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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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メリダ周辺のセノーテ巡り!

柵のない二段ベットの上のほうで起床。朝ごはんは宿のラファが作ってくれます。
パンケーキか、パンと卵焼き。選ぶことが出来ます。日によるかもしれないけどね。
料理をするラファ。

この日まで僕はてっきり同室のスペイン人とアルゼンチン人は友達で、一緒にセノーテ(石灰岩が陥没してできた天然の井戸的なプール的なの)へ行くもんだと思っていたんだけどどうやら違ったようで、僕とスペインの彼二人だけでお出かけ。昼前にラファに見送られつつ出発であります。
親切なラファからどこからのバスに乗れば良いという事を教えてもらって地図まで貰っていたんだけど、スペインの彼はどうやら地図が苦手なようで迷いまくり。僕は地図を見た段階で場所は分かっているからこっちだよーっと控えめに言ってるんだけど、彼はスペイン語出来ない僕を無事案内してあげようという気持ちが強いのか、いろんな人に道を聞いて「うん、こっちで間違いないよ、行こう」みたいに仕切ってくれる。気持ちはありがたい。でも本来なら宿からまっすぐ歩いて二回曲がるだけで着くところにバスの乗り場はありまする。

バス乗り場着。
これから向かおうとしているセノーテ集合地帯まで24ペソ。200円弱くらい。
一時間半くらい乗ります。ほんで人口2000人?くらいのちっこい町についたら降りる。なんていう町だったかな、忘れました。カタカナで三文字。クトゥン、みたいな感じ。これじゃ四文字って言うのかな?いまいち自分がどこに行ったのかわかっていない。

あ、そういえばこの日は水に入るという事と、泳いでいる時などに荷物を安全に保管して置けるところがあるのかどうか事前に確認が出来なかったので、一眼のカメラは持って行きませんでした。
そのためこれ以降の写真はすべてウェアラブルカメラContourで撮ったものになります。結果から言うと一眼持ってっても問題なかったので、もっと良い写真撮れたのにな…と少し残念に思っています。

とりあえず町に到着。こっからはバイクタクシー。チラとネットで見た情報だとロバだかなんだかが引いてくれるのに乗り換えたりする、っていうのがあったんだけどそれは使っておりません。それを使うところに行かなかっただけかな?
最初話しかけて来たバイクのあんちゃんは二人で250ペソとかそんな価格でして、僕はネットでそれくらいというのを見た覚えがあったからまぁそんなもんかーと思っていると、スペインの兄ちゃんが値切る値切る、そして断る断る。そこらにいた中学生くらいの子らに話聞いたりしてプラプラ。
結局二人で60ペソ、一人30で四つのセノーテを巡ってくれるというおじさんを捕まえました。安。彼の持っていた情報ではそんなもんなのかな。ロンリープラネット読めるくらいの英語力があれば良いのにと思う。彼がロンリープラネット読んでんのかどうかは知らないけど。僕は地球に歩き方持ってません。

そんなこんなで最初のセノーテへ向かう。
左がスペインの兄ちゃん。右がバイクの運転手リカルド。
運転手は覚えてるのに一緒に周って泊まって酒飲んでた彼の名前を忘れてしまった。申し訳ない。
最初のセノーテ入り口。どかんと口が空いていて下には綺麗な水が。でもこの写真だと上手く伝わらない。僕らと入れ違いでみんなが帰ったので、此処は完全に貸切状態になりました。
一眼で写真が撮りたかった‼
ここで二人で泳いで、奥に見えているロープでぶら下がってジャンプしたり。動画ならたくさん撮ったんだけどな、あげられるかな。出来たら気が向いたときに追加しときます。足元にはドクターフィッシュ的な子らがいて、足をツンツンしてきます。
ここのセノーテはこのでっかい泳ぐスペースだけで終了。

お次。
こんな木の根元に入り口があります。
っていうかそんなに綺麗な写真撮れてないからまとめて貼っちゃいます。

写真めっちゃくらいけど、こんな洞窟を抜けていきます。まじ探検隊。
グアテマラのランキーン洞窟を探検した時とは比べ物にならないほどのアドヴェンチャー感。そういうのが味わいたい人はこっちに来た方が良いかと思います。

洞窟奥にある誰もいない綺麗なセノーテで泳いで一休み。

そしてまた洞窟探検しながら帰る。楽しい。

三つめのサンタマリアセノーテ。此処が行った中では一番おすすめだとバイクの運転手も宿のラファも言っていた。

入り口。これまた木の根のそばから入ります。

これは!マヤ時代からある壁画的な⁉と思ったら客の悪戯だそうで。足元にある泥をすくって手に塗ってからべたんとやるとこうなるようです。ただの乾いた泥なので落とそうと思えば落とせる。

胸元や首のあたりまで水に浸かりながら進む。途中マヤの時代に刑務所として使われていたであろうスペースも見ることが出来、入ることも出来ます。ギリギリ顔が出るくらいまで水に浸かっているせんまいスペース。こんなとこ入れられたら気ぃ狂うわとほんとに。恐ろしい。そしてあのころから刑務所って考え方があったのねぇとなにやらかにやら。
水を抜けるとこんなところも通ったりする。まじアドヴェンチャー。

この後もセノーテ入って泳いだりしているんだけど、どれも日の光の入らない暗い所で、電気の明かりを頼りに遊んでいるので暗すぎて写真では何もわかりません。残念すぎる。むむむ。
今書きながら思ったけど、最初のも次のもここも、そして最後に行ったところも、僕ら全部貸切だったわ。恵まれておった。
最後のところはアドヴェンチャー要素のないところだったけど、飛び込み台があったりして面白かったです。

セノーテ一か所入るのに入場料として20ペソほどかかります。
なのでセノーテ4X20で80ペソかかっております。

このタクシーで案内してくれたリカルドおじちゃんめっちゃ良い人(それぞれのセノーテでいろんな説明をしてくれたり)だったので、スペインの彼と相談して最初に決めた60ペソでなく100ペソ渡しました。あれ?って顔してたけど受け取ってくれた。

帰りはまたバース。24ペソ。
ほんで町についてからあとは帰ればいいだけなんだけど、スペインの彼はまた道を曲がり角の度に聞きながら進む。来た時の道じゃん!てかこっちだよ!と内心では思いながらのんびり進む。彼は言い訳なのかなんなのかわからないけど「この町は道がわかりにくいよ、他の町ならそんなことはないのに…」って言ってたんだけど、割とこの町綺麗な碁盤の目であり、そして道全てに分かりやすく番号までついている。わかりにくい要素どこにあるんだよ!

そんなこんなで無事に二人で帰宅。
シャワー浴びて酒飲んで談笑して就寝。

いやー、良い宿。おすすめです。
今回行ったセノーテもラファおすすめのところなので、彼に聞くと行き方とそこらの名前を教えてくれるので是非に。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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さらに北上メリダ到着!

ついに北上が出来る月曜日!前日に予約してあったバスに乗るべく早朝ホテルを出発!
何時に出たのかは覚えてない!でも早かったはず!

無事に乗れましてそこから約八時間の旅。正直ちょいちょい寝てたからあっという間だったんだけど、エアコン効き過ぎててやたら寒かった。
バス代いくらかかったんだったかな、こういうのも今後ちゃんと書いて残しておけるようにしたいと思う。今後ね、今回は忘れたわ。

乗ったバスは一等バスだったので、テレビ付きでずっと映画が流れていました。当然字幕なしのスペイン語。
一本目はヒュー・ジャックマンの「リアルスティール」。ロボット戦わせる話。これは以前見たことがあったから言葉わかんないけどのんびり眺める。アンティグアであったメキシコ人やっぱ似てたなー。途中で飽きて寝落ち。
起きたら二本目やってたんだけどよくわからん。吸血鬼の館の話でフルCGの映画。主人公?は人間なんだけど変装してその館に入り込んでいたようで、吸血鬼の娘に恋をされたあたりで人間だとばれて一悶着、みたいな。これ途中から見始めて途中で寝落ちしたからよくわかってない。
また起きたら三本目やってた。今度は古めの実写映画。流氷?氷山?の上にいる人と、その氷の塊に向かってでっかい船で突っ込んで割ろうとしている船員たち、みたいな謎のシーンでした。全然わからん。これなんて映画だ?
四本目はティンカーベルの映画。たぶん「魔法の羽」とかそんなタイトルじゃないかな?これまた起きたら始まってたけど割と序盤から見たようで、途切れ途切れではあるけどなんだかんだ最後まで見てしまいました。

