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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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ペテンイツァ湖沿岸の小さな町サンホセ

今日も朝ご飯はホテルについているレストランでスパゲティ。安くて美味しい。
安いって言ってもフローレスにしては、だけどもね。400円。

本日の予定としては、この隠れ家的なホテルの部屋を離れ、
ペテンイツァ湖対岸のサンホセという町へ向かう。スペイン語を習うためにである。しかしこのサンホセ、同じ名前の都市や何やらが多くあるために、このサンホセの情報が全く出てこない。

ゆえにまた下調べ無しで向います。フローレスの兄ちゃんがスペイン語学校があるよといっていたという情報だけが頼り。

ほんでいろんな人に聞いたりなんだかんだでなんとかサンホセ到着。船で25分くらい?この船がくそ高い。半額まで削ったけどどう考えてもまだぼれらている。くそう。足元見られてる感凄まじい。

そしてサンホセのスペイン語学校は授業が一週間平日四時間、ホームステイ朝昼晩の食事付きで$180(約18000円)。グアテマラのほかの都市と比べるとこれまた結構高い、と思う。でも面白そうな町だしとりあえず一週間だけお願いしてみるかーってな具合に決めてみました。

此処が教室(?)。
しかし!しかしですよ!今日からすぐ授業だったんですが、最初に聞いた話とだいぶん違う現状でありました。まずホームステイ先にWi-Fiがない。あるって聞いていたんだけど、外観からしてすでに絶対ないだろうなと感じさせられる感じ。まぁそれは別に良いんですよ、良くないけど、そんな大きな問題でもないし、ネットないほうが此処の生活を体験できるだろうし。
めっちゃ大きな問題はあれです、スペイン語の先生がマジでスペイン語以外話せない。そして日本語の本は無い。そしてそしてスペイン語→英語の辞書しかない。つまりこっちから英語→スペイン語という単語の確認が一切出来ないんですよね。これ授業ほぼ不可能じゃないですか?まず会話何も出来ないし。決めた段階では英語とスペイン語出来るって話だったんですよ。でも会ってみたら全然話せないし通じない。文法というか単語をそもそもほぼ知らなくて、可能のcanも通じないレベル。もう授業に関しては何がわからないのかすらわからない状況。単語も文法も何一つわからないまま進行します。
ほんの少しだけ大学の授業でやったことあったのが救いっちゃ救いなんですが、全く真面目にやっていなかったのともう何年も前のことだからほっとんど頭に残ってませんでした。使えないなぁ過去のやってない自分。いやいや現在の覚えてない自分のほうが悪いんじゃないんですかね?ってことで喧嘩両成敗です。

かなーり効率の悪い授業をこれから五日間一日四時間受ける。もう想像するだけでなかなかに苦痛であります。まぁなかなかそれも楽しいから良いんだけどね、と自分に言い聞かせることにしています。

ホームステイしているお家の家族とはほぼ会話出来ないけど素敵なお家。
お母さんのエルサ。長男は僕と同い年で教師(らしいんだけどいつ見ても家にいてダラダラしているだけ)のホルヘ。二男のウィルソンも教師で、三男のジミはたぶん中学生くらい、いや高校生かな?ジミと同い年で下宿しているホセ(後にジミ17歳、ホセ18歳と判明。何もかも違った)。あとエルサの娘さん(?)がいるんだけどほとんど会話をする機会がないので名前など含めなんもわかりません。
みんな英語はほぼ話すことはできず、僕のごくわずかにわかるスペイン語のみによって会話が成り立っております(成り立ってません)。今学校で習っているからなのか、たまにホセとジミが英語をわかってくれますが、それ以外は完全にスペイン語のみ。
あんまり会話になってないけれど、食卓は無言ということはなく何かしら会話はあり和やかな良い食卓。食事も美味しく頂いています。

若干あのバナナをなんかしら調理した甘しょっぱ酸っぱいのは好ましくないのですけれども…。

食後は何故か日本語を教えるタイムに。みんなそれぞれ好きな単語を言ってそれの発音と文字を教えてくれと。まず言われている単語がなんであるのかを互いに疎通するのに苦労。何とかわかって教えたのは「男」「女」「お母さん」「お父さん」「最高」「世界」「魚」「友達」「彼女」などなど。漢字を書くたびに歓声(?)があがる。それをみんなで真似して書き写して笑う。「最高」を書いたときにホセの驚きの顔がとても面白かった。写真はない。

