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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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グレートスモーキー山脈(陽炎)

過去最低のモーテルで起床。なんせ汚すぎる暖房を点けていないせいで寒すぎまして。
そして起きたところでWi-Fiが何故か使えないのでこのあたりの更新も出来ない。

外に出るととても治安が悪そう。
階段を降りようにもガタイの良い上半身裸の兄ちゃんが座り込んでいる。
なんだこの町。

なんだかんだしてから出発。
本日目指すのはグレートスモーキー山脈。山脈?
とりあえずなんかアメリカでトップの人気を誇る国立公園だそうです。

その途中ノックスビルで、こーへのiPhoneもタブレットも壊れてしまったので代わりにiPodtouchを購入。

そっからまっすぐグレートスモーキーなんちゃらへ。
時期的なものなのか、僕らがトレイルコースへ歩いて入らなかったからなのか、特にここ特有のすごさ的なものはわからず。今まで行った国立公園のような見どころは発見できなかった。アメリカで人気の場所らしいのだけれど。
でもこの山の前後の町はとても素敵です。
北からグレートスモーキーに入る途中にあるピジョンフォージという町は、エンターテインメントの町なのかな。小さな遊園地や、いろいろなミュージアム、それも映画関連のものや、コメディ関連のものなどが本当にたくさん!入ることはできなかったので詳細はわかりませんが、外観を見るだけでもとてもわくわくするようなもの多数。一人で来ていたら絶対入ってたなここ。なんなら宿泊していた可能性すらある。
そしてそこを抜けて現れる町がガトリングバーグ。此処も街並みが素敵。此処は何があるってんじゃないけど、素敵な街並みで人が大量。でも都会的な煩さはない。とても綺麗に整えられた大きな北谷って感じ。わかる人に分かればよい。

ほんでグレートスモーキー。
多雨多湿による霧が有名な場所ですが、超澄み渡ってました。
タバコ値上がりのせいか、山も禁煙したようです。
時間も遅かったので、トレイルなどはせずそのまま車で走っていたらいつの間にか抜けてました。なんもそれっぽいもの見てない。今まで見てきたような車で走って何かしらそれっぽい風景が見られてるという場所ではないようです。
来る観光客が多いというのも、アメリカの東側ということで人が来易いだけなのかな。いや、単純にすごい場所なのかもしれないけど、そのへんは全くわからず通過です。

南側最初の町はチェロキー。真っ赤な車のイメージ。
今現在僕が泊まってこの記事を書いている町です。
なにやらチェロキーというのはインディアンの部族名だそうで。
こちらもとても良い町。山より町が主役なのかな、また誰かとのんびり滞在しに来たいと思う、そんなところだグレートスモーキー。

今日の宿泊モーテルはDORAMA INNというところ。
二つベッドの部屋で65ドルとちょっとお高い。でもその分部屋はとても良い。
最初Wi-Fiに繋げないかと思われましたが、それも店員さんに言ったら改善されました。

値段相応ですが、良い所です。窓のすぐそばを川が流れているのも素敵。
リバーサイドモーテル。

というかとりあえずこんな記事書いたけど、そんなことはどうでもよくて、相も変わらずテンションは低い。なんなら日に日に下がっていると言ってもいい。
世界一周をしたくらいで自分にとんでもなく大きな変化が訪れるなんてそんな期待をしていたわけではないけれど、此処までいつも通りとも思っていなかった。何も特別じゃない。それは自分の姿勢の話なのかもしれないけれど、何一つとして想像を上回って来ない。というのは、弱い感受性によるものなのか、それなりの想像力によるものなのか。

まぁなんでもいいや。とりあえず今のところ世界一周をしている意義は全く実感できていない。

アメリカ抜けたらわかるんかな。現状がぬるすぎるんかな。知らんけど。

無駄に時間の経過だけを実感させられる。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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マンモスケイブ、そしてナッシュビルへ(ゼロの気持ち)

メトロポリスを10時に出発。
毎日夜しかネットが使えないため、諸々作業していると夜遅くなってしまいいつも遅い起床。もっと早く活動し始めねばなぁ。

昨晩酒を飲んだせいか、うるさい暖房のせいか、疲れが体に残っているのを感じる。
んなこと言っても意味はないので気分切り替え活動開始。
北上は諦めたので、本日は東に真っすぐ移動しマンモスケイブ。
夕方以降はカントリー発祥の地ナッシュビルという予定。

