左手 雑記 2014年08月20日 急にジュード・ロウを見たい気分になったので、見てない作品なんかないかなーと探して『ガタカ』という映画を見た。今日はそのガタカの話がしたい。いや主目的はガタカじゃないけど入りはガタカです。ネタバレでは無いつもりですがラスト付近のセリフについて言及するので、そういうのが嫌でガタカこれから見る予定です、という方は読まれない方が良いかもしれないです。そのセリフだけ聞いても意味や状況わからないから特にネタバレにはならないだろうとも思うんだけれども。ガタカがどういう映画かってのは大した問題ではないので省きますが、なかなか楽しめました。ジュード・ロウが階段上るシーンなんてこっちまで体に力が入ってしまったくらい。演出やらなんやらはあまり好みではなかったけどまぁ面白かった。しかし、ラストのセリフでそれが個人的には台無しである。急に冷静になっちゃった。「(小便をする時に)右利きの男性は左手では持たない」というセリフ。何を持たないのかっていうと当然イザナギでいうところの「成り余れる処」、要するに男根。ここで疑問だ。右利きの人間は左手で持たないのか?誰も知りたくない情報だとはわかってはいますが、僕は左手で持つのです。この四半世紀以上の人生において、おそらくほぼ毎日数回ずつは繰り返して来たであろう排尿という行為。中には右手で持ったこともあるでしょうが、おそらく99%は左手で持っているはずである。そんな僕からすると、決め台詞っぽく「右利きの人間は左手で持たない」なんて言われても何も決まってないしポカーンとせざるを得ない。これは利き手の問題なのかな?右利きの人は右率が高いのか?左利きの人は左率が高いのか?子供の利き手って何歳くらいでほぼ確定するのでしょうか。利き手ってより習慣な気がしなくもない。少ないサンプルですが僕以外の他二人の男性にこの質問をしてみたところ右1一人、左一人。なので今のところサンプル数3だと左手が優勢な現状である。ジーンズのチャックの形上、左手でチャックを開けることはまず無いだろうと思う。そこからの動作が違うのだ。左手派は恐らくチャックを開けた右手でそのまま右方向に社会の窓を開く。右手派はチャックを開ける段階ですでに左手が社会の窓を左方向に開くように動かしており、チャックを開け終えた右手を離して次の作業に使う。なるほど。なんとなく右手で「成り余れる処」を保持するというのは違和感があるように思えたが、動作してみるとなるほど自然である。むしろブリーフなりトランクスなりボクサーパンツなりの社会の窓的な開口部に開く方向から考えると右手のほうが入りやすい構造ではある。とはいってもパンツ自体はジーンズと違い生地が柔らかいため開口部に方向なんてのは些末な問題でもある。んー。男子トイレでは自分以外の人が排尿している姿をもう無数に見ているはずなのに、どっちの手が使用されているかってのを気にしてみたことがなかったから思い出すことも出来ない。あ、両手使うこともあるか。普段から両手使いの人もいるのかな?たまに手を添えてない人を見ることもある。インド人はみんな左手で、とか決まってたりするのかな。不思議。サンプル増やして考えてみたいからどなたか教えてください。コメントなり電話なりなんなりで。こういうかなりの回数、かなりの人数の人が行っている行動なのに、一人ですることが多いから他の人がどうしてるかってことを意外と知らないんだなっていう事、面白い。当たり前と思っていたことが当たり前じゃなかったり、あり得ないと思えるような手法で行っている人がいたり。例えば排便後のお尻の拭き方とか、自慰の行い方とか。なんかもうちょい綺麗な例は浮かばないものかね。トイレットペーパーの使い方、使う量も人によって全然違うし、前から拭く人、後ろから拭く人。左から拭く人、右から拭く人。これもあまり利き手がっていうんじゃなくて習慣によるものな気がしている。統計取ってどのやり方が一番多いのかとかやったら面白そうなのになと以前から思っている。自慰も面白い。男性についてしか知らないけどね。仰向けだったりうつ伏せだったり座ってじゃなきゃ無理って人とかなんかよくわかんない姿勢の人とか。するのも利き手の人、利き手じゃないほうの手の人、寂しがらないように交互に使うとか言う人、第三の手の人。ほんといろいろ。やりかたも千差万別。射出方法や方向、場所もそれぞれでこれまた面白い。その後も面白い。ここでは詳しく書かないけどね。他人の一人の時間て全然知らないからほんと面白い。知りたい教えて教えて!っていうのじゃないけど、ふと話してみると全然違ってとても興味深いってことがあります。だからガタカの脚本、監督の方がどうしても不思議。女性なのかな?と思ったんだけど男性だったし。彼の周りには利き手で排尿するよって人しかいなかったのかな?よくわからんちん。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR