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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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【世界遺産】チャビン・デ・ワンタル(チャビン遺跡)

【ワラス付近の世界遺産】

ワラス四日目、ついにワラスっぽいことをしようと動き始めます。
ここワラスはすぐそばに世界遺産に登録されている場所が2つもあります。

一つは「ワスカラン国立公園」という自然遺産。
ペルーで最も高い山「ワスカラン山(6780m)を含む広い自然公園。世界で最も高いところにある自然公園でもあるんだそうです。6000mを越える山がいくつもある、その雪を頂いている山々やそこの動植物が綺麗な場所。

そしてもう一つが今日行く「チャビン・デ・ワンタル」という文化遺産。
チャビン文化の代表的な遺跡なんだそうです。チャビン文化って初めて聞いたくらいの僕なんですけどもね。何やら地下通路が凄まじい遺跡らしいです。
そういえばあの「在ペルー日本大使公邸占拠事件」の時の突入作戦名も「チャビン・デ・ワンタル」だったそうです。たぶんあれも地下トンネル掘って突入したからだろうね。
というか、今の人らってこの事件知ってるのかな?個人的にはペルー、リマと聞いたら一番にこれが思い浮かぶくらいなんだけど、よく考えたらあの事件は僕が小学校高学年くらいの事件だったはずなので、僕よりいくつか年下の人らはあんまり知らなくても不思議じゃないだなと今実感しました。

いや、話を遺跡に戻そう。リマ症候群についてとか書きたいことまだあるんだけど、それはまたリマに着いた時にでも書きます。今は一旦遺跡の話をば。

あ、いや戻す前にもう一つ。

はげちゃびんって何処から来てる言葉なの?ただの気持ちいい語呂具合?茶瓶?
これはただの悪口って認識で良いんだよね?てかこれ全国区の言葉?
「はげちゃびん」って小さい頃ちょいちょい使った言葉なのでどうも「チャビン遺跡」ってアホっぽく聞こえてしまいます。他の人はそんなことないのかな。言葉って面白いなぁ。

とりあえず何やら早々から脱線しまくってますが、今日はその「チャビン遺跡」へ向かいます。 こんな景色の中をバスで三時間くらいだったかな、進んでいきます。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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新しい相棒!

【そういや靴を持っていない】

ワラス三日目。遺跡に行こうかな?いやいや氷河を見に行こうかな?
なんてことを考えていたらふと気づく。

あ、俺靴持ってない。

そうなのである。僕はチチェンイツァにて日本を一緒に出発したブーツを失って以降、ずっとサンダルで過ごしてきておりまして、今現在もなおサンダルしか持っっていない。しかもそのサンダルも壊れに壊れて四代目。その四代目ももう三日に一回はダクトテープを張り替えないと使えないというありさま。 これ。よくこんなので今までずっと歩いてたなと自分でも思う。シント・マールテン島から延々このありさまです。
この状態でトレッキングしようだとか、舐めてるにもほどがある。

そんなわけで新しい相棒となる靴を探すことにしました。
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温泉!温泉!!温泉!!!

【モンテレイという名の温泉】

ワラス二日目。此処は周囲の山々やトレッキングで有名なところなんですが、今日はそういうところへは行かずまず休憩!3000m越えてるところでいきなりトレッキングして高山病くらいとかごめんなので!
だもんで今日は近くにあるとらしい温泉へ行くことにしました。もっと北のほうにもカハマルカという温泉地があったみたいなんだけど、そこはスルーしてトレッキングなどが出来るこっちで温泉に入ることにしました。モンテレイという町。

ワラスからは車で25分程度の場所らしいです。しかし、行き方がわからない、ので町歩き。

なんとなく町に出てみたけど気付けば今日は日曜日のようで、町ではちょっとしたお祭りみたいな感じ。でもこれたぶん特別な感じじゃなくて、いっつもこんなんなんだろうと思う。 屋台があって、顔にペイントするお店があって、音楽奏でている人がいて。
うん、南米って何処も土日にはこんな感じになるのかな?キトみたいな感じ。

結局よくわからんかったのでとりあえず腹ごしらえ。 一緒に飲むのは新しいビール、ピルセン。たぶんこの旅で44種類目のおビール。
よし!お腹いっぱいだし面倒になったのでヘイ!タクシー!

280円なり。
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ワラス到…着?

【いや、カ…ラス…?】

昨日の夜10時に出発してから寝たり起きたり音楽聴いたり。
なんとなく覚醒するともう日は登っていて、時刻は朝六時半過ぎ。バスはある程度開けた町の中を走っている。お、もうすぐ着くのかな?なんて思っていたらどこかのバスターミナル駐車場へ入りバスは停車。乗客全員が降りる。どうやらここが終点、ワラスに着いたようである。

ワラスはたしか標高3000mちょいのところにあります。高い。
それと朝ってことも相俟ってか空気が旨い!ずっと座ってて固まっていた体を唸りながら思いっきり伸ばす。気持ちが良い!こんなところ! よーし、気持ちいいところでまずは宿さがし!
と思ったところでふとバスターミナルの文字が目に入りました。

C A R A Z 

はい。えーと、カラス。
スペイン語のZはだいたい濁らず発音するのでカラスです。何度見てもカラスです。
あれ。改めて言うとですね、僕の目的地はワラス。スペルはHUARAZ。ここカラス。

ここどこ?
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ワラスに行こうと思ったらバスターミナル盥回し!

【ワラスという町へ移動】

チクラヨのホテルでちょろちょろと調べていたら、リマへ行く途中にある「ワラス」という町が面白そうだったのでそこへ行くことにした。チクラヨ何にも見ていない。ホテルの受付の兄ちゃんに聞くと、このチクラヨから「moviltours」という会社がバスを出している、とのことだったのでそれで行くことに決定。

そこ行のバスは夜出るらしいから一日暇になる。でもホテルのチェックアウトは13時なので出なければならない、まぁ、あとで考えよう。まずは朝ごはんだ。
caucauだかcoucouだかという料理。カウカウコウコウ。200円くらい。
肉は何かしらの内臓です。美味しかった。でも飽きてきているよー‼‼

散策。何やら道の端っこに人だかりがあったので近づいてみる。 みんな紙コップ片手に何かを食べている。
なんだろかーと眺めていたら写真中央赤ジャケットのお姉ちゃんが「あなたも一つね?1ソルよ」とのことだったのでそのまま払って何かわからんものを受け取る。
これ。

なんですか?って聞いたら「チャンガ」とかそんなことを言われた気がする。
紙コップはでろでろの暖かくて甘い飲み物。ほんでもう一個は中にチーズか何かの入ったふかふかしたもの。なかなか美味しいです。自分が何を食べているかわからないというのもけっこう楽しい。お試しあれ。
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