最短で行こうと道をクネクネ、若干迷って時間かかりつつマンモスケイブ到着。
14時くらいだったかな。なんつうか既に14時。ほんと一日を有効活用しよう。
マンモスケイブはとんでもなく長い洞窟でして、ツアー以外では迷うという理由から、個人で好きに入る事は出来ません。

だもんでツアーを探す。

ツアーは何種類もあり、それぞれ難易度、所要時間、料金が変わってくるようですが、我々が遅い時間に来たということとすでに売り切れているコースもあったりとで、結局一番簡単な1時間15分のツアーしか選択肢がありませんでした。
まぁいいか、いくらかな、と聞きに行くと、「本日は無料です」とのことでタダでした。
「本日は」の部分の理由がよくわかりませんが、オフシーズンだからとか曜日とか人数とかなんかあるのかな。とりあえず無料でマンモスケイブへ。マンモスパッセイジとかそんなコースだったと思います。
このコースだと大きな広場ふたつと、そこへ向かう道しか見ることが出来ませんでした。
入ってちょっと歩いて広場、そっからちょっと奥に歩いてまた広場、さぁ帰りますよ、って感じ。超あっさり。ファットマンズミザリーとか通りたかったな。
要所要所でガイドさんの説明が入りますが、わたくしの矮小な英語能力ゆえ5割(ほんとは7割)くらい何言ってんのかわかりませんでした。残念。
でも言いたいことはだいたいわかったはず。たぶん。短かったけど、それだけでもここのスケール感は伝わるほど。もっと行きたかった。此処に来られる予定のある方は、早めの時間から来た方が良いと思います。

ほんでこの辺りはバーボンの蒸留所が点在していて、有名な場所だと聞いていたので見て行こうかな、買って行こうかな、なんて思っていたんですが発見できず。まぁバーボンそんなに飲まないしいいかな…。バーボン巡りの旅とかもちょっとしてみたいな…。ぬぬぬ…。お次目指すはナッシュビル。

カントリーミュージックの中心地らしいのですが、そういう音楽関係疎い。
というか、それぞれのジャンルはなんとなく聴けばこれはこれかなーなんてわかりはしますが、それぞれをそれぞれたらしめている定義を教えてほしい。なんなん、わかりません。
でも此処ナッシュビルはとりあえずカントリーの中心地。
街中を走ってみたところ、そこかしこから心地のいい音楽が流れている。かなり大きな町なので個人的にはあまり好ましくない感じかなと思いましたが、そんなこともなく、とても良い町ですたぶん。
何故たぶんなのかと言うと、特にそういう通りや店には寄らずに通過したからであります。
ナッシュビルで寄った場所は一か所だけ。
ウェストエンドというあたりにある公園。そこにはなんと原寸大のパルテノン神殿のレプリカがあります。こんなところになぜ!

まぁこんな感じ。

思ったよりよりすごい!
よく実物はがっかり名所に入っていたりしますが、ここでも十分すごいと感じました。
おすすめ。なんの苦労もなくギリシャ感が感じられる場所。

そしてこんな感じに二人の世界を築いている人がいたり!

ちきしょい‼

ナッシュビル付近には料金高めのホテルしか発見できず、そこを東に通りに抜け、ドネルソンも通過、やっとハーミテイジという町でやっと発見。ハーミテイジはハーミッとからなんか変化した感じ?隠遁者の町的な。
上手く見つけて宿泊できたと思ったのも束の間、臭い、汚い、Wi-Fi碌に使えないと残念な場所でした。おすすめしません、ハーミテイジイン。

まぁ二つベッドなんでそんなもんかな。$52のハーミテイジイン。そんな感じで適当な一日終了。




元来、リセット症候群っていうのかどうか知らんけど、何でもかんでも一旦真っ新にしちゃうのが好きな人間でした。でもそれは今にしてみれば簡単にわかるけど、ただ自分に都合の良い周りに甘えた取捨選択に似た何かしらでしかない。
今現在はそんなんにいつまでも付き合ってくれた、今でも周りにいてくれる人に感謝することしかできない。リセットだー、なんて言って何一つリセットなんてされていないなくて、おそらく自分自身ですら完全なリセットを望んでいない。いやそこはどうなのかな、その瞬間は望んでいるのかな。振り返ってみれば、己の軌跡にそんなもの望んでいたような跡は見られない中途半端な自分を、とりあえずここに置いておこうという、そんな無責任な日記。

みんな元気ですか。無責任なみんな宛ての声。
誰かに自分宛かと聞かれたら違いますと答えるし、でも知り合い全員向け。
それでいてこれから出会う人向け。そして結局自分以外の誰宛てでも無い。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

街歩き用カメラバッグ「Manfrottoブリオ・スリングバッグ 30型 ダブグレー」

世界一周のために持っている大きなバックパックとは別に、街歩きや飛行機に乗る際の手に持つ手荷物用カメラバックも持ってきています。

それがこれ。


Manfrottoのスリングバッグ。名前は「シャーポー」。
商品名でなく、僕のこのバッグの名前です。どこかの女の子に命名されました。
ほんとは絵のカエルのことなんですが、それも含めこのバッグを「シャーポー」とします。
詳しくはこの動画をご覧ください。


カエルのことを「シャーポー」というのがどこの国の言葉なのか、ご存知のかたはお知らせいただけると泣いて喜びます。よろしくお願いいたします。

バッグに描かれている絵はあとから描いて貰ったものなので、販売されているものは無地です。
そして白かと思いきやダブグレーという色なので灰色です。
ネットで買って手元に届いてからそのことに気づきました。てへ。

僕が使っているものはたしか30型の少し大きめのものだったかと思います。

このバッグを選んだ理由は、スリングバッグなので肩から下ろさずにカメラの出し入れができる、13型のパソコンを入れられる、あまり厚みがなくスッキリしている、とかそんな感じだったような気がします。

実際に使用してみると、ほかのバッグに比べ厚みはないように思いますが、結構ものは入ります。
パソコン、カメラは当然として、交換レンズ二本、ポータブルハードディスク、ウェアラブルカメラ(Contour+2)、カメラの予備バッテリー、シュー、カメラの充電器、各種ケーブル、カメラメンテナンス類(ブロアー,レンズペンなど)、NDフィルター、レリーズ、無線マウス、USBメモリ二個、手帳などなどがだいたいいつも入っているメンバー。
カメラを入れる部分はバッグ内に独立したケースが入っており、それはそのまま取り出すことも出来ます。
あ、パソコンはふかふかのパソコンケース(?)に入れたままでも何とか入ります。キツキツですが。

基本的に今のところ旅行中はカメラをバッグにしまわず携帯しているので、中のカメラを入れる部分には小型の三脚を入れて持って歩いています。

あと生地は撥水加工。チャックは止水っぽくなっていますがどうかわかりません。
僕のはチャックがそうそうに壊れたので全部交換して止水っぽくなくなりました。残念。

今のところ不満は特にない!はず!
なんたって他の使ったことないからわからんしー。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

シカゴへの道すがらハイウェイでスピン(ゴーストソング)

もうすぐ満月。
僕らがアメリカについた日かその翌日がちょうど満月だったような気がするので、世界一周開始一か月くらい。若干慣れで緩んでいたかもしれない気を、引き締め直さなければと痛感した一カ月目の今日でありました。

朝、マリオンという町のWi-Fiの使えないGRAY PLAZA MOTELで起床。

世界一周を始めて初めての雨。車キレイになるかなと若干テンションが上がる。
今日はシカゴを目指し北上をする。シカゴまでは約300マイル、四時間はかからず着くかな?とかそれくらいの距離である。

出発しても雨は止まない。ワイパー動かし北上北上。
今日はこのハイウェイ一本道だから楽だなーなんて呑気なことを言っていた。

少し北上すると雨が雪になった。
「雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう」だとロマンチックなのに、
「雨はお昼前に雪へと変わるだろう」だとただの天気予報でしかないのは何故なんだろうとか、
さらに呑気な事を言っていた。

その後ほどなくして時速約60マイル(100kmくらい)でスピン。
対向車線に流れたので逆にハンドルを切り、車道に残るのは無理そうかつ右には偶然なにも無い草っ原が広がっていたのでそちらへ流れるも、草っ原の先には林、さらにそこを避けた進行方向には看板、という具合だったのでまたハンドルを逆に切りなんとかギリギリで停止。
雪道でハンドルを取られた際のセオリーを全く知らなかったので、無意味ないし逆効果のような対応をしたのかもしれませんが、とりあえず誰もケガなく、車、公共物ともに壊れたものもありませんでした。

現場はこんな具合です。

車道からここまで滑り、

看板ギリギリで停止。

しかしここからハイウェイへ上がることが出来ず、それ専用の車に引き上げてもらい$65。

これ以上の北上は危険すぎるとあまりに遅い判断をし、シカゴ並びに五大湖、デトロイトなどは諦め南下を開始。恐らくニューヨークあたりも無理かなと思います。

雨に紅花咲かせて聴いてた曲の如くゴーストになるとこでした。徒花で押し花切り花。

無事南下しメトロポリスという町へ。たまたま見つけたこのメトロポリス。あのスーパーマンの故郷だそうで、でっかいスーパーマンの像やお土産屋さんがたくさんありました。でもそれでそれほどはしゃげるような気分でもなかったのでそのままモーテル入り。
本日は早々に運転を切り上げ休憩することとし、現在に至ります。

レンタカー返却まであと九日ほど。安全運転で行きまする。


ビアパーティ以降あまり飲んでいなかったお酒。
今を過ごせるあれこれを実感しつつ乾杯。




P.S.
今日は夢に佐村河内氏が出てきました。マフィアのボス役でした。
シカゴへ行こうと意識して寝たからでしょうか。アンタッチャブル。
彼はとても強かったです。絡んできたチンピラを虫を潰すかのような手軽さで始末していました。アンタッチャブル。
何かしら試すような真似をすると側近にとても怒られました。それも当然アンタッチャブル。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

悪魔と会える61号線と49号線の交わるクロスロード(CrossRoads Blues)

のーんびり11時にチェックアウト。

車中泊ですっ飛ばしたあとは反動でのんびりになっていけない、なんてのは言い訳でだいたいいつものんびりだ、時間の有効活用が急務。

まっすぐ本日の目的であるクラークスデールへ。
その町の中ということは分かっていても、問題の61号線と49号線の交わる交差点がイマイチわからん、ちゃんと気づけるかなと心配しつつ運転していたら何の前触れもなく眼前に出現しました。

クロスロード。

ロバートジョンソンが悪魔と契約してギターの技術を習得したと言われる場所(諸説あり)。
何かいろいろしたら悪魔に会えるらしいのですが(九日間毎朝墓地で塵を集めたり、真夜中に交差点でギターを弾いたり)、特にそんなことはせず写真撮って、そこの交差点にあるフライドチキンのお店であんま美味しくない油淋鶏みたいなの食べてお終いです。

店内はこんな感じ。クロスロードないしデルタブルーズ押し。

ちなみにこのあとは61号と49号が合流し、一本の道になっている部分があるので、同時に両方の上を走ることも出来ます。悪魔と並走。
そんなんしながらシカゴを目指すためにここからさらに北上。途中あのプレスリーが生まれ死ぬまで愛した街メンフィスも通りましたが、プレスリーに対する知識も思い入れもないので寄らずに通過。

日も暮れ、何処か適当なモーテルに泊まろうとするも全くモーテルが見つからず。ハイウェイを下りたりまた乗ったりを繰り返し、マリオンという街に到着。予想以上にデカくて戸惑う。
小さ過ぎる町だとモーテルがなかったりするんですが、逆にあまりに大きいと発見が出来ないパターンに突入します。我々は前持ってリサーチをしていないので…。結局グルグルし、妥協してWi-Fiのないモーテルへ。

一日無事何事もなく平和に就寝。と、思っていたのですが、翌日起こったことを考えると、この日にクロスロードで悪魔を乗せてしまっていたのかもしれない…。
否、結局ところ悪魔なんてのは自分のうちにしかいないのかもしれない。

乗った悪魔は誰かしら。
レグバかルシファー、レヴィアタン。そこらへんヴェルフェゴールと探求と行きましょう。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』