【世界遺産】チャビン・デ・ワンタル(チャビン遺跡) ・ペルー 2014年06月17日 【ワラス付近の世界遺産】ワラス四日目、ついにワラスっぽいことをしようと動き始めます。ここワラスはすぐそばに世界遺産に登録されている場所が2つもあります。一つは「ワスカラン国立公園」という自然遺産。ペルーで最も高い山「ワスカラン山(6780m)を含む広い自然公園。世界で最も高いところにある自然公園でもあるんだそうです。6000mを越える山がいくつもある、その雪を頂いている山々やそこの動植物が綺麗な場所。そしてもう一つが今日行く「チャビン・デ・ワンタル」という文化遺産。チャビン文化の代表的な遺跡なんだそうです。チャビン文化って初めて聞いたくらいの僕なんですけどもね。何やら地下通路が凄まじい遺跡らしいです。そういえばあの「在ペルー日本大使公邸占拠事件」の時の突入作戦名も「チャビン・デ・ワンタル」だったそうです。たぶんあれも地下トンネル掘って突入したからだろうね。というか、今の人らってこの事件知ってるのかな?個人的にはペルー、リマと聞いたら一番にこれが思い浮かぶくらいなんだけど、よく考えたらあの事件は僕が小学校高学年くらいの事件だったはずなので、僕よりいくつか年下の人らはあんまり知らなくても不思議じゃないだなと今実感しました。いや、話を遺跡に戻そう。リマ症候群についてとか書きたいことまだあるんだけど、それはまたリマに着いた時にでも書きます。今は一旦遺跡の話をば。あ、いや戻す前にもう一つ。はげちゃびんって何処から来てる言葉なの?ただの気持ちいい語呂具合?茶瓶?これはただの悪口って認識で良いんだよね?てかこれ全国区の言葉?「はげちゃびん」って小さい頃ちょいちょい使った言葉なのでどうも「チャビン遺跡」ってアホっぽく聞こえてしまいます。他の人はそんなことないのかな。言葉って面白いなぁ。とりあえず何やら早々から脱線しまくってますが、今日はその「チャビン遺跡」へ向かいます。 こんな景色の中をバスで三時間くらいだったかな、進んでいきます。 【チャビン遺跡への道】僕は今回ツアーを利用しました。MONY TOURSという会社。胡散臭い眼鏡のおじさんが受付をしているけれど、僕が結果的にこの遺跡以外のツアーも含め三度利用しましたが良い会社だったと思います。チャビン遺跡へはツアー以外で行くことも出来るのかもしれないけど、行き方調べたり、それについて料金なんだかんだしたり面倒だし、ツアー料金もさほど高くなくスペイン語わからんながらもガイドさんの話あるのとないのとでは結構わかること違うからなツアーでいいやと。往復のバス代が35ソル(約1400円)、別にかかる遺跡の入園料が10ソル(約400円)です。朝の八時半頃に会社の駐車場に集合。バスに乗り込む。駐車場に集合せず、ホテルで待っている人を拾いながらチャビン遺跡へ向かいます。途中こんな湖にも寄る。 ケロコーチャ湖?とても綺麗。そして標高3980m。さらっと富士山よりも高い場所だからなんか驚いて良いのかなんなのか良く分からん感じになる。朝ごはん食べるのにちょっと時間取ったり、この湖に寄ったりしつつ、だいたい三時間ちょっとくらいでチャビン遺跡に着きます。山道クネクネ登って下って、高低差で耳が疲れます。あ、道中でおそらく氷河が解ける時に削ったのであろう亀裂も見ることが出来ます。 裂け目から木が転び出ているようで綺麗。山の出産。いや山の破片にも見えるな。氷が解ける。溶けるって書きたくなるよね。ふょふょふょ。チャビン遺跡には昼過ぎくらいに到着!でも思ったより大きくないし、さほど綺麗でもない。 だもんで個人的にはけっこうガッカリ遺跡。前述したとおり地下通路がかなりすごいそうなんだけど、それを見られるのも少しだけなのであんまりそのスケール感も伝わってきません。 地下の奥の方に何やら雰囲気のあるモニュメントもある。 でもちょっとライトの補正によるずるさも感じざるを得ない。ここはこの丸い顔のオブジェでも有名みたいなんだけど、この場所では一つしか発見できず。でもこの後に行った博物館には大量に展示されています。けっこう面白いので是非ご覧あれ。ツアーによってはこの遺跡だけのものと、博物館にも行くものがあるようなので、行かれる方は予約時に確認されるのが良いと思います。お土産ゾーン。Tシャツの模様は上の顔のオブジェのものなんだろうけど、僕にはどうしてもシーサーに見えて突然アンデスに沖縄感が溢れました。 これで遺跡自体はサラッとお終い!【チャビン・デ・ワンタル博物館】お昼ご飯を挟み、またバスでほんのちょっとだけ移動して博物館へ。 鶏肉ばっか!鶏肉ばっかか!博物館。 そこの位置口で思いがけない日本の国旗。 日本が諸々支援したんですって。だからか中のいろいろな説明文に珍しい日本語の文もあるので、スペイン語や英語がわからなくても読むことが出来ると言う親切設計!中はカメラ禁止で受付で預けてしまうので写真はありませんが、なかなか楽しめる展示となっています。遺跡と博物館を見たら帰るだけ!バスでの往復と遺跡、博物館を見るだけで一日が終了!帰り道の景色はもう橙になっちゃいます。 ワラスに戻るともう時刻は7時頃。帰り道でピザ食べて明日に向けて眠りましたとさ。 明日は標高5200くらいまで登って氷河を見に行く予定!お楽しみに!おやすみなさい!最後まで読んでいただきありがとうございました! ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR