さらばホルボックス! ・メキシコ 2014年04月16日 見苦しい自己憐憫にどっぷりと浸かりながら幼い自分を愛でるのが大好きな人間である。それすなわち現状においても同様なんだけどそれには極力気づかないようにしている、そういう可愛い人間である。僕は。そんなん数年前に辞めたつもりだったんだけど、結局のところ変わっていないわけで、なんのためにフラフラして地元帰って親と顔突き合わしてなんだかんだ話をしてみたんだっていうね。ただ積年の愚痴を放出してすっきりしただけのことか。哀れ。現状もただ知恵の足りない可愛そうな己。自己憐憫の無限後退である。なんのこっちゃ。朝日と挨拶してから眠り、チェックアウトのためにすぐ起きる。何やらシーツが体のところどころにくっついている。乾いて固まった血のせいだ。右足はふくらはぎから脛へと向かってパックリと切れ、ヒジやら肩やらからも出血。左足のサンダルは破損。爪の隙間からも血が出ていたりでなんか体ボロボロやん。たぶん昨日飲んで飛び込んだ海で岩やらなにやらにやられたのだろうと思う。ちょっと反省。あくまでちょっと。そして久しぶりの二日酔い。いや飲んで寝てから早すぎるから二日酔いというか、これはただの酔いではなかろうか?酔いではないか良いではないか。部屋のみんなにもうこの島離れるの!?とか言われながらチェックアウト。のんびりしたい気もしたんだけど、まぁなんとなくです。次はどこへ行こうかね。連絡先の交換をしてバイバイ。普段連絡先交換しても全然連絡を返さない僕なんですが、彼らにはちゃんと返すだろうと思います。うむうむ。ちなみに部屋のカギを紛失していたのでデポジットとして渡してあった50ペソは返ってきませんでした。何から何までダメダメである。島を歩いて港へ抜け、またちょいと船に乗ってチキラへ。船が急に減速したからなんだよしっかり走れよ、と思っていたら隣をイルカが並走していいました!しかも二匹! ありがとう運転手さん!操縦士さん?よくわからんけどありがとう!そっからまた約100ペソ(800円)でバスに乗り、三時間でカンクンへ帰還。今後の予定を立てるため、ホルボックスへ行く前に泊まっていた「カサ吉田」へ、と思ったら満員で入れず、もう一つの日本人宿である「ロサス シエテ」へ行き泊まることにしました。別に日本人宿でなくても良いんだけど、次に行こうと思っているキューバへの情報が欲しかったため。存在は知っていたけど場所は全く知らなかったから勘で2時間くらい歩いたんだけど発見できず、俺の勘もここまで鈍ったか…とか適当なことを思っていたらそこらへん歩いてた観光案内かなんかのおじさんが案内してくれました。優しい。カンクンの日本人宿「ロサス7(シエテ)」はドミトリー120ペソ。あれ130ペソ?忘れました。とりあえずカサ吉田よりもちょっとだけ安い。あまり綺麗ではない、という前情報を聞いていたのですが、別にそう気になるほどは汚くないです。ベッドの数も多くて快適。Wi-Fiも安定。そして朝食付き。日本語の本が多い。漫画も。オーナーさんは少し不愛想というかぶっきらぼうというかに見えますが、話をすると優しい方です。ちょっとだけテンポが難しいけども。卓球台があってオーナーさんと勝負することもできる。この宿とは別にから揚げ定食などがある日本食レストランもされているそうで、昼間は宿にいなかったりします。そしてこのから揚げが美味し(そう)。調べもの調べものーと思っていたのに、この日は疲れのせいか二日酔いのせいかただ一人で食事してビール飲んで終了!ほんとはマスターキートンが懐かしくて読んでいたら寝ていたのでした!何か作業をしなければならない、と思っている時の漫画の吸引力凄まじい。なんかこれつい最近も書いた気がするわ。 ●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』 PR