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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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SDカード SDXC 64GB EXCERIA TYPE-II クラス10 TOSHIBA

札幌はもう雪が降りました。
おでんの美味しい季節です。
最近は「ぴりっと」という山椒焼酎を好んで飲んでいます。
何処かで目にしましたら是非お試しあれ。

さて、SDカードは何を使えばいいのか。

正直なんでもいいと思う。
写真だけしか撮らない人であれば、いつもパソコンにデータを移してカードの中を消すのであれば16Gくらいでも一杯になることなんでほとんど無いんじゃないかと思う。基本的に僕はならない。それよりもクラスだったり通信速度の方が重要であると思いますが、今そこらで売ってるのはよほど変なのを買わない限り、そのへんも特に問題ないだろうと思う。

しかし動画を撮るとなれば話は別だ。正直多めに回すと32Gでも一杯になることがある。
だから自分は動画を主として撮りますな、という人は64GのSDカードを買うことをお勧めします。

まずこれが最初に買ったSanDiscの32G。

普通に使えます。良いSDだと思います。
まぁ他に使ったことなかったから比べようはないのだけれど、容量以外は何も不満なくしようしておりました。

しかしあれですね、SDカードは店頭では買うべきでないと思います。
ネットで買うのと店頭で買うのとでは明らかに値段が違います。ひどい。
64Gのを買おうと店頭で見たりネットで調べたりしましたが、値段が2倍くらい違うのもあったり。値段、容量、通信速度などを加味して僕が新しく選んだのはこれ。
 
SDXC 64GB R95MB/s W60MB/s EXCERIA TYPE-II UHS-I クラス10 TOSHIBA
東芝のEXCERIAのType2というやつ。どこからどこまでが名前なんだかよくわからんので適当に名前っぽいとこコピーして貼りました。こいつなかなか良いです。64Gだし、たぶん早いし(別に検証はしていませんが)、値段もそこそこだったし、東芝だからなんとなく安心だし。
ですがこれ何故だか国内では流通していないようで、ネットの平行輸入品を買うしかなさそうです。
機器とSDは相性があったりなんだりという話を聞きますが、僕のEOS60Dとこいつは何も問題なく使うことができています。もう動画をたっくさん撮っても、写真を撮っても余裕があるので安心です。

Amazonだと5000円くらいだったっけかな?
そんな感じです。Amazonで商品見るならこちら

それとSDカードケースはこんなの。

BUFFALO メモリーカードケース 16枚収納 アルミケース。
microSD8枚、SDカード8枚入ります。700円くらい。
Amazonで商品見るならこちら

これにはContour君のmicroSDも入れられるので便利です。

そんな感じ。

書くこと無かったので、とりあえず機材いろいろ消化していこうと書いてみました。

そんな感じ。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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勧誘おばさん

先日僕は慣れない魚眼レンズを振り回しつつ、こんな感じに札幌大通公園の紅葉をパシャパシャと撮影しておりました。



まだ思ったようには撮影できず、難しいなぁ魚眼レンズもだけど紅葉を綺麗に撮るってのも難しいのだなぁ、なんて考えながら一人フラフラとしておりました。

その時うしろから「おにいさん、おにいさん」と呼ぶ声。
自分が呼ばれているかな?と振り向いて見ると、こちらを向いて立っている派手めなおばさまが一人。

「地元の人?」とおばさま。
「あ、はい」と僕。

「あのね、すすきののね、」
なるほど道案内か、任せておけ。(心の声)
「バーみたいなところなんだけどね、」
なるほどなるほど、バーはそこら中にありますよ。(心の声)
「カウンターの中でお酒を作ったりね、そういうね、」
なるほど、というか今のところ店のヒント一個もないなどうしよう(心の声)
「仕事してみないかい?おにいさん」
なるほ………ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!?!?!?!?!?(心の声)

話の流れが予想外すぎて一瞬頭がフリーズしましたが、
すぐに持ち直してバシッと返答しました。

「え、あ、大丈夫です」

ザ曖昧。どちらにもとれることで有名な返答。
しかしおばさまはキチンと否定の意味で認識してくれたようである。してくれはしたようだが、それで引き下がらないのがおばさまである。今何しているの?ちょっとやってみないかい?良いと思うんだけどねぇ、と全く話を終える気配がない。
時間ないの?そんなに忙しいの?一度だけでもとりあえず来てみないかい?

うう、面倒くさい。かといって邪険にも出来ない。そしてなんとなく嘘をついて切り抜けるのも嫌だったので、正直に来年から世界一周する予定なので出来る時間もあまりないので、と辞退させていただいた。

ところが、

「あらちょうどいい!」とおばさま。

「うちね、外国の方もたくさんいらっしゃるし働いているのよ!」と。
そのおばさまが見せてくれた写真には、たしかに店内らしき場所でいろいろな国籍と思われる方々が楽しそうに写っている。そしておばさまが手渡してくれたチラシには店名や地図、ちょっとしたメニュー表記などとともに、
「スペイン語 フランス語 アフリカ語 中国語 英語 ロシア語を話しましょう」
といまいちどんな状況なのかわからないキャッチコピーが書いてある。

逃げ場が無くなった。しかしちょっと面白そうな気もする。

その後、おばさまのスキーの大会で世界を周っていた?のよ、などいろいろな話を聞いた後、では今度とりあえず一度行かせて頂きますと言ってから解散しました。なんだったんだろう。いつもあんなふうに勧誘しているのか、何かしら怪しいものに巻き込まれたのか。

帰宅後店名で調べてみましたが、普通のお店のようでした。
そんなわけで今度一度行ってみようかなと仄かに考え中。
もしそこで言葉覚えられるとなればそれはとても嬉しいしなぁ。

そんな感じの秋の終わり。今日は雪が降りました。

この日記の続き。
三日マスター
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

知床旅行記 二日目

【※現在世界一周旅行中なので良ければそちらの記事もご覧ください→世界一周で周った場所まとめ】



知床旅行 一日目

知床二日目。前日は日を跨ぐまで飲んでいましたが朝はシャッキっと起床。
ちなみに飲んでいたのは道東ということでこれらの網走ビール。

それぞれ色も味も違う発泡酒。
流氷DRAFT、じゃがDRAFT、ハナマスDRAFT、知床DRAFTの四種類。
どれも変わった味で美味しかったです。四季に応じてあるのかなとも思ったんですが、いまいちそのへんはわかりません。春夏秋冬なら色的にじゃが、知床、ハナマス、流氷の順かな?ジャガイモの花って咲くのいつ?ハマナスは?

そんなビールの酔いも翌日朝にはすっきり爽快。
ビートの香りの中、二日目は一路かの有名な神の子池へ向けて出発!
いや出発!!なんて自信満々に言っていますが、前日もこの日も運転は全て友人がしてくれておりまして、私は延々と助手席である。ほんとありがとうございました。疲れてたんで道中何度か寝たりもしました。ほんと重ね重ねありがとうございました。

神の子池へ向かう途中、「来運の水」という湧き水を飲みに寄りました。
知る人ぞ知る隠れた名水らしく、夏は冷たく冬は凍らない素敵湧き水。
その名前から運が来るとして飲むと願い事が叶うとも言われているようであります。

冷たくて美味しかった!
そして場所も良かったです。
静かな森の手前に湧き水があり、その奥の鳥居と小さな川に架かる古い橋を越えて坂を上るとちょっとした広場があり、そこには小柄なお社さん。何所も落ち葉が厚く敷き詰められたふかふか絨毯。これが全部上にあったんだからさぞ綺麗だったろうなぁ。
お社からの帰り道、なんとなく橋から下流を眺めていると、往路の時には気付かなかったのですが川の中に「ほっちゃれ」が。
ほっちゃれとは恐らく方言だと思うんですが、川を上ってきて痩せて体が傷だらけになってしまった鮭のことです。食べても美味しくないと言われています。よく見ていると其処彼処に泳いでいるもの、息絶えてしまっているものが見当たりました。泳いでいるものも既に元気はなく、上るというよりは留まっているというような状態でした。彼らはもう出産を終えたのか、それとも途中でもう上れなくなってしまったのか、そのあたりのことはよくわかりませんでしたが、改めていろいろなことを感じながら川を後にしました。



そしてしばらくまた移動して着きました神の子池!綺麗!
しかしまず言っておきたい!全然綺麗に撮れていませんごめんなさい!
言い訳させてもらえるのならば!この日曇っていて池の白い反射が凄まじかったの!
でも基本的にたぶん技術不足です!PLフィルター買えばよかった!って思いました!
ごめんなさい!

そんな感じです。

すんごい澄んで綺麗な池でした。
 
ここも静かな場所。池はさほど大きくないです。たぶん一分くらいで一周できるくらいのサイズ。魚もちらほらおりました。池の水は触ってみるととても冷たく、長い間手を入れているのはきついくらいです。年中そんな冷たい水温のため、池の底の倒木も腐ることなく姿を保っているのだそう。 
写真でも青いですが肉眼で見てもほんとに青い!何故なんでしょう。
ちなみに上の写真は全て加工なし撮ったままの写真です。

落ち葉がたくさん浮いていて、この池に関してはそれがけっこうもったいないかなと思ってので、ここを訪れるのであればこの時期は避けたほうが良いかなと思います。しかし来て良かった、神の子池!ちなみにここは駐車場から歩いて一分ほどなので来やすいです。
そういえば何故神の子池という名前なのかというと、アイヌ語で「神の池」と呼ばれている摩周湖と繋がっている池なので神の子なのだそう。なるほどなるほど。



ならばということで神の子の親御さん、摩周湖へ。

神秘の湖、摩周湖!ちなみにこの写真はiPhoneで撮ったんですが、何故かメールで送信できないという謎の写真です。まさに神秘の湖。

摩周湖には展望台がいくつかあるそうなのですが、ここは第一展望台。
湖の全景を眺めることが出来ます。お土産やさんなどもあります。
綺麗だねーと眺めていて気付きました。湖面まではっきりと見えている。
あの霧の摩周湖と言われている湖の湖面まではっきり見えている。
摩周ブルーっていうらしい湖面が見えている。さすが親御さん。
いやそんことじゃなくてね、摩周湖の湖面を見ると婚期が遅れる、みたいなそんな話を聞いたことがあるようなおぼろげな記憶。そんなに言われるほど普段見えないんでしょうか?だったら運がいいのかな?なんにせよよくわからんけどしっかり摩周湖が見えましたというお話でした。

摩周湖のあとは特に予定を建てていなかったので何所に行こうかと悩んだ結果、ここまで来たからと阿寒湖へ行くことに。湖をたくさんみよう企画。もうこうなると全然知床関係ないです。知床国立公園から阿寒国立公園に入ってるし。

一時間くらいかけて阿寒湖到着。何故阿寒湖を目指したかといえばまぁ阿寒湖見るためなんですが、どちらかと言えば主目的は阿寒名物「やきとり丼」!!
阿寒名物らしいんですが、調べるまで全然知らなかったのでおそらくさほど名物じゃないです。たぶん名物にしようと頑張っているとかそんな感じだと思います。まずこのやきとり丼、なにが普通じゃないかと言えばまず焼き鳥使ってません。鶏肉じゃありません。鹿肉です。
鹿なのにやきとりです。鹿肉を使った三種類のやきとり?と野菜が少々乗っかっている丼です。
これ。

まぁまぁ美味しかった!店先には可愛い黒猫がいた!
でもこの丼そんな流行んないと思う!
丼なら海産物ので美味しいのたくさんあるし、鹿肉こんな形にしないほうが美味しいし。

阿寒湖。摩周湖と違って見下ろす形ではないので感動が薄い。広いね、くらいなもん。
マリモが有名だけど、別にそこらに見えるわけではない。遊覧船乗れば違うのかな?
そんなわけでアイヌコタンというアイヌの町を再現したようなお土産やさんの集まっている通りがあったので、そこを軽く眺めるだけで早々に阿寒は退散しました。


帰りは知床硫黄山に寄りました。別名アトサヌプリというらしいです。
全然予定に無かった山ですが、摩周湖に駐車する時にこちらも無料というチケットをもらったのでどうせならと寄ってみたところ、ここ面白かったです。おすすめ。

こんなところです。湯気もくもく。

近づくとこんな感じ。黄色い。

こんなにマッキッキ!湿度が高くなかなか熱いです。
ところどころではグツグツと沸騰しているお湯が沸いていたり。
音も匂いも凄い。あまり目にすることのない光景なので一見の価値ありです。

しかし、気をつけなければならないことが一点。
身に着けている銀でできたものは一瞬で変色します。
そんなに長時間いたわけではありませんが、友人の鍵やネックレスが茶色になってしまいまた。おそろしい。何かしらの力。

二日目もこれで終了ー。これにて知床観光終了です。
友人のおかげでいろいろ回れて二日間という感じのしな二日間でした。
ありがたい。

この後は温泉で体を癒し、車馬道という斜里の居酒屋さんでとっても美味しい食事とお酒(鹿のペニス酒)を楽しみ、以前熊が出現したという住宅街の交差点を眺め、オジロワシに見送られながらイーグルライナーに乗って帰札しましたとさ。

とっぴんぱらりのぷう。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

知床旅行記 一日目

【※現在世界一周旅行中なので良ければそちらの記事もご覧ください→世界一周で周った場所まとめ】


11月5,6日と知床の方へ行ってきました。
特にこれと言って目的の無いような、あるっちゃあるようなそんな旅行。

4日の深夜に札幌の中央バスターミナルを出発し、5日の早朝6時前に斜里に到着。
約6時間の深夜バス移動。イーグルライナーというバス。
他の乗客との距離もちゃんとあり、背もたれも倒すことが出来てまぁまぁゆったり。
特にキツイというような深夜バスでは無かったという印象です。

早朝の斜里バスターミナルで迎えてくれたのはオジロワシ!イーグル!
  
  
 
そこで友人と合流し、荷物を置いてさっそくおでかけ。

まずは「天へ続く道(?)」だったかそんな名前の場所。
普通に舗装され道路なのですが、それが山からまーっすぐに海まで伸びております。
たしかに、おーっ、とはなるのですが、なんというかそんなに言うほどのものだろうかと思わなくも無かったり。北海道には道まっすぐなところたくさんあるし。でも周りが畑などで開けていて綺麗だし、海や空も青色がとても綺麗でありました。
 
 
次はオシンコシンの滝。
札幌のほうはちょうど紅葉が美しい時期だったので、知床もかなと思いながら向かったんですが、知床の方が時期は少し早いらしく、このオシンコシン含め何所も彼処も散り終えていて若干残念でした。
ちなみにオシンコシンの滝は知床八景というものに数えられているのだとか。
その知床八景が八箇所どこだったかは忘れました。
「オシンコシン」はアイヌ語で「エゾマツの生えているところ」みたいな意味でした(うろ覚え)
   
このあたりは魚眼レンズに四苦八苦しておりまして、適当な写真ばかりですがご容赦を…。
 
 

ほんで次はオモロ岩、だったかな。名前が難しくて覚えられません。
たしかここも知床八景だったはず!違ったら訂正しておきます。
(※オロンコ岩だったので以下訂正)
オロンコ岩は岩です。でっかい岩です。海にあります。登れます。階段です。
軽い気持ちで「上まで登ろうぜ」って言ったらけっこうキツいです。
太ももにかなりキます。高さ60mくらいだったはずです。上からは海を一望できます。
あれは何海ですか。たぶんオホーツク海です。綺麗です。
あとオロンコ岩からはゴジラ岩という岩が見えます。
ゴジラです。思ったよりちゃんとゴジラゴジラしてました。
日本版のゴジラです。GOZILLAじゃないです。
   
左の岩がゴジラ岩。立って右を向いている形です。オロンコ岩頂上より撮影。
オロンコ岩は「そこに座っている岩」という意味らしいです。
座っているらしいです。寝転んでいるように見えました。
彼は立ったら何mになるのでしょうか。たぶん僕の体力では登れなくなります。


次はなんちゃらの滝。(※フレペの滝でした以下訂正)
ここも知床八景。駐車場についてからけっこう山道を歩きます。踏み均されてはいますが舗装はされていない道。
   
片道2キロと書いてあったように記憶していますが、体感としてはそれよりははるかに短かったかなと。
熊出没注意や熊の目撃情報などの看板が置かれているので、なんとなく身構えながらの散歩。森を抜けると岬まで平野になり、その先端にあるのがフレペの滝。
   
水量が少ない時期なのかもしれませんが、岬側面真ん中あたりの岩肌から染み出るように流れるこの滝は、若干「これ滝?」と思ってしまうくらいでありました。滝がメインというよりも、それを含めたここまでの景観が綺麗というそんな感じ。
この滝は別名「乙女の涙」と呼ばれているそうで、それを知ってからまた眺めて見るとなんとなくなるほどなと思えなくもないです。
   
右下にほんのちょっとだけ見えているのが乙女の涙。


そして来ました知床五湖。知床観光の核とされる知床五湖。wikipediaで見ると「そもそも無名の沼でした」とか書いてある知床五湖。看板などの英語表記では「Shiretoko Goko Lakes」とか中途半端なことが書いてある知床五湖。そんな知床五湖。
   
ここには名前の通り五つの湖があり、散策では五湖全てを回る約90分のコースと、一湖・二湖だけを回る約40分のコースが選択できます。40分のコースでは、熊が登ることのできない構造になっている遊歩道を歩くのにたいし、90分のコースではただの山道を歩きます。
「熊が登ることのできない構造」なんてもので遊歩道が作られているということは、要するにここにはたくさん熊が出ますということに他ならない。そんなわけで90分コースを選択した僕らは安全のためのビデオを見せられました。
5分くらいのビデオだったと思います。安全のためのビデオとはいっても、正直北海道民としては当たり前に知ってる程度のことしかないなーと思いながら見ていたところ、テレビからこんな声が。
「熊が自分たちに向けて走ってきたとしても、数メートル手前で立ち止まり、戻っていく場合があります。それはただの威嚇なので、こちらに向かって来ても焦って逃げないようにしてください。走って逃げるのは熊を興奮させるので逆効果です」(※文章うろ覚え 以下略)

僕は思いました。

無理。

いや理屈はわかりましたよ。めっちゃわかった。でもね、無理でしょ。そんな判断。いやもし出会って熊さんがこっち向かってきたら頑張ってはみるけどね。というかね、もしそれが威嚇じゃなかったらそのまま棒立ちで襲われてしまうわけでしょ。どうすりゃいいねん。
そんなことを思っていたらそれを見透かしたようにテレビが次に進みます。
「もし襲われてしまった場合は、うつ伏せになり両手で首を守る姿勢をとりましょう。」※

だけ!?それだけ!?
いやいやいやわかりますよ。ものわかりに関しては右に出るものの居ない僕ですから。続けてビデオは「これが今までの研究結果で最も助かる可能性の高い姿勢です」みたいなことを言っていますよ、いやわかりますよ。首と頭を守って、背中は晒すけれども臓器は守るっていうね。それで熊のほうもびっくりしているか、縄張りから出てって欲しいとかそういうのだから攻撃したら去っていくとかそういうことなんでしょうよ。でもね、あれでしょ、食べられたら終了でしょ。熊さんが空腹だったら終了でしょ?熊にとっては狩猟でしょ?いやいや君君。

普通に考えればそんな危険ならこんなコース一般に公開しておけないし、熊も基本的に人間を食料とは思っていないから襲ってこないというのは知ってはいるんだけども、やはり実際にそこらにいるとなると若干は怖くなります。普段襲わない、とは言われていても襲われ食べられているケースは今までいくらでもあるわけで、このコースで今までなくても自分が一番最初になるかも的な可能性も無きにしも非ずなんてあれこれ。
なんとなく考えていたらビデオ終了。
係員のお姉さんが部屋に入ってきてそれではいってらっしゃいと。

そこでなんとなく聞いてみました。熊の目撃などはどのくらいの頻度でされるのですかと。
「そうですね、今年はいつもよりもかなり少ないのでー」
なるほどなるほど、少ないのか。なら安心か。でも若干生で見たい気もしていたから、少ないと言われると急に残念な気がしなくもないから不思議だ。アンビバレンスな感情。
「最近ですと昨日と、あと2日、29日などですね」
めっちゃ目撃されてるジャン!少なくないジャン!昨日って!そして3日前って!
コース情報を確認できるホワイトボードには、コース始まってすぐのところに熊の絵と一緒に「11/4 8:30 親子 NEW!」とか陽気に書いてあるし!
   