サンホセはとても長閑なところ。これくらい長閑。
フローレスと違い観光地ではありませんが、小さな町でとても治安も良いらしく、夜に外へ出ても何の問題もありまえん(今のところ)。
子供も大人もこちらから挨拶をするとみんな笑顔で返してくれます。フローレスとは違い子供がとてもたくさんいるのも素敵。犬も豚も猫も鶏ももういろいろたくさんいる。

こんなところで一週間のんびりの予定です。

ジミとホセは平仮名が気に入ったようで、自分の名前の平仮名をボールペンで腕に書いて明日学校で見せるぜってはしゃいでました。そんなこんな、就寝でございます。

みんなの写真はまた後日。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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夜のフローレス島(真夜中遊園地)

今日は二泊したホテルをチェックアウトし、昨日予約した別のホテルへ向かう。
そのためには部屋で好き勝手散らかりやがっている荷物をバッグに詰めなくてはならないのである。

どうしてこういうことになるのかね。
必要なものだけ出てきてもらいたいものである。

ちなみにこれ僕が朝起きたままのベッドの姿。
基本的に寝ている最中には寝返りをうたないので、これだけのスペースでも別に何かにぶつかったり潰したりすることなく一晩安眠できるのです。いやそういうことじゃないよね。ちゃんと荷物の整理をするようにします。

此処を出てすぐさま別のホテルにチェックイン!
スペイン語しか話せない従業員のお兄さんに昨日予約した(つもりでいた)ので、ちゃんと通っているか心配でしたが大丈夫なようで、問題なく部屋へ。荷物を置いたら朝ごはん。
今日のホテルは昨日よりも宿泊料が安く、さらにお手頃価格のレストラン付きなのです。
なんていうスパゲティかは忘れたけど美味しかった!
ウリ科の何かとジャガイモとトマトと、あれこれ。400円くらい。ほんでビール60円くらい。

食事を終え、一応フローレスでもスペイン語学校を探してみる。
旅行会社のお兄さんの話だと、フローレスは高いし授業料と宿泊料を別に取るからやめたほうがいいよとのこと。湖の対岸にある「サンホセ」という町なら安いし授業料と宿泊施設合わせた料金だからそっち行きなって。なるほどなるほど。ありがと兄ちゃん検討します。
しかし!この「サンホセ」、なかなかネット上で調べることが出来ない!
同じ名前の町が多く、コスタリカの首都サンホセや、コーヒー農園、アンティグアのスペイン語学校が出てくるばかりで、このペテンイツァ湖沿岸のサンホセ情報はほぼ皆無。学校の情報はおろか治安とかも何もわからん。いいや、とりあえず明日直接行くことにしようそうしよう。

お腹すいた。昼食。
バーベキューみたいに竹串に諸々刺さったのが2本と、フライドポテトとライスとパン。
これも旨かった!それとビール2本。ここのビールはたぶん瓶使いまわして中身入れ替え系。
不味かった。

フローレスを離れ、またサンタエレーナを少し歩いてみる。
フローレスからの橋を渡って最初の交差点に廃墟と思われる遊園地があります。
曇天と相俟ってすごい雰囲気。頭イカれたピエロとかが住んでそう。

今にもぶっ壊れそうな観覧車に、
ほぼ完全アウトなネズミとアヒル。目が空ろだみんな…。
なんなんだ此処は。

不気味だったので足早に離れ、割と大きなショッピングモールに入ってみる。
するとそこにはなんと日本語がたくさんありました!
グアテマラでこんなに多くの日本語を目にすることになるとは!
それがどこかと言うと、ここ、ゲームセンター!
ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド。超懐かしい。小学校の時めっちゃやりました。
いま日本では4くらいまで出てるんだっけな?ゾンビを撃つガンシューティングゲーム。
古いゲームはこんな使われ方をされているんですねぇ。クレイジータクシーとかもありました。

一回100円て書いてますが、当然グアテマラの人は100円硬貨なんて持ってないからどうするのかなーと思ったら、このゲームセンターではカウンターでこっちのお金でコインを買って、それを入れてやるという方式のようでした。
試しにQ3.5(約40円)で100円くらいのサイズのコインを1枚買ってチャリンと入れてみる。

おー!ちゃんとゲーム始まりました!懐かしい!
当時は一回も死なずに全面クリア出来ていたので、今はどんなもんかなぁとちょっと張り切る。

…。

銃の照準はずれ放題だし、撃っても反応しなかったりするし。
めっちゃすぐゾンビに食べられて死にました。寂しい。
わざわざグアテマラまで来て自分は何をしているんだろうかという疑問が頭を過る。

まぁいいや。

そろそろ日が暮れる。あれ、今日1日ほんと何もしていない。無駄に過ごす日はなくしたいんだけどな。サンホセのことを調べたから良しとしようそうしようと自分に言い聞かせようそうしよう。
グアテマラは夜治安が悪いと言われますが、フローレスは夜でも問題なく歩き回ることが出来ます。観光用の島だからかな。バイクで巡回している警備の人もよく見る。こんな具合の屋台もいくつか出ている。

だもんで晩御飯。今日ご飯食べてるだけじゃないか…。
これも美味しかった。もう全部美味しいです。これまた400円くらい。

ご飯食べ終えて島を散歩していたら、島の向こうがやたらと明るいことに気付く。
ん?日曜だしなんかお祭りでもやっているんだろうか。

…。


なー‼‼廃墟動いてるー‼‼
っていうかめっちゃ賑わっている。全然廃墟じゃありませんでした。
ごめんなさい。でも夜だけ動く遊園地なのかな?不思議。ミッ○ーもめっちゃやる気満々。
あとあの不愉快そうに突っ立ってた観覧車、めっちゃ回ってた。
めっちゃ物凄い勢いで回ってた。
ベンチにちょっとした横棒がついているだけの質素なつくりのくせして、回る速度半端ない。
ゆっくり一回点ではなくて、めっちゃぐるんぐるんしてる僕の知らない観覧車でした。
いやこれはもはや観覧車と呼ばれるものなのか?もしかしたら観覧車ではない何かなのかもしれない。

あとこれ。 観覧車よりさらに早い回転。その横回転が斜めったりしながらグイングインなるやつ。

上記の写真を見てもらえればわかると思うんですが、
観覧車、○ッキーのやつ、このグイングインのやつ、メリーゴーランド、回転する空中ブランコ。
うん。この遊園地回転しまくる系のやつしかない。なんなんだ此処。でもみんな超楽しそうだからいいんだと思う。

ジェットコースターのない遊園地。

こんな具合に一日終了。明日は船でサンホセへ行ってみよう。

フローレスを離れる前に気が向いたらあの観覧車に似た何かしらに乗ってみようかな。
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フローレスで一日のんびりDay

昨日頑張ったので本日は一日フローレスでのんびり過ごす。

昼前に起き、今までブーツを履いていたんですが、暑さなどで限界を感じたのでサンダルを購入。しかし早々に靴擦れの気配を感じ後悔に苛まれる。

なんとなくフラフラとフローレスの橋を渡り、橋の反対側にある町サンタ・エレーナへ。
でも特にすることが無かったので、グアテマラでケンタッキーに勝利し展開しているというどこにでもあるチキン屋さんで昼食。
これにペプシがついてたしかQ34くらい。だからえーっと、450円くらい?そんなに日本と変わらない。
日本と変わらない価格のものがあったり、ものすごく安いもの、逆にものすごい高いものがあったり、物の値段って面白いもんだ。昼食を食べただけでまた島へ戻る。

そういえばグアテマラでは銃を持った人をよく見ます。この橋には門があって、そこにも迷彩服的なものを着て銃を持った人がいるし、夜になるとコンビニのようなお店の中に警備員的な恰好をして銃を手に怖い顔であたりを見回しているおじさんがいる。昨日のティカルでは、スコープのついたごつくてでっかいスナイパーライフルと思われる銃を持った謎の太った私服のおばさんがいた。
だからどうだということでもないんだけども、ふとPMC(民間軍事会社)なんてものを思い出して、そういう会社に入社する時にも、「えーわたくしが御社を志望した理由は…」とか言うのかなと思ってみた。メタルギアでよく見たワード。警備をするのならわかるけど、代理で請け負って戦争に参加したり。やっぱり民間の会社だから左遷されて激戦区へ、とかあるのかな。出来れば妻の実家のあるこっちの戦地へ、とかあるのかな。

なんの話だっけか。

島に戻って湖付近をまったりウロウロ。フローレスを湖から見てみたかったので、船のおじさんに話しかけ湖を一周してもらう。最初はQ150と言われたんだけど、さすがに高すぎる(ホテル二泊分くらい)ので交渉してQ75に。半額になるんかい。Q50で周ってもらえるなんて話も聞くけど気にしない。

船のおっちゃんほとんど英語が出来ないようで、英語で湖について説明をしてくれるんだけど、おそらく営業トークと思われる定型文しか話せないため、何かを聞き返しても会話にはなりませんでした。

「ここにはでっかい魚がいるんだよ、獲って食べられる。フローレスでも食べられるよ」
『へー、なんていう魚ですか』
「そうそう」
『…魚の名前はなんですか』
「そう、食べるの、アムアム、美味しい」みたいな感じ。早急にスペイン語を習得したい。

これが湖から見たフローレス。一番高い所にあるのがカテドラル(大聖堂)。
たぶん30分くらいで島へ帰還。

カテドラルからの景色が見てみたかったので歩いて上っていく。見えてきたのはこんな建物。
白くて綺麗。でもなんだろう、真っ赤な絨毯を敷いていたり、屋内が何やらイベント用に装飾されているような気がする。
入っていいのかな?当然上れるものと思って来てみたんだけど、そういうもんじゃないのかな?
入口のおじさんに赤い絨毯踏まなきゃ入ってもいいよと言われ中へ。
んー、上に上がる用の階段や梯子は見当たらない。とりあえそこにいたおばさんに上りたい旨を伝えてみるも、なかなかうまく会話が成立しない。
結局奥からロレンソと呼ばれるおじいさんが出てきて、Q20(約280円)で上らせてあげるよと言う。なんだろう。普段は上れない場所なのか、たまたまお金を取られているだけなのか、全然わからん。まぁいいや、こんなんばっかだけどまぁいいや。
おじいさんと裏へまわって狭い階段へ案内される。それを上って上へ。
しっかり鍵のかかっている扉をあけるおじいさん。
やっぱりここ普段は入れないところなのかな?
中はこんな普通の物置。
さらに階段を上る。

見下ろすフローレスはこんな景色!
そんなに高いわけではなかったけれど、綺麗でした。
小さいけど素敵な町だなーフローレス。

しばしまったりしてからロレンソさんにお礼を言って退散。
屋上で景色を見ながらロレンソさんがたくさん説明をしてくれていたんだけど、それもスペイン語のためまったくわからず。残念すぎる。早急にスペ(以下略)

夕食。歩き回って昼間船のおじさんに聞いた魚が食べられそうなお店を探し、魚の絵と値段が書いてあるお店へ。どうやら魚の名前はブランコというらしい。違うかもしれないけど。
このお店が個人的には大当たり。値段もお手ごろだし、とても美味しい。
パスタと魚を食べてビールは二本飲みました。
お店の店主と思われるお兄さんもめっちゃ良い人。ホテルもくっ付いたお店だったので、話をして翌日はここに泊まる予約もしてきました。秘密基地みたいな部屋。ちゃんとWi-Fiもあった。おひょひょひょ。
明日あの秘密基地で過ごすのが楽しみばい。

島自体を見下ろしたいんだけど、そのためには何処へ行けばいいのかな。周りにそんな高い場所ないんだけどな…空撮?わからんけど、とりあえず明日はそれの探索しつつ、またしてものんびりしよ。

なんなら良い宿見つけたから一週間くらいスペイン語学校行っても良いかなと思っているのでそれも探そうかなかなな。
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【世界遺産】虹と夕陽のティカル遺跡

早朝にフローレスに着き、仮眠をとって起床。
ホテルのすぐ裏にある湖沿いを散歩。
見つけたレストランで朝食。

注文に四苦八苦しつつ、なんとかランチメニューを頼む。
チキン?魚?焼く?揚げる?に対し、チキンを焼いて、と注文して出てきたのがこれ。
どうみても魚です。美味しかったからよいのだけどね。でも若干量は少なかった。約420円なり。

13時、お迎えのバスがホテル前に到着。
運転手がロン・パールマンにそっくり。たぶんお父さんだと思う。特に好きな俳優というわけではないけれど、出てくると「おお、あの人だ」と毎回思う俳優さん。
僕らの後にもいくつかのホテルに寄り、満員になったところでティカル遺跡へ向け出発。舗装されていたりガタガタだったりな道。

あ、このティカル遺跡のサンセットツアーは車の往復でQ100(約1400円)でした。もっと安くできるのかどうかは知らない。入園料はまた別にQ150(約2100円)かかるので、全部でだいたい3500円。値切れそうな人は頑張ってみてくださいな。
一時間半程度の車移動。ガイドの英語とスペイン語を話せる兄ちゃんと道中ちょろちょろ話す。日本語教えてって言われて教えたり、前もって遺跡の説明をしてくれたり、車から見えたティカル遺跡付近を自転車移動している人を指さして「あれはジャガーの餌だよ」って笑ったりした。

ティカル到着。

まず模型の前で諸々の説明。わかる言葉をなんとか拾い脳内保管しながら頑張る。まず出迎えてくれたのがこの大きな木。シーバ?セイバ?そんな名前だそうです。
マヤの文明においてはとても大きな意味合いを持つ木で、この世界の空と地面をなんちゃらしていて、宇宙とのね、そういう感じをこうね、なんていうかな、まぁあれだ、わかってるんだけど文章じゃ伝えられないのでやめておきます。わかってるんだけどね。またの機会に。
とても綺麗な木。最初に言っちゃうけど個人的にはこの遺跡の中で、この木が一番好きでした。
加工しまくったからCGみたいになっちゃった笑

ここらあたりでもうスペイン語と英語の説明聞くのに疲れちゃって、ガイドの兄ちゃんに話して個人的に周ることに。
だからこれ以降の遺跡の建物それぞれについては何が何やらよく分かっていません。
というかあれだ、ティカル遺跡については大量にほかの人の記事もあるから書きたいとこ以外飛ばします。

大ジャガー神殿(一号神殿)どーん。
どうこれ。虹がものすごく綺麗に入りました。日々の行いの賜物。ありがと神様。マヤの神様って誰だっけ。
マヤとアステカはどうも頭の中で混じってしまってよくわからなくなります。そもそもよくわかってない。マヤが滅んでからできたのがアステカなんだっけかな?ジャガーというとテスカトリポカなイメージです。生贄大好きな神様。どこかの博物館にある仮面が好き。実物を是非見たいと思っている。

話が逸れてしまった。

この一号神殿に上ることはできませんが、向かいの二号神殿には上ることができます。上の写真は二号神殿から撮ったもの。この神殿の周りにはたくさんの「ハナグマ」という生き物がおりました。あまり人に怯えないで近くまで来ます。
ほかには猿も鳥もたくさんいる。クモザルやホエザル?も見られたのですが、一瞬だったり遠かったりで写真にはまともに写っていない。悔しい。ジャガーもいるらしいけど、注意の看板だけで出会わなかった。

諸々飛ばして一番おっきい第四神殿からの眺めドーン。
一面森。
スターウォーズⅣで使われたらしい景色。見たのちっちゃい時だからどんな場面で使われたのは全然わからないけど、使われたんだそうです。
この景色を見るために上る階段が凶悪。階段自体はそんなにきつくもないんだけど、ここに来るまでに相当歩いているので疲労が半端ない。みんなゼーハー言いながらこの景色を眺めます。

これが一番の見どころで、感動した!なんて話がよく聞かれたんだけど、特にどうという思いもわかず、広いねー程度の感想でした。
この視界にかつては大都市があって、大量の人が暮らしていて、それが滅亡して、っていう想像も頑張ってして映像とか浮かべてみたんだけど、んなこと言ったら地球上何処だってそうだし、普段からそんなん思っているからなぁ、ぬぬぬ。

あるものを誰一人として知覚していない時、それは存在しているんだろうか、という話がある。同様に、誰もいない森で鳴っている音は鳴っていると言って良いんだろうか。そして誰もいない森の大きな木の正面に置いてある鏡には、その木が映っているんだろうか。

ふと気づく。この目の前に広がっている景色は東側である。
この建物の頂上は工事中のためかこの東側の部分にしか入ることが出来ず、真ん中には大きな神殿部分があるため、それによって反対側は全く見ることができません。

つまり、
夕日見えなくね?え、サンセットツアーなのに、夕日見えなくね?この一番良いところから見えるというツアーではないのだろうか。夕日の時間帯に遺跡にいるよ、というだけのツアーなんだろうか。ガッカリ。はげツアー会社め!
まぁでも十分楽しかったから良いやと思い直して遺跡から降りる。なんせ時間に遅れたらバスに乗って帰れなくなっちゃうから。上るのはきついけど降りるのは楽だなーなんてお気楽にトントン降りて下到着したところで、途中で別れたガイドのお兄ちゃんと遭遇。

「おー、ちゃんとここまで来れたんだねーもうこの第四神殿上って景色見たの?」
『見た見た、綺麗だったよー』
「そっか、よしじゃあもっかい上るか!」
『お、おう、まかせろ!』ということで地獄の階段、謎の二回目。
第四神殿からの壮大な眺め二回目。ぜーはー。

どうせこの兄ちゃんと一緒の車なんだからくっついて帰ればいいやと彼らが下りるまでまったり。てろてろ眺めていたら突如兄ちゃんが「はーい、アミーゴのみんなー、もうすぐ夕日沈むからこの工事の柵越えて向こう側まわるよー、落ちないように気をつけてねー」と。
夕日見られるのか!上って良かった二度目の階段!それがこれ!
ジャングルに沈む真っ赤な夕日!ちゃんとサンセットが見られるツアーでした!
はげとか言ってごめんねツアー会社さん!

夕日が沈んだ後は当然真っ暗なので、数少ない懐中電灯の光を頼りに暗い森の中を歩く。脳内でまっくらもりの歌が延々リピート。まっくらくら~いくら~い。僕は幼いころの子守歌がこれだったので、今でも聞くと眠くなる。
うつらうつらしながらジャガーが来たら諦めようと思いつつ30分ほど歩いて、誰も食べられることなく車へ帰還。

そっからまた一時間半乗ってフローレス。夕食は近くの店でラビオリとお酒。
ここらのお店は夜になるとハッピーアワーでお酒が安くなる。モヒートとローズダイキリ。どちらも一杯約140円。ラビオリは残念ながら美味しくなかった。

そんな感じで一日終了。




おおお!Twitterってこんなことも出来るのか!
なるほどなるほど。
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メルカドを散策後、湖に浮かぶ町フローレスへ向かう

グアテマラ三日目。本日18時30分にバスでフローレスへ向かう予定。
それまで何をしようか。とりあえず近くの市場、メルカドへ向かう。
「メルカド」が市場って意味?市場の名前?その辺もわからずグアテマラで生きております。

メルカド内はこんな感じ。屋内なんだけれどもかなり広い。簡単に迷子になれます。

お肉コーナー。

お魚コーナー。

お野菜コーナー。
お豆コーナー(?)。

お粉コーナー(?)。


かなり広くてなんでもある。
此処で揃わないものはないんじゃないかな?ってくらい。
トイレットペーパーだけがたくさんある場所とかもあったんだけど、そこもけっこう広い。

この後は昼過ぎから夕方のバスの時間まで、グアテマラのいろんな情報を収集するためだ、というのを己への言い訳に泊まっているところの屋上でビール飲みながらだらだらしてました。

18時30分。

バスでまずアンティグアからグアテマラシティへ。いろいろ寄って約二時間の移動。
そこでバスを乗り換えフローレスへ。料金はデラックスという良いランクの席で4000円くらい。
乗るときに缶ジュースとホットドックがもらえます。缶ジュースは開ける時にめっちゃプッシューっていうのに、別に炭酸ではない謎のリンゴジュース。
席はまぁまぁフカフカ。毛布ももらえる。でも四列なので隣の人と肘はぶつかる。前後もなかなかに狭い。2階建てのバスで、デラックスでない席とは階が違い見ていないので、どれくらい我々がデラックスなのかはよくわかりません。

21時グアテマラシティ発で、翌6時にフローレス着。
およそ9時間なので思ったより早かった。バス移動になれていなくてもそんなにきつくはない。

そのままその日の13時からのティカル遺跡のサンセットツアーを予約し、適当なホテル入り。
いつもダラダラし続けている自分にしては行動が早すぎて若干不安になる。
ホテル ラ・カサ・デル・ラカンドン(?)
意味も読みもわからん。一泊シングルで1000円ちょい。観光地的なところなのでなかなか高いが仕方ない。
探せばもっと安い所もあるそうですが、眠いのでとりあえずここへ。

レイクビューのベランダだとかなり電波の強いWi-Fiが使えるんですが、部屋に入ると届かない感じ。
ホテルのおばさんはある程度英語も通じて優しい。

バス移動で疲れたので昼過ぎまでお休みでござる。
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