映画四本のあとは釘をバーン!て打ち込む機械の製造工程が流れてました。意外と面白かった。

メリダ着!何時だったか忘れた!
カンクンへ行く途中に寄るだけの町、という認識だったので何があるのか全く知らない。
なんかしら面白いものあるのかな?でもとりあえずパレンケで教えてもらった「Casa Del Tio Rafa」という宿へ行こうそうしよう植物。住所だけ聞いたからわかるかなと思いつつ、バスターミナルから出る。
出ると町によっては宿の紹介とかをしている人がいるんだけど、メリダにもそういう人がいました。宿さがしてるなら紹介するよーって紙を渡してくる。いやいや行くとこ決めてるからいいよーって言いながら一応紙を受け取るとそこには「Casa Del Tio Rafa」の文字。
「おー!ここ行こうと思ってたんです!」というと、彼は「ほんとに?僕がTioRafa(ラファおじさん)だよ!」と。
彼はまだバスターミナルで紙を配っている予定だというので、行き方だけ改めて聞いてからバイバイ。

のんびり5分くらいかな、歩いて到着です!
これが「Casa Del Tio Rafa」(直訳ラファおじさんち)。
ラファはいないので宿泊しているドイツのお兄さんに開けてもらって入る。内装が可愛い!
ここが入ってすぐのところ。奥の部屋が食事するところ、その奥がキッチン。
これキッチン。

いろんな国の国旗が壁に描いてあったり。

トイレもシャワーも綺麗でちょいちょいお洒落。

中庭の壁にはでっかいイグアナの絵。以前の宿泊客が書いたらしい。
中庭はこんな感じ。奥のがプライベートルーム。手前にプール。木の陰にはテーブルとイス、ハンモックもあります。ドミトリーは男女別で二室。良い!おすすめ!
のんびりしてたらラファが帰ってきたのでとりあえず二泊お願いして、あとは周辺の諸々などを教えてもらいました。

てかね、メリダめっちゃ暑い。この日最高気温40度くらいだったはず。
暑いしバスのエアコンで体調悪いしでベッドでたらたら。一休み。
同室のドミトリーにはスペイン、アルゼンチン、ドイツの人らがそれぞれ一人ずついて、この日の宿泊客は彼らのみ。僕含めて男4人でした。
夜はみんなで酒飲むかーとなり買い出し、中庭でのんびり話をしながら飲みました。僕とドイツの彼とラファはプールにつかりながら夜空の下でビールという贅沢。

この時たまたま日本のアニメの話になったんだけど、メキシコではかなり多くのアニメが放送されていたらしい。ラファは「キャンディキャンディ」「みつばちマーヤ」「聖闘士星矢」がもろに自分の世代だそうで、小さい頃学校から帰ってきたらテレビにかじりつくようにして見ていたそうです。面白い。「セーラームーン」も見てたみたいで、プールの三人でなんで変身中相手は待ってくれるんだろうねぇと誰もが思う話題で盛り上がる。ラファはタキシード仮面の物まねもしていた。スペイン語でされてもわかんないけどね!

飲みながら話しているうちに、明日はスペイン人の男性とセノーテ(石灰岩地帯が陥没してできた天然の井戸的なところ)を見に行くことになりました。何も予定決めていなかったからというか、だからこそというか、こういう突然できていく予定がとても楽しい。

僕は体調が思わしくなかったので早めに切り上げ、明日に備えて就寝しました。

ちゃんちゃん。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

パレンケでなんもしてない一日

起床。早めの起床。パレンケからさらに北上したいんだけど、このあたりは土日強盗がどうだと聞くので一応月曜に移動することとして今日は一日のんびりデイ。特に予定はなかったのでただタラタラする。チェックアウトの時間までパソコンをいじろうかと思っていたのに、何故かWi-Fiが不調。そのため早めにチェックアウトし、別な安い宿を探す。

ほどなく発見「Posada Nacha`n-ka`an」。ナッチャンカーン?
パレンケの宿はどれも写真撮り忘れている。緑と白の縦に細長い建物です。
ドミトリーあり、一泊80ペソ。640円。此処もプライベートはツインからで200ペソくらいからだったかな。だもんでドミトリー一択。ドミトリーは最上階で割と隙間だらけの空間。昼間は直射日光が鉄板の屋根にあたるからかものすごく暑い。そして最上階のためWi-Fiがギリギリ入りません。階段付近に行けば入ります。そんな感じの場所。エアコンも扇風機もない。暑い。
このホテルの外観は撮ってませんが、屋上からの眺めは撮りました。

あとは何してたかな。ドミトリーであったお姉さまにウシュマルがおすすめだよというのと、メリダに行くなら「Casa Del Tio Rafa」という宿が良かったよというのを教えてもらったくらい。ただそんなのんびりタイムを過ごして終わった一日!書くことない!

僕は左右で色の違うブーツを履いているので、この町の靴磨きの人に「片方だけめっちゃ汚れてるよ!綺麗に同じ色にしなきゃ!ハハハ!」と話しかけれました。ハハハ!

書くことないのでスペイン語の話をします。
スペイン語には縮小辞、というものがあるらしい。縮小辞という名前で良いのか定かじゃないけど検索したらそう出てきました。名詞の最後を「i」に変えて、そのあとに男性名詞なら「to」、女性名詞なら「ta」をつけるというもの。そうするとその名詞の小さいものを表現できるみたい。でもその「小さいもの」というのがわかりづらい。

たとえば「犬」は「ペロ」なんですが、「ペリート」にすると「子犬」になるらしい。
モノポリーをしている時には家(カサ)のことを「カシータ!」と言っている子もいた。この場合たぶん「おうち」みたいなニュアンスになるのかなと思っているんだけど、他人の家に対して「カシータ」というと、小さいと馬鹿にしているようなニュアンスが含まれるとも聞いたり。なんなんだ、難しい。幼児語だ、というわけでもないようだし、大阪のおばちゃんの言う「飴ちゃん」的な使い方の場合もあるのかな。
普段いきなりこの縮小辞にされると知っている単語でもわからなかったりする。買い物をすると袋いる?って聞かれるんだけど、「ボルサ」じゃなくて「ボルシータ」といきなり言われるとわからなかったりする。あとなんかあったんだけど忘れました。
あ、ハエが「モスカ」だか「モスコ」だかなんだけど、縮小辞にすると「モスキート」か「モスキータ」。あれ?蚊ですか?こんな成り行きで蚊はモスキートと英語では言われるのかな、と思ってみたり。ちなみにスペイン語で蚊はサンクード。
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パレンケ遺跡!アグア・アスール!ミソル・ハ!

早朝5時、Casa Muへ迎えに来たバスに乗り込む。
デモが昨日でやっと終わり、パレンケへ北上する道が開通したのである。やふー。

どれくらい時間かかったとか、そういうのメモしておこうと思ったんだけど普段使っているPostEverというiPhoneのアプリが不調でその記録が取れていない。いや普段取れていてもそれを活用して日記書いたりとかは全然してないんだけどね。

とりあえず写真のデータからすると10時頃にアグア・アスール到着。此処までで5時間。
グアテマラのセムクチャンペイに似ています。「青い水」という意味の場所。なんで青いのかな。北海道の青の池とかも何故青いのか知りません。なんで?
セムクチャンペイに似ているんだけど、僕は個人的にこっちのほうが好き。「セムクチャンペイ行ったならアグアアスールそんな良くないと思うよー」って言われたりしてたんですが、そんなことなく僕は逆でした。
セムクチャンペイは確かに綺麗なんだけど、範囲が狭い。ここは泳ぐことも出来るし、周りを歩いて散策するといくつもの滝が点在していてとても綺麗。1時間半の滞在だったんですが、歩いて登って諸々眺めて降りて来たら1時間半くらいすぐ経っちゃいます。泳ぐ時間なかったな…。
駐車場についてすぐ目の前に泳げる場所があるんですが、そこは結構混んでいる。少し登ったところにある泳げるスポットは人も少ないのでそちらのほうがおすすめです。
渡し船で何やら案内してくれる人らもいるんだけど、それは50分ほどかかるそうで、これまた僕には時間がありませんでした。自分で見ただけでも大満足だったし。

