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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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イエローストーン国立公園(sad code)

前日に到着した時には夜でほぼ見ることができなかったので、本日また改めてイエローストーン国立公園へ。夜に雪が降ったせいで昨日よりも路面状況は悪化。クネクネ山道を慎重に進みます。

イエローストーン国立公園はデカい。物凄くデカい。
イエローストーン内のツアーが三日やら五日やらという日程で組まれるくらいにでかい。

しかし今は冬。ほとんどの部分が封鎖されています。
ツアーや特別な車でなら入ることが出来るようですが、普通の車で入ることが出来るのは北ゲートのみ。そこは「マンモスホットスプリング」と呼ばれる湯気モクモクの巨大スポットが見られる。逆に言うと冬季はそれしか見られないということである。

正直に言いまして、此処は失敗でした。
他の時期ならかなり良い所なのだろうと思うし、冬もツアーに参加したり中まで入る手段があるのならとても楽しいだろうと思います。しかし普通の車でマンモスホットスプリングだけ、となるとおすすめできない。

だってこんなんなんだもん。

いや綺麗だけどね、たぶんこれ此処の美しさを白く隠してしまっている。

お湯がボコボコいっている一番の見どころであろうところもこう。

もう白いだけで何が何やら。

行った人たちの評価がとても高い場所なだけにとても残念でした。
刻一刻と変わる色だとか、そういう自然の時間経過見たかったなななな。
また来たいけど人生の中で此処に来る機会なんてそうそうない気がするのだよねぇ。無念。


ですが動物は若干見ることができました!

見事な角の鹿

鹿。


雪の中で休みバッファロー。

ここに来れば鹿とバッファローは飽きるほど見られます。
他にもコヨーテ、オオカミ、グリズリー、なんか超でっかい鹿(ムースとかエルクとか)、など諸々見られるらしいのですが、今回見つけることはできませんでした残念無念。

以上、イエローストーンを堪能できなかったお話でした。




昨日今日と延々運転をした。どれくらい走ったんだろう。
調べればわかるのだろうけど、別に知らべるほどのことではないな。

イエローストーンの雪道を抜け、冬期アメリカ横断の難所らしいロッキー山脈をあっさりと抜け、またしても名前だけでバッファローという町を目指した。バッファロー飽きるほど見てバッファロー。
ちなみにヴィンセント・ギャロのバッファロー‘66の舞台の町かなと思って目指して来たんですが、あれはニューヨーク州のバッファローらしいんで別の町でした。無意味。

そんな長い道中の運転席で気付いた。英語力まったく上達していない。悲しいほど変わっていない。どんな阿保でも三か月現地で過ごせばそこの言葉なんて話せるようになるさー、なんて話を聞くけれど、誰とも話さなかったら話せるようになるわけがない。
日中はずっと車の運転、夜は日記書いたり動画の編集をしたり。
話すのはガソリンスタンドの店員さんかモーテルの店員さんとかくらい。
英語の勉強なんてしちゃいない。
じゃあ日本人二人で英語話してりゃいいじゃんって話なんですが、それは「嫌だ」と言われたのでどうしようもない。全然アメリカにいる意味のないアメリカ横断。
ただ観光地巡るだけ、これじゃただの遠足じゃないかね。
人との関わりがない。今後はそういう機会を増やせるように心がけよう。
最悪この移動中は無理かもしれないけど、それ以降は積極的に!

れれれ。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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冬のグランドキャニオンへ(sentimental motherfucker)

ついに行きました。
観光スポットの王様、グランドキャニオン。
観光スポットの王様って恰好悪いな、なんか表現ないかな。
景観の帝王?いやそういうセンスが自分にはないということだけがわかりました。

とりあえず行ってきました、グランドキャニオン。

連泊していたカナーブから数時間車を走らせ、グランドキャニオン内へ。
今回は冬季でノースリムは閉鎖されているということで、サウスリムへ行ってきました。
いつもの如くほぼ下調べをしていないので、何処が見どころなのかとかよくわかってない。
取り敢えず行けばなんとかなると思っている。今までけっこうなんとかなっていないのに、まだなおなおとかなる思っている。愚か者の極み。本当に人間なんだろうか。

なんとなく着いた最初の眺めポイント。
…。うん、綺麗です。いや綺麗だよ?でもまぁそりゃこんくらいは綺麗だろうさ、グランドキャニオンさんですもん、ってくらいな感じ。何も想像を上回って来ない。
予想通りなグランドさんなうえに、今までレッドウッド、ヨセミテ、デスバレー、ザイオンといくつかの国立公園の後に見ると、新鮮な驚きもない。
逆に期待しすぎてごめんね、とキャニオンくんに謝りたい気分にすらなった。
僕がもっと過度な期待をしていなければ、テンション上がってパシャパシャ写真撮りながらすげー!きれー!やばい!とか騒げたんだろうに。君は綺麗なはずなのに、勝手に楽しみにしてしまった僕が悪いのさ、てな具合。

まぁでも眺めるポイントに依るんじゃないの?だって此処最初のとこだしね?

此処だけで彼を判断するのはまだ早いさ、ということでまた数マイル走り、次のポイントへ。

…。うん。こんなもんだよね。
こんなもんすぎて、此処もその前のポイントも場所の名前すら記憶でいないくらいだもんね。
キャニオンくんごめんね。

次のポイントはどーせ変わらんだろということで飛ばしました。

そして辿り着いた一番奥のポイント。
辿り着いたというか、来たんだから一応端までは行っておくか、というだけの理由。

此処はMother point overlookという場所。駐車場からちょっと歩く。
他の場所よりもはるかに人の数が多い。一番有名なところなのかな。どれどれ。

すげー!きれー!やばい!広大!壮大!うひゃー!ってなりました。若干。
さすがの貫録ですミスターグランドキャニオン。舐めた口きいてすみませんでした。



超広い。ほんと広い。それ以外特にいうことない。
何がどう綺麗とかそういうことじゃなくて、広いことが凄い感じ。でも綺麗。
己の語彙力の低さよ。
この景色はコロラド川さんが1000万年かけて頑張って作ったらしい。お疲れ様です。

グランドキャニオンは特に散策をするような場所もなく、ただ眺めるだけ。
完全に観光地として整備されていて、それが良くも悪くも。
行って眺めるだけなら車での移動時間以外ほぼかかりません。
駐車場から歩いてすぐだし。

何度も行きたいと思うところではないように思いますが、一度は行っていいんじゃないのかな。

そんなところ。
季節や見る場所でまた違うと思います。以上。

そいやあんまり真剣に写真撮ってなかった。
 
ちゃんちゃん。



電子機器の不具合というのは僕の神経をあからさまに逆撫でしてくる。魚で。

パソコンの調子がうんち。やってらんない。
クッキーの制限うんちゃらで諸々のログインできなかったり、止まったり、わけのわからん広告表示しまくり始めたり。僕は特にこの広告というのが本当に嫌いである。本当の本当に嫌いである。何あの出方。物凄い鬱陶しさ。絶妙なバランスで物凄くイライラさせてくる。
動いていたり、クリックの邪魔をしてきたり。あれなんの意味あんの。ほんとやだ。
iPhoneでも広告が画面上に出てくるアプリは基本的に使わない。だったら入れるときにお金払うから広告のせるのやめて。ほんとやめて。意味わからん。

そんな感じで今パソコン開くたびに本当にイライラします。
これ読んだ人が想像している以上に僕はイライラしていると思います。
本当にパソコン逆に折り曲げる一歩手前。この状況が続くなら、おそらく夏くらいには僕の手元にパソコンはないのではないかと思えるくらい。かなり必要な道具だからなんとか頭掻き毟りながら我慢しているけど、今すぐにでも液晶に拳骨全力で叩き込みたい。それくらいイライラしている。心の底から不愉快。

あ、そうだ忘れてました。これ以降の日記は今回同様、基本的に世界一周の日記を前半に書きまして、動画か写真で区切ってそこで一旦お終い、それ以降はこんなただの戯言を書き込み予定なのでそんな感じでお願いします。
前半だけ読むもよし、両方でもよし、後半だけなら特に読む意味ないと思います。ではでは。

あ、グランドキャニオンのカラス。

こっちのカラスは日本でよく見るのよりもちょっとずんぐりしていてちょっと小さい。
ような気がする。
そして飛び方も違う。日本のよりバサバサ飛ぶ。そしてトンビ見たいによく滑空もしている。
なんていう名前なのかなぁ。鳴き声も全然違って耳慣れなすぎる。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

TheWave()

TheWaveへ行ってきました。ザ・ウェイブ。
今はもうネットなどで広く知られているところだと思います。

砂岩の層が綺麗な波模様を描いている場所。
・一日限定20人しか入ることが出来ない。
・許可を得るまでその正確な場所を知ることも出来ない。
というのも話題になっている部分かなと。

で、そこへ行ってきました。割とあっさり。
こんな感じのところを1~2時間くらい歩いて向かう。


どんなだったか、という説明に言葉を費やせないこともないのですが、どう考えても僕の言葉よりも映像のほうが伝わると思いますので、そちらをどうぞ。見て帰って来てその日に勢いで作ったものですが、なかなか綺麗に出来ているのではないかと自賛しております。

【TheWave TimeLapse】


どうでしょう。美しさは伝わったでしょうか。
色違いの靴は僕の世界一周の相棒。てへ。

今後もこんな具合に少しでも綺麗な景色をお裾分けできればと思っておりまする。

一日限定20人ですが、直接抽選会場へ行って翌日の抽選で選ばれるのは10人だけです。
残り半分の10人は四ヶ月だかぐらい前からネットでの抽選で選んでいるそうです。
そこんとこよく把握していないので、もしネットで行いたいという方は調べて見るといいと思います。

僕は四か月前には世界一周すら計画していなかったので、当然カナーブという町の事務所にて前日(昨日)の抽選に参加。
カナーブというこの町はアメリカのグランドサークル(半径230km圏内にグランドキャニオンなどの国立自然公園などが集まっている地域)の中にあるので、当たらなければ数日この町に滞在して、そこらを適当にレンタカーで周ればいいやーと思っていたのですが、なんと初日一発目で当選。だもんで本日行くことができたわけであります。
当然日によって抽選に参加する人数も違うので、なんとも言えませんが僕の時は倍率2倍くらいだったんじゃないかなと思います。なので外れても2,3回行けば入れるくらいのもんじゃないかなと。
無責任発言ですすみません。

そんな具合のTheWaveでした。




アメリカは思っていたよりもとても素敵なところである。

本当に人が親切でフレンドリー。そして犬が可愛い。
これぞ先進国か、なんて適当な感想を抱くほどである。

しかし、不満なところもある。今回はそれをあげたいと思う。
その1、ビニール袋が弱い。もう超弱い。役目を果たしつつ、強度に問題あるよねーってくらないならまぁ別に良いのだけれどなんとそうじゃない。もう役目果たせてない。
ほんと一瞬で敗れる。そう敗れる。誤変換だけどこれでいいや。
すぐさま重さの前に屈服する。己の袋としてのイデアを豪快に放棄する。
そして重さ以外の何かにも弱い。もう何によってそうなっているのかわからないほどすぐに裂ける。というか気付いたらすでに裂けている。袋はもう裂けている。

持ったら持ち手が千切れる。ゴミ袋にしようと思うころにはどこかしら破けているか裂けている。漏れそうだけど漏れたら困るものを入れておくと、気づくころにはビニール袋からも漏れている。もうこいつ何にも使えない。
ビニール袋を丁寧に慎重に扱わなきゃならないなんて経験したことないわ。なんじゃいアメリカ。

そこが嫌。

あとティッシュがないのも嫌。なんで無いの。
ホテルにもモーテルにもあまりない。ある率30%くらい。
何に使うでもないけど、なんかちょっとした時に、あ、ちょいティッシュ、ってなるじゃないですが。その時に不在。不愉快。そういう時アメリカの方々はどうしているのかな。ティッシュ。
ティッシュがないことに気付くたびに、自分がどれほどティッシュに頼って生きていたのかを実感します。ありがとうティッシュ。ほんとありがとうティッシュ。
もしあったにしたって肌触りがもう別もんなんだよ、ありがとう日本のティッシュ。
あ、トイレットペーパーお前もだよ。ありがとうありがとう。

そういえば何故かアメリカのトイレットペーパーは鍵をかけられた状態でついています。
どういう状態かわかるかな、言葉じゃ説明しづらい。
トイレに使える状態でかけられているあれが、棒を外せないように南京錠でロックされているのです。
アメリカのトイレットペーパーは脱走するんでしょうか。
盗難防止なのかな、盗むのかな?よくわからないないない。
それと国立自然公園などは実にボットントイレが多いです。ほぼボットンです。
汲み取り式って言ったほうが良いのかな。汲み取り式ボットントイレです。重複。

嫌なところまだあるけどもういいや。

そんな感じ。ではではー。
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ブライスキャニオン()

本日行ったのはブライスキャニオン。
僕は聞いたことのない場所でした。あまり知られていないところなんではないでしょうか。
いやそんなことはないのかな。僕が無知なだけなのかな。ごめんなさい。

アメリカの国立公園に入るには毎回お金がかかる。大体車一台に付き$25。2500円ちょっと。
レッドウッド、ヨセミテ、デスバレー、ザイオンなどすでに支払いつつ通過して此処まで来て、そしてついにここで気付きました。国立公園の共通年間パスとかないのかな?

ね。ありましたね。1年間国立公園などに入れるパス。$80。
4つ以上行くなら完全お得。アメリカ横断をしようとするといくらでも通れてしまうので、絶対に勝っておいたほうが良いと思います。各公園の入場の時に買うことができます。
すでに結構バラで払ってしまっていたのがもったいない。
予備知識がないといろんなところでもったいないなぁ。下調べちゃんとしよう!と思うの何度目だろう。

話は戻しまして、
ブライスキャニオンはグランドキャニオン、モニュメントバレーなどを含むグランドサークルと呼ばれる地域の北側に位置するポイント。
冬でしかも雪が降っているせいか人はほとんどおらず、自分たちだけで満喫することが出来ました。

サンライズポイント、クイーンズガーデン、インスピレーションポイントなど、いろいろなスポットがこの公園内にはあり、車で移動したり、さほど長距離ではありませんが歩かなければならないところもあります。
個人的に一番綺麗だと思ったインスピレーションポイントの写真。


さほど知られていない場所(たぶん)なうえに雪を被っているという、なかなか珍しいものが見られたのではないかと思っています。此処良かった。インスピレーションが得られたかどうかはわかりません。
ファインダー越しに見ているからダメなのかな。直接インスピレーションを得られるように頑張れば良かったや。

毎日毎日阿保みたいにカメラ振り回しているからまともに世界と対峙していない気がする。
かと言って、カメラ置いたって別に変わらなそうだから、つまり僕が何も受け止めていないのはファインダー越しだからというわけではないということなんだろう。結局何が言いたいのかな。

ぺぺぺっぺ。
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モニュメントバレー(セントエルモの火)

僕は日本に帰るつもりでいる。
それはとても当たり前なことで、世界一周を終えたら日本に帰る予定である。
と、いうことはだ。
僕がアメリカで東西南北どちらに車を走らせていたって、日本に向かって走っているんだと言っても過言ではないのではないだろうか。どうだろうか。

例えば、ある時間を有意義に過ごしていようが、無意味に浪費していようが、その人が次の日に向かって直進していることに違いはない。
寝ていようがいまいが、努力していようがいまいが、誰かと過ごしていようが一人で耽っていようが、誰も翌日へ向けて突き進んでいる。
(この「誰でも」「誰もが」っていう意味合いの表現で「誰も」っていうの好きだから使ってみたかった。わかりづらいけど。「誰も(いない)」という使い方をする時とは発音も違うよね)

あんまり関係ないけど、英語のダイイングって言葉面白いと思います。
ダイイング・メッセージとかのDying。Dieの現在分詞?形容詞?的な。
そのへんよくわからんけど。
死ぬ、を行っているのに死んでいない感じ。
死ぬをingしてるこの感じ。
死に向かうということをしている有様を死んでいると表現している感じ。
ほら、今まさに死んでいます、みたいな。

何が言いたいのかと言うと、未来には確実に死が待っているわけなのだから、今まさに死に近づいているわけでありまして、そんな死にゆく私が吐く言葉はこれすなわち全てDying massageということにならないのかなどうなのかな。

どうでもいいかな。

脱線しました。

僕は毎日日本に向けてアメリカを右往左往している。
もし、日本に帰ってから誰かに会いに行く予定があるとしたら、僕は若干遠回りをしてその人に会いに行こうとしているんだよ、と言ってもいいんじゃないのかな。
あ、うんうん、今向かってるとこー、一年くらいで着くはずー、はーい、あとでねー、みたいな。

詭弁か。

ソフィスト好き。

夜中のフリーウェイをタイトルの曲を聴きながらこんなこと考えつつすっ飛ばすと楽しい。



もしくは、

 夜が終わる前に追いつけるかな
 どれくらい先にいるんだろう
 闇が怖くないのは君のおかげなんだよ 君も歩いた道だから

って気持ちで前の知らん車のテールランプを追いかける遊び。これも楽しい。
そして一番盛り上がる

 僕はきーみにむかってるんだー

っていう部分でアクセルを踏み込む。気持ちいい。

そんなことをしていたら後方から僕にまっすぐ向かってきた車が、鮮やかに僕を追い越しまして、青と赤の回転する綺麗な光で導いてくれました。

どうみてもパトランプです本当にありがとうございました。



P.S. 今日はモニュメントバレーに行きました。
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