 
でもまぁいいやと散歩スタート。
最初は正直男二人で口には出さないまでも若干びくびくしていましたが、時間が経つと慣れてそんなことはなくなり、楽しく歩きました。静かな森の中、ちょいちょい湖を眺める。
    
 コースとしては特に歩き疲れるようなものでもなく、まったり楽しく歩けます。今度はこれが木についている時に来て見たいなと思いつつ、落ち葉でふかふかになっている道を歩きました。
道中、熊には会いませんでしたが、鹿には会いました。鹿も人に慣れているのか特に逃げることもなく草食べてました。



散策終了。


お次は知床峠を越えて、羅臼の方へ。
後で知ったけどここ知床峠も知床八景らしい。どこの眺めが綺麗なのか、よくわからず通過しました。途中5頭くらいの鹿を道路脇で見た。雲の帽子かぶった羅臼岳も見た。羅臼昆布ラーメンという緑色のラーメンも食べた。ヒカリゴケも見に行った。海のほうには国後島が見えていた。
   
一頭の鹿でけっこうはしゃいだのにめっちゃいた。
  
ほんでまた知床峠を越えて戻ってくる。
行きと帰りで二回知床八景のプユニ岬を通ったのだけれど、特に寄ることもなく通過してしまいました。くねくねした道路の途中に突然ちょっとした駐車スペースが出てくるので通過しやすいです。八景と言われていますが、友人によると普通に海が見えるだけとのことだったので戻らなくてもいいかなと。調べて見ると夕日が綺麗なようで、日の入りの時に行けるといいのかな。


 
 ちょいと夕食まで時間があったのでオロンコ岩のそばで夕日眺めつつ軽く釣りをば。
人生初海釣り。何も釣れず終了。でも楽しかった。
   
 

 
夕食は知床第一ホテルでのバイキング。
「マルスコイ」という名前。このホテルのバイキングはとても有名らしいです。
テレビでもよくCMをしているのだとか。ここ数年テレビを全く見ない僕にはわかりませんが。

このバイキング、美味しかったです!お手ごろ価格でこの地域独特の海の幸森の幸がたくさん!
当然食べきれるわけもなく、でもどれも食べたいどれを食べようとうろちょろしてしまうバイキングでした。
(この辺あとで追記)


思ったよりもかなり長くなってしまったので一日ずつ分けて書こうそうしよう。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

トキナーキャンペーンのプレゼントは何日くらいで来るのでしょうか

先月の22日にトキナーの愛用者カードを投函しましたが、まだ手元にキャンペーンのものは来ておりません。だいたいどれくらいで来るのでしょうか。今は投函から二週間くらいかな、いつ来るのかなー。

やる気がない。
生まれてこのかた基本的にやる気の無い人間ですが、ここ最近は特にやる気が無い。
面倒くさくて食事も適当にしか摂っていないので、4~5kg程痩せました。やったー。
運動をして減った体重ではないので、筋肉が減ったんだろうか、まぁ仕方ない。

やる気がない。
でもとりあえず何かをしなければならない気がする。
とりあえずって一番無意味だけど。
そんなわけでとりあえず毎日此処に何か書くことにします。
とは言いつつ明日から知床に行く予定なので早速書かないと思う。
でもそれくらいの気持ちで何か書こうという所存。

最近書くこともない。
十代後半、二十代成り立てみたいに、世の無常だとか周囲から己への無理解を着て、自己憐憫を攻撃的に振り回すなんてエネルギーはもうないし、そんなことをしたところで楽しさも満足感ももう得られないまともな人間になっております。

成長。ご清聴願います。

とりあえずこんなことを書く。
とりあえず明日は知床に行く。
とりあえず来年世界一周する。

トキナーのキャンペーンの早く来ないかなー。


※ついに届いた!
『ソラス 198カラー!!』
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