11時30分、またみんな集合してバスが出発。
僕は正直だいぶん適当に乗っていたので次に着くところがパレンケ遺跡だと思っていました。なのに次に着いたところはよくわからん林の中。運転手がスペイン語で話しているんだけど何言っているのか意味が不明。とりあえず昼食とるなりどっか行くなり好きにしなさい的なことを言っている。どっかってどこ?何もわからん僕は昼食をとる。この時13時。
そんなに美味しくもないスパゲティ。食べていると運転手のおっちゃんが何か心配そうに話しかけてくれるんだけど、相も変わらず意味は不明。お互い苦笑いで会話終了。バスの出発までまだ時間がありそうだったので散策してたらこんなものがありました。
滝。どうやらここはこれを見に来たみたい。泳ぐことも出来て滝も観られますよ的な。運転手のおっちゃんは「お前は滝を見に行かなくていいのか?」と心配してくれていたんだろうと思う。優しい。
でもそんなすごい滝でもない。だから写真もこんなに適当。水量多い時はもっとすごいのかな?わざわざ見に来るほどの滝でもないような気がします。裏側に回って見ることが出来るのも珍しいようでそんなに珍しくもない…。

またバスに全員乗って出発。
14時30分、ついにパレンケ遺跡到着。ここを見る時間は2時間だけ。一人ぼっちの散策開始であります。
グアテマラでティカル遺跡を見て、メキシコで此処パレンケ遺跡を見て、ってしたことでわかったことがあります。僕はそんなに遺跡に興味がない。そんなことはないというか、割と興味持っている人間であるつもりでいたんだけど、そんなにテンション上がらない。好みがあったりでたまたま今のところ合っていないだけなのかもしれないけども。
ほー、すごいねー、以上のものがない。単純に体力の限界がすぐ訪れてしまって楽しんでいる場合じゃないのかもしれないけどね。今回はそんな体力に負けるわけにはいかないという事で、パレンケ遺跡にある建物全部回って、登れるやつには全部登ってきました。とりあえず写真添えつつ紹介をば。
ばーん。でっかいやつ。これは登れない。でっかいです。
敷地内でこんなのをたくさん売っている。この「見ざる聞かざる言わざる」って始まりはどこの国なのかな?こっちの国で言ったとしても語感的に面白いわけではないのだろうと思うと不思議なもんです。
サルの前に置かれている丸い円盤はマヤ歴のカレンダー。一年が19か月でだいたい一月20日らしい。面白い。欲しい。でも絶対邪魔になるから買わなかった。
それぞれの建物を一番上まで登ると来場者特典としてこんな壁画を見ることが出来ます。写真だと凹凸がわかりづらいので全然見えませんが、実際に見ると何かしらの絵が描かれているとうことはわかります。何の絵かはわからんけど面白い。
個人的にはこれがとても好き。どんな格好をしたどんな人の絵だったんかね。
(クリックで拡大できます)
うろうろしてたら突如出現した木の枝の壁。MTGにあったわこんなん、とか思った。懐かしい。僕は黒赤墓地再利用が好きでした。あとはヨーグモスの取引と死体の花で生命吸収とか。こういう話題の脱線もちょいちょいしたいお年頃。
(クリックしたら略)
遺跡の奥深くに生えてた世界樹。たぶんこの樹切ったらユカタン半島壊滅するわ、ってオーラを放っている。そしてこの辺なんか知らんけど誰もいない。他のところは人だらけなのに、みんなこの辺はあんまり見ないみたい。この辺って言っても読んでる人には全く分からんし、そもそも僕にも此処どこだったのかよくわかっていない。なーんもわからずパレンケ周りましたよ、はい。

うん、此処有名なところだから他にも調べたら画像なんかたくさん出るだろうと思うのでそっちみてくだしゃんせ。僕は何か違うことを書こう。

まじ水必須。大量に来る前に飲んだから別に大丈夫だべ、と思ったけどね、超喉乾く。ほんと暑すぎる。今までの比じゃない。いくら水分摂っていても喉は乾くので水は持ってきましょう。
そして参考までにですが、成人した体力下降気味の男性が周ると、かなり頑張って全部登って眺めて最低でも1時間50分かかります。見終わるころにはジーンズまでベタベタですがなんとかギリギリ二時間で周れます。

そんな感じ!あとで気が向いたら遺跡写真追加します。
個人やグループでガイドを雇うことも出来ますが、僕は英語もスペイン語もガイドされてわかるほど出来ないので頼まなかったです。もっと歴史とかわかると面白いんだろうなぁと毎回思っているのに改善しないあたり、なんなんだろうなぁこいつ、と自分に思っています。

あとはまたバスに乗ってパレンケ遺跡からパレンケの町へ移動。

誰か一緒に降りるのかなと思っていたけど、パレンケの町で降りたのは僕一人。別に誰か降りたからと行って決して一緒に行動するわけじゃないけど、なんとなくとても寂しい。突如パレンケの何もわからない町でぽつん。でっかい荷物背負って。
相も変わらず全く下調べをしていなかったので町をフラフラ。下ろされたバスターミナル周辺を歩いてみるんだけど、ホテルが発見できない。全然ない。なんでだー。坂道行ったり来たりでへとへと。路上でバスのおじちゃんに「サンクリストバル?」とか聞かれて、そっから来たんだー!と思いながら散策。「ホテルない?」って聞いても「インフォメーションあっちにあるからそこで聞け」と言われる。ぬぬぬー。

ここらで気付きました。ホテル、ホステルの文字ばっか探してたんだけど、「POSADA」っていうのはやたら見る。これなんのお店だろうか。ちょいと入って話を聞いて料金表見てみたら、これ完全に宿屋じゃないか!疲れていたからとりあえず一軒目に入りました。
ドミトリーもシングルもない宿「Los Angels」。一人でツインに泊まって190ペソ。1520円?掛け算も出来なくなってきた。高いけど綺麗でお湯もたくさんでて、タオル付きで部屋にはファンもあって快適でした。ベッド二個あるから一応両方使ったし!

宿で調べて見たらやっぱり「POSADA」は「宿屋」の意。これ大事な単語だ覚えておかねば。

土日強盗の話を聞くからこの町には明日もまた一泊してメリダまで北上の予定。

疲れまくったので早めの就寝となりました。
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メキシコの動物園とスミデロ渓谷

デモに因るサンクリストバル待機三日目。明日やっと移動できる、はず!

この町フラフラするのにも飽きてきたのでちょっとばかり遠出。此処から西へ一時間ほど行ったところにあるトゥクストラ・グティエーレスという町へ行くことにしました。何故ならそこには動物園があるから!
この旅行中に動物園行きたいなーと思っていたんだけど、今のところあまり機会がなく行けてなかったという事と、その動物園にはケツァールとジャガーがいるらしいから!幻の鳥と言われ、グアテマラの国旗にいたり通貨の名前にまでなったりしているケツァール!グアテマラでは見られなかったから楽しみである。そして中米の王者的な風格を持っているジャガー!スペイン語だとハグワール。ティカルでは会えな(くて良)かったからここで見たいのである。

