ラパス二日目 もうラパス嫌い ・ボリビア 2014年07月03日 【今日あったこと】・食事が合わないがゆえにテンションが下がっているということもあるのだろうと、ラパスで有名な日本食レストランへ行き、若干回復する。・たまたま見つけて入った美術館がとても面白く、良い発見をしたものだとテンションが上がる。・俺に足りないのはアドレナリンなんだ!そうなんだ!ということで、死人が出たこともあるデスロードという崖を自転車で下るツアーを予約。予約日は明日。・ジャングルへ行くための格安航空券を発見。そこへ行くには崖の危険なバス20時間という選択肢か、高いが一時間の飛行機という選択肢があり、どうしようかと迷っていたのですが格安があったので即決。でもその航空券も明日飛ぶというものだったのでデスロードはキャンセルないし日付の変更をしようと思う。・しかしそのキャンセルがなかなかできずいろいろ頑張る。イライラしながら頑張る。しかし出来ない。ハイパーイライラタイム到来。恒例の盥回し開始。これだと何のために格安航空券を見つけたのはわからず、結局損する感じ。もうこういうツアー会社嫌いすぎてやばい。諦めて金をドブに捨てようかな、っていうかそれしかないのかね。有り金全部ATMで下ろして全部破って燃やしてさらに破り捨てて日本に帰ろうかなっていうぐらいな気分の現在です。意味が分からん。そんな一日の詳細をば。 【日本料理屋けんちゃん】ラパスには有名な日本料理屋があるらしい、というのは何かを調べている時にたまたま見つけて知っていた。でも特に行こうというつもりはなかったんだけど、昨日中途半端に食べてしまった日本食もどきのせいで本当の日本食が食べたくなり行くことにしました。昨日行った「Thai Old Town」という店も悪くは無かったんだけど、パッサパサの米はどうしたって日本食じゃありません。しっとり白米が食べたくなったんだー!軽く場所を調べたら全然遠くなかったので歩く。徒歩10分とかくらいかな?大通りを歩いて一本細い道に入ったところにすぐあります。日本会館という建物の三階。日本でいう三階。ボリビアは日本でいう二階を一階というシステムのようです。どこ式だっけ?イギリス?なのでボリビアで言うとここはたぶん二階。 日本食レストランけんちゃん!でもけんちゃんと言うと個人的にパッと浮かぶのは見たことないけど洗濯y(略頼んだのはカツ丼とミニラーメン。米欲ラーメン欲を一気に解消しようという試み。 まず出てきたのはカツ丼!しかも僕はヒレカツ丼を頼んだのでたしか51ボリ!(約750円)高いけどまぁ良い!お味のほうは求めていたカツ丼です!日本食!日本で食べたらうめぇ!とはならない味ですが、ここはボリビアだし、今まで全然日本食食べてないし、それにカツ丼自体美味しいものなので美味しいです。でも味噌汁は残念。味噌汁欲を満たすだけと考えてもちょっと不十分。味薄いし出汁薄いしなによりぬるいし。漬物もそんなにです。って文句ばっかり書いてるけど美味しかったよ!満足ですよ!それから食べ終えてだいぶん待つんだけど出てこない僕のミニラーメン。本来なら「ラーメン大盛り!」とか行きたいところだし数年前なら確実に行っているんだけど、もう年だし学習もしているのでミニです。偉い。そして儚い。お客さん多いし時間かかるんだろうなと置いてあった日本の漫画を読んで待つことにする。ここに置いてある漫画の好みがなかなか好きな感じです。浦沢直樹のプルートウとかあるし、高橋ツトムのスカイハイはよくあるにしてもブルーヘヴンまであるし、藤田和日郎の邪眼は月輪に飛ぶもある。どれも好き。ふひー!なんとなくプルートウのイプシロンあたりから読み始める。全然ラーメンは来ない。何度か泣きそうになりこの漫画を選んだことをちょっと後悔する。まだラーメンは来ない。店員がこっちをちらちら見ている。そして動いて何か持ってくる。伝票。しかもミニラーメン分も含まれている。いやいやいやいやいやいやいやいや。食べてない。食べてないよボクミニラーメン。と伝える。焦る兄ちゃん。急いで厨房へ行き。ミニラーメンなんちゃらかんちゃら~って言ってた。ここは片言ながらボリビア人の店員さんが全部メニューを日本語で言うからなんか良い。あと個人的に若干驚いたのは現地のお客さんらも大半がお箸を普通に使っている。上手出はないし、みんな下のほうを持って使っているんだけどちゃんと箸を使えている。アメリカでもそんな感じでけっこう驚いた覚えがあります。もう箸っていろんな国の人が普通に使えるものになっているのねぇ。結局プルートウ9巻10巻を読み終えてブラウ1589カッコいいなー、でもアトムの頼み事ってなんだったのかよくわからないんだよなー、読解力が無いのかな俺には?なんて思っているところでミニラーメンが届きました。 一言でいうとこれ美味しくないです。麺が意味わからん。なんなんこれ。ていうかもう麺だけじゃなくて全部美味しくない。スープもチャーシューも全部。フードコートの安いラーメンより美味しくない。とりあえず美味しくないから頼まないこと推奨です。ミニラーメンで25ボリ。400円くらい?漫画たちに別れを告げ、退店。【たまたま見つけた美術館】ほんとたまたま見つけた美術館。けんちゃんへ行く途中の大通りで見つけ、気になったので帰りに寄ってみました。入ってみたらばこれが大正解でとても面白い。いろんな絵があります。此処はラパスでは有名だったりするのかな?しないのかな?わからんけど個人的にはめっちゃおすすめのところです。入場料は15ボリ。カメラ持ち込みは20ボリ。恒例の人間よりも高いカメラの入場料であります。合わせて約500円くらい?本当にいろいろな絵がある。写実的なの抽象的なのあとなんていうかわからんけどそういうの。そして画材もいろいろ。油絵だったり水彩だったりあとなんかわからんけどそういうの。そして絵だけじゃなくて立体もあって、彫刻とかブロンズ像とかあとなんかわからんけどそういうあれこれ。めっちゃ面白い。今まで行ったことのある美術館トップレベルに面白い。建物は三階建てで意外と見応えもある。絵にはほとんど値段が書いてあるから買えるのかなと思う。これ面白い。左の赤系の色のところは布で出来ている。おばあちゃんの顔は紙が何枚も貼られて形成されている。面白面白。 牛?牛。 躍動感。ここほんと楽しい。おすすめ。【デスロード予約】気分転換に帰り道でデスロードというツアーの予約をする。元はバスが通っていた道なんだそうですが、ほっそい崖の道ゆえにその頃は毎年バスが転落するという事故があり200人近くが亡くなっていたそうです。今は新しく別な道を作りそこは使用されていないので自転車で下ろう!という遊び。絶対日本では成立しないよね。しかもデスロードなんて名前で実際にこの自転車でもなくなっている方がいるという冗談じゃないデスロード。日々に刺激が無いのが最近テンションが低い理由かなと参加することにしました。アドレナリン!俺にアドレナリンをくれ!!って感じ。たぶん。南米の観光で成り立っている町は本当にそこら中ツアー会社だらけ。多すぎて意味が分からん。全く同じに見える土産屋とツアー会社ばっかり。つまらん街並み。値段は会社ごとに若干違うんだけど、内容は同じだし吟味したり値下げ交渉したりってのが面倒だったのでホテルの近くにあったツアー会社にお願いしました。使用する自転車のサスペンションなどによって価格が違うんだけど僕は380ボリ(約5600円)の奴にしました。これにはツアー代金とヘルメットなどの装備、朝昼食、崖下った後のシャワーとプール、生還した証しTシャツ、崖下ってる時の写真、などが含まれています。高いけどここでしかできないようなことだろうしやっとこーと予約。ういうい。【アマゾンツアーについて】ここラパスではアマゾンへ行って動物たちを見るツアーも有名なようで、そこら中にポスターだったり立て看板だったりがある。でもそれはラパスからすぐというようなものではなくて、ラパスからバスで20時間ほど行ったところにある「ルレナバケ」という町から出発し、二泊三日などで周るというもの。正直移動にはもう慣れてきているからバス20時間とか全く大したことはないんだけど、それが往復で40時間と思うと二日余計にかかるわけで、ツアーが二泊三日であれこれしてたらそのアマゾンツアーだけで一週間も消費してしまうことになる。さらに、このバスはさっきのデスロードのような道を通るものらしく、毎年事故が起こっているんだとか。亡くなる人、大けがをする人がいるルートなんだそうです。んー、行ってみたい気もするけどそんなでもなく、また面倒でもある。さらにその町への行き方はもう一つある。飛行機で向かうという手段。それだとなんと一時間で着きます。早。でもけっこうお高い。ツアー会社で確認したら片道約1万円でした。往復2万か。そんなにしてまで行くことも無いような気がする。ちなみにですが、帰りのバスは山側を通るので崖に落ちることはないそうです。だから行きは飛行機、帰りはバスっていうのも良いのかもしれない。まぁその辺は明日デスロードから生還したら考えよーと思い、フラフラしてました。したらば、明日発、そしてその三日後帰還という飛行機のチケットが900ボリで見つかりました。その日限定だって。約13000円。まぁ安い。高いけど落差を考えると安く感じる。ここから空港までも送迎してくれて、あっちの町でもツアー会社やホテルまで送ってくれるっていうやつ。んー。考えるのめんどくさい。これで行こう。即決。デスロードと日にちかぶっちゃうけどそれはキャンセルか日付変更してもらえばいいやーと航空券ゲットしていきなり明日の早朝にはアマゾンへ飛ぶことになりました。【デスロードキャンセルないし変更】ほいほーいってな具合にホテル付近のツアー会社までキャンセルしに来た!は良いものの、閉まっている。え、六時にしまっちゃうの?聞いてないよーうおうおう。これは困った。でも手段が無いわけではない。予約した紙にいろいろ電話番号とか他の住所とか書いてあるからね。やばい。書くの面倒になってきたから簡潔に書こう。まず電話してみたが出ず。携帯も出ず。なんでだハゲめ。お次、提携しているのかなんか知らんけどホテルの住所が書いてあったのでそこまで行って受付で説明してキャンセルとしようとする。しかしホテルの受付は此処では無理だと言う。いや住所書いてんじゃんかと食い下がるも、この会社とホテル関係ないとか意味わからんことを言い始める。なんだそれ。じゃあこの紙に住所書くなハゲ。お次、予約した場所は総合代理店的なもので、明日のデスロードツアーを行っているのは別な会社だったのでそこまで行ってみる。閉まっている。そりゃそうか。いろいろしているうちに時間けっこう経過したもんね。どうすることもできぬ。最後、明日の集合地点として提示されたホテルの受付に行き、取り敢えずお金どうこうではなくて、これキャンセルするから明日自分が来ないけど出発してくれということを伝える。伝えた相手が「じゃあその会社にはこっちから連絡しておくから明日自分で言って確認してくれ」的なことを言う。いや、だから明日もっと早い時間の飛行機でアマゾン行くから無理なんだって何度言っても理解してくれない。もうなんでもいいやと面倒事終了。たぶんデスロードのお金返って来ないんじゃないかな。とするとだ、もう一回デスロードに行こうと思うと、この安い飛行機探した意味が全くない。っていうか今の段階ですでにデスロード分払ってるから意味ない感じ。なんかもう説明すんのもめんどくさいからいいや。とりあえずもう全部めんどくさいって現状です。これは自分が悪いケースってのは当然なんだけど、無駄にツアー会社増やして窓口ばっかり大量にあるから全然連携出来てないんだなってのが良く分かる感じでした。クスコからずっと不愉快。イライラしかしていない。まじファッキントッシュ。ファッキンオンザヘブンズドア。移動とかツアーで毎度イライラしている自分がいる。でも毎度毎度ツアー会社やバス会社は変わっているわけだ。じゃあ変わっていないのは何ですかって言うとそれは完全にボクなわけで、じゃあ原因はお前じゃんかって話ですよね。全部おれが悪い。反省してますすみませんでしたほんと心からのお詫びを申し上げたいと思います。…。話変わるんだけどね、「お詫び申し上げます」って謝ってんの?記者会見とかでみんなこれ言ってお終いにしてるけどさ、これ謝ってんの?「お詫び申し上げます」って「謝ります」っていうことじゃん。謝りますって謝ってないよね。「お詫び申し上げます、誠に申し訳ありませんでした」なら良いと思う。「お詫び申し上げます」自体に謝罪の意味が付加されてますって意見があるとしたら、それもわからなくない。でもなんか謝っている側が楽でずるい気がする。ちゃんと謝れハゲども。なんの話だ。昨日に引き続き荒んでおります。こんな醜い文章晒してしまったことについて皆様にお詫び申し上げます。…。ほらね、謝ってないよね。多大に誤っているのにね。おやすみなさいまししししし。こんなん最後まで読んでいただいてありがとうございましー。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR