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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

ボリビアのアマゾン「ルレナバケ」で始まるイライラタイム

【繰り返されるイライラ波状攻撃】

ここのところイライラしかしていない私です。
旅は楽しい方が良いので当然イライラなんかしないほうがいい。
極力しないで過ごしたいし、嫌なことがあっても出来るだけスルーしたいんだけど、もう最近は許容量を軽く上回るイライラの波状攻撃でもう全部が嫌になって来ている。気分も本当に荒んでいて、普段なら可愛いと思うようなものにも舌打ちをしたくなる。こういう精神状態の人が多くなると世間が冷たくなるんだろうね。こんな人が多いからお互いまたイライラするし、イライラしている奴にイライラする別な人がいてまたイライラがっていう連続。イライラはしない方が良い、ほんとに。

そんなわけでアマゾンの自然満喫して動物眺めてリフレッシュしようという試み!
まぁ結果から行っちゃうとそれも大失敗に終わるんですけどね!

早朝、集合場所へ荷物背負って向かう。
車がピックアップしてくれて、飛行場まで運んでくれる予定だからだ。
でもその集合時間が五時半~六時っていうちょっと意味不明な感じ。
一応五時半前に行っておいたんだけど、当然他の人が来るのは六時なわけで、車が来たのはさらにその少しあと。30分以上気温4度くらいの中で震えておりました。ボリビアではもっとルーズに生きて行くことにしよう。とか言っても結局時間前に行動しちゃうんだろうけども。

車で移動すること一時間弱くらいかな?寝ちゃってたからわかりません。
飛行場についてびっくり。
僕の利用した会社は飛行場って言うか明らかに軍用の敷地で、迷彩服の方々がそこら中にいる。そして気持ちのいい挨拶をしてくれる。荷物検査などはなく、受付もない。ただの軍用飛行場。
ゲートくぐったらすぐ滑走路、そして他にあるのはでっかい倉庫だけっていうあっさりしたもんでした。 ラパスールレナバケ間は滑走路などがあまり整備されていないせいか、雨が降ると飛行機が飛ばない。離着陸の際に滑ってしまって危ないからだと聞いたけどどうなのかな。取り敢えず天気が悪かったので飛行場でかなりの時間待機。待合室なのかなんなのか、VIPルームに通されてちょっと面白かった。 中はフカフカのソファーがあるんだけど、そんなことよりひたすらに寒い。みんな寒い寒い言いながらひたすら待つ。いつ飛ぶかわからないからいつまでかわからない待ち時間が続くってのがちょっときつかったです。 待ち時間の間に話したチリ人のカップルに「ボリビアの後はチリに行くつもりだよ~」と言ったらチリのおすすめスポットをたくさん教えてくれました。iPhoneのメモ開いて渡したら全部打ってくれた。優しい。
しばらくしたら食事も出るってんでみんなでパン食べて、天候も良くなったので出発。
ルレナバケへは一時間くらいで到着します。バスで20時間と考えると全然違うんだなぁと。
飛行機は20人乗りくらいのちっこいの。エンジンの下からタイヤが出るので見ていて楽しい。
眼下にアマゾン眺めながらの到着となりました。

【ルレナバケ!】

ルレナバケ到着。これも空き地に滑走路が一本あるだけの場所。周りにはなんもない。そして暑い!ラパスはあんなに寒かったから覚悟して来たのにめっちゃ暑い!飛行機降りた瞬間眼鏡もカメラのレンズも一瞬で曇りました。

この飛行場からルレナバケの町まではツアー会社の車が運んでくれるんだけど、予約時にはこの代金も込だったはずなのに何故か10ボリ(約150円)請求される。あれ?と思いつつまぁ大した額じゃないから乗ってきた人みんななんとなく払ってたけど、あとから確認したらやっぱり料金に含まれてた。ぐぬぬ。

町に着いたらアマゾンツアー探し。僕は飛行機だけしか予約しておらず、ツアーはこっちでと考えていたので何件か周って探す。しかし、一件も今日これから可能な会社はない!
それもそのはずこの時点で飛行機が遅れたりしていたので11時過ぎ。すべてのツアー出発時刻は9時、どこにも行けるツアーは存在しませんでした…。

【これ大問題!】

改めて僕の飛行機の予定を書いておくと、7月4日の早朝ルレナバケ到着。
4日から5日6日と2泊3日のアマゾンツアーに参加し、ルレナバケに戻って一泊、翌7日早朝の飛行機でラパスへ戻る、という予定。チケットを予約したところで説明された工程もこれ。一緒の飛行機で来ていた他の観光客の人らも当然みんなこの予定。
しかし、今日ツアーに行けなくなった時点で、この予定は完全に不可能なものになるのである。この予定穴だらけ過ぎてやばい。飛行機が1時間でも遅れると成り立たない工程。まじファック、ス。

一緒の飛行機で来ていたチリ人のカップルとたまたままた会い、お互いの現状を話す。
彼らはツアーまで予約していたようなのだが、当然参加できず、明日からのものに変更したと。
でもどう考えてもこの予定は問題ありだよねーと会社の文句を言い合う。
彼らは一泊二日にするのか、飛行機を伸ばして二泊三日にするのかこれから考えるとのことだったのでそこでお別れ。

僕は一人ふらふらしつつ、とりあえず今日は一泊するしかないので宿に入りました。
※宿情報は一番下で。


【ツアー会社巡り】

宿で休憩してから改めてツアー会社を巡ってどうしようか考える。
何件か周った感じ、料金は二泊三日で500~800ボリと行ったところ。約7,500円くらいから12,000円くらい。想定していたより高かった。数年前よりは値段が上がっているようである。ラパスの町でツアーまで組もうとすると650ボリと言われていたので、ラパスでも現地でもそんなに変わらない感じかな。たぶん。全部は周ってないからわかんないけど。

さらに衝撃的だったのが、二泊三日でも一泊二日でも値段が変わらないという事。
もともと一泊二日というツアーがあるわけではなく、二泊のツアーとして出発して、二日目に三日間のツアーを終えて帰る予定の別なツアーに足されるという形なので、一泊二日はやっていないツアー会社が多い。どういう一泊二日になるかで、どの動物が見られなくなるかは違うようでした。もうこの時点でいろいろ面倒になってくる僕の精神。

いろいろ調べてやっぱり二泊三日がいいなと思ったので、今度は航空券の時間か日にちをずらせないものかなと試みる。ツアー会社は航空会社とも提携しているようで、チケットを取れるというところも多かったから、僕の持っている飛行機の予約の紙(?)を見せたりして、変更できないか聞いて周る。

でも出来ない。

こことラパスを結ぶ飛行機の路線は二つある。
「TAM(タム)」と「AMAZONAS(アマゾナス)」。
僕が乗ってきたのはミリタリー系のタムと言う会社だそうで、一日に一本しか飛ばず、時間の変更が出来ないそうだ。「アマゾナス」なら日に何本かあるから夕方に変更すれば二泊三日に参加することも出来るんだとさ。むむむ。

もう時間的にも厳しくなってきたので、とりあえずツアー会社で明日出発の一泊二日ツアーを500ボリで予約。そして今から直接航空会社に行って、日付の変更が出来るか確認し、できたら二泊三日にしたらいいよとツアー会社の人が行ってくれたのでそれに甘える。優しい。いやこの時は優しいと思った。

いざ航空会社に到着して紙を見せようとしたら、無い。あれ、ツアー会社に置いてきたわ、ってことで戻る。しかしツアー会社に戻るとそんな忘れ物はないと言う。いやいやいや、数分前にあんたに見せたやつジャン。ここ以外で出してないんだから無いわけないと伝えるんだけど、無いと言う。なんかにやにやしてる。腹立つ。なんだこいつ。さっき優しいと思ったの勘違いだわ。

紙が無いまま航空会社へまた向かい、紙が無いんだけど予約はあるはずだから変更できないかとパスポートなどだして交渉。しかししかし、そんな予約はないと言う。え?明日の便にあなたの名前はありませんと。しかもなんか対応すんごい面倒くさそう。なんだそれ。適当にもほどがあるだろうと。
ツアー会社名義とかになっていて僕の名前じゃないのかな?そう思っていろいろ言ってみるけど無いし変更できないしでお話終了。

基本的に手際の悪い自分が悪いんだけどね、穴だらけの予定とかさ、ずさんな管理とかさ、嘘つく人間とかさ、そういうのにほんとうんざり。まず絶対俺の飛行機のもろもろが書かれた紙あそこのツアー会社にあるからね。

理由はわからないが航空券の紙を隠されてむかついたのでそこではツアーに行かないでキャンセルすることに。向かうと何故か大掃除中。何故にこのタイミングで。
また僕の顔を見てニヤニヤしながら「航空券あった?」みたいなことを聞いてくる。腹立つ。
「無かった。だからあんたんとこのツアーキャンセルするわ」と伝えると、え、なんでなんで状態の兄ちゃん。知ったことか、金返せ。
そしたら「今は掃除中だからお金ない、二時間後に来い」とのこと。
は?払わず閉店して逃げるつもりかと思ったんだけど、絶対払うから大丈夫というので、近くの店で酒飲みながらまったり待つことに。イライラを若干のビールで抑える。お店の子供と遊んで癒される。料理も酒も美味しかった。


【お金回収に向かう】

二時間立って逃げられたら嫌だったので少し早めに向かうと、彼が何やら言ってからバイクでどこかへ。しばし待っていると戻って来てちゃんと払った分を返してくれました。でもその時に急に「航空券あったかもしれない、まだ掃除中だけどたぶんあの書類の山の中だから一時間したら取りに来て」と。なんだそれ。意味不明だろお前。何がしたかったんだよ。ニヤニヤ無いよっていって今度はあるかもしれないとか謎すぎてやばい。

一時間酒飲んで待つ。まだ夕方だけどさっきのと合わせてもうでっかい瓶ビール三本空いた。

一時間後向かうがまだ掃除は終わっていない。
もうちょい待てと言う兄ちゃんに今すぐ出せと伝えると、書類の山をガサゴソした後に出てきました僕の航空券。しかもそれだけビニール袋の中から。明らかにわかって保管してた感じじゃないか。なんなんだこいつ。不愉快極まりない。
それを受け取ってすぐにまた航空会社へ向かうももうすでに営業時間外。シャッター閉まってて変更も確認も不可能。

もう今日は何するにしても無理だから帰って寝て、明日朝早く航空会社が開いていれば変更できるかの確認をして、開かないようなら一泊二日飛び入りで行けるツアーを探すことにしました。

今日一日は一体なんだったんだろうね。
もう正直アマゾンとかどうでも良くなってて、数日ルレナバケで寝て過ごして帰っても良いような適当なテンションだったんだけど、まぁ行っとこう、明日はちゃんと早起きしようと自分に言い聞かせて就寝となりました。不愉快。

ちなみに、一緒の飛行機できたチリ人カップルは同じホステルでして、結局飛行機の変更が出来たから二泊三日にしたそうだ。
めめめめめめめめめめえめめめめえぇえぇぇぇぇぇっぇぇ。
なんで俺だけぇぇぇぇぇぇぇ。

まぁ仕方ない。
そんなこんな散々な一日でした。
ちなみに今日の鬱陶しかったルレナバケのツアー会社は「FLECHA TOURS」というところです。日本語で書かれたツアーの感想とかも貼ってあったから有名なところなのかもしれない。でも僕は好かん。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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