートに書いてあった「Casa Mu」という韓国人のご夫婦がオーナーさんの宿に来てみました。宿の奥さんに暖かく迎えていただきチャックイン。一泊ドミトリーで100ペソ。800円。
あ、そだ、通貨の単位が替わったので計算が楽になりました!かける8するだけ!素敵!大好きメキシコ!グアテマラは13とか14をかけなければならず、算数苦手な僕は大苦戦を強いられていたのです。大好きメキシコ!
奥さんに今日の祭りを聞いてみたところ、どうやらサンクリストバルが出来た日のお祝い祭りらしい。なんという偶然。お祭り運がついております。じゃあそれ見てきますねーと荷物置いて出発。

サンクリストバール!
ライブやってる!なんていう曲だっけ!運動会でよく聴くやつ!あと「おにーのパンツは、いーパンツ ふにふにーふにふにー」みたいな感じの歌付きのやつとかやってた!グリッグラグリッグラってやつ!声の響き具合がめっちゃすごかったです。いやー見られて良かった良かった。
あとは周囲適当にプラプラ。日本を一緒に出発してアメリカを旅したコーヘーのブログかなんかで見た町。お互い今はバラバラだけど、先に相手が行った町に後から行っている形なのでちょっと不思議な面白い感覚。しかしおすすめされたファラフェル(?)という食事処は発見できず。
「ソカロのホコ天裏の道にある」ってことだったんだけど、歩行者天国の範囲が広く、さらにどこの裏なのかが難しい。ぐぬぬ。

疲れたから散策は明日以降として食事。とりあえずそれほど高くなさそうでメキシコ料理っぽいお店へ。料理は今はこれしかないけどいい?と言われてそれを注文。25ペソ。200円。
メキシコっぽーい。たぶんだけども。旨かった!辛かった!おばちゃん優しかった!

こんな具合に1日終了お休みなさい。

これから日記このスタイルで書こうかな。模索模索。
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サンペドロ・ラ・ラグーナ 12日目 突然の強い腹痛と吐き気

ここではたっぷりのんびり長居させてもらったけど、そろそろ動こう!最初の体調不良を直すためのゆっくりも、今やただのんびりしているだけだし、ちゃんとメキシコ目指さねば!
と思ってシャトルバスも予約して明日出るのだと決めていたのに、また体調不良である。
俺やる気あるのかな?俺の体がやる気ないのかな?てか免疫力が弱いのかな?

着いてすぐに体調壊して、治ってきたくらいで手に謎の水疱作って、ほんで出ようという頃に腹痛と吐き気。今後が心配だよあたしゃ。

そんなわけで出発延期。バスのキャンセルないし日程の変更できるかなと思ったけど出来ずにお金は払い損でした。まぁ翌日のお腹の調子によっては行けないこともないので腹依存とも言えるんだけど。
iPhoneでもこのパソコンでも「はらいぞん」が一発で「腹依存」になる。なぜ。そもそもそんな言葉ないでしょ?なぜ。

一日腹下しながら吐き気に耐えつつ腹痛に覚えるのみ。
何この腹痛。今まで味わったことのないタイプなんですけども?
不定期的にやって来て体丸めたくなるくらいに痛い。でも割とすぐおさまる。なんだこれ。

具合悪い時や酔っている時、眠たい時はいろいろ意味の分からない方向へ頭が回るもので、一人てろてろ頭回して考え事をした気になっているそんなひとりぼっち。

素敵なおっぱいの画像をひたすら集めるだけの存在になりたい。集めたものは別に見返すこともなくて、それは集めている時にしか見ないから、じゃあなんで集めてるんだろ?と時々思うんだけどすぐそんなの気にするのは辞めてまたおっぱい画像を集め始める。そんな生き物になりたい。いや生き物じゃなくてもいいか。
とか、そんな意味の分からんことを考えていた。

どーでもいい話その2。
モンスターハンターというゲームの中にランゴスタという若干鬱陶しい虫がいるんですが、「ランゴスタ」ってスペイン語で「伊勢エビ」って意味なんですって。どうでもいい。

どーでもいい話その3。
イカはスペイン語で「カラマール」。超絡まりそう。覚えやすい。でもこの旅行中にスペイン語で「イカ」のことを相手に伝えなければならない時ってあるのかな。どうでもいい。

そんなこんな。体調管理ができず予定がズレズレになるアホな男の独り言でした。
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