そんなわけでまたバス停巡り。トゥクストラ?トゥクストラ?って聞くだけの簡単なお仕事。少し前の情報だとその町まで高速使う早いバスで35ペソってことだったんですが、最近メキシコは物価が上がっているようで50ペソかかりました。他の人もみんなその価格だったので僕がボラれているわけではない、はず。安いのだと高速使わないために2時間ほどかかるらしいです。
あっさり到着。ここらチアパス州の州都というだけあってデカい町。ここは何だっけな、サン・マルコス教会?ここを起点として地図の全体を覚えておりました。
そのデカい町を出発前にチラと見た地図の記憶を頼りに歩きます。ここは何だっけな、サン・マルコス教会?ここを起点として地図の全体を覚えておりました。羽の生えたカッコいいライオンがいる。適当に覚えてきただけなのに意外となんとかなるからつまらない。迷子になるの好きなんだけどな。迷子になろうと思って無理しても結局実はわかっているということが自分にはわかってしまうわけで、冷めてきます。適当に思いついて書いているから話が全然進まない。

目的としている動物園の名前はZOOMAT。ズーマット?ゾーマット?いやソーマットかな。
でも誰に聞いてもわからんという。頭の中の地図の場所と現在地は近いはずなので、そこ行のバスがこのあたりから出ているはずなんだけども…。そしたら何人目かに聞いたおじさんが「あそこのバス停でまってろー」と教えてくれました。そのバス停の目的地は「ZOOLOGICO」。ソーロヒコ。これなのか?名前変わったのかな。待っているとほどなくバスがやってきたので、特に他の候補もないのでとりあえずそこへ。バスで20分くらいかな?6ペソ。安い。
運ちゃんに「ソロヒコ」と言われて降りる。なんか動物園の気配。入り口はこんな感じ!
ZOOMATじゃん!そしてお前誰だよ!
ZOOLOGICOとはいったい何だったのか。よくわからぬまま20ペソ払って入園。

いろんな動物がいました!最初に出迎えてくれるのはワニたち。
亀カメラ目線。このあと水を手でパチャパチャしてからドブンと潜っておりました。

この動物園はかなりアップダウンの激しい立地で、入ってそうそう坂を上り続けます。おじさんにはかなりキツイ。でも楽しい。何が楽しいって此処動物園なんだけど、柵の外にもいろんな動物がたくさんいる。つまりは野生の子たち。でも柵の中にいるのと同じ種類のもいる。不思議な気分。どんな気持ちなのかな彼らは。柵越しに愛とか語り合っている子らもいるのかな。柵越しに交尾とかしている輩もいるのかな。彼らはそんな柵の外のそこらにいた方々。

彼らはやたらいる。客が落としたご飯なんかを食べあさっている。周りの警戒を怠って食事に夢中になり、そばに人間がいることに気付いて急にダッシュして逃げたりする。ちょっと阿呆の子。名前は知らぬ。柵の中にもいる。

いや、お前は柵の中にいるべきだろ、ってサイズのイグアナさん。かなり近づいても逃げない。首をグイングインしたり下をペロペロしたりしながらのんびり歩いている。イグアナって歩くとき手を外側から回すようにして歩くからなんか見ていて楽しい。

彼らもたくさんいる。走るの早い。いや走るの早いの彼らじゃないかもしれない。木から地上にジャンプして来たり地上での生活を楽しんでいる方々。

お次柵の中の子ら。

亀。めっちゃたくさんいた。ほんとめっちゃいた。足元にも餌を求めてパクパクしてる鯉みたいな勢いでいた。ちょっと気持ち悪いくらいいた。

ぐーでーん。

クモザルくん。モノアラーニャ。スペイン語でもサルクモ。まんま。美味しそうに果物食べてました。
コヨーテ。見事な皺が眉間に寄ってます。どうしたんだろうか。

掴まっているプロレスラーがいた。ルチャリブレ。

マーゲイ。超可愛い。たしか木登りがネコ科の中で一番上手とかそんなんだったはず。残念ながらこの姿しか見られませんでした。


そしてついにお目当てのケツァール!だったんだけども、すんごい見づらかったです。まず周囲が暗すぎる。檻の上に枯葉が乗りまくっていて全然光が当たっていない。そして何故かこの檻だけ網が三重。粗いの、細かいの、さらに細かいの。それに光が反射していたりでこれまた見づらい。カメラも暗いわ網邪魔だわで全然取れませんでした。
一応三羽いたんですが、尻尾が長いのは一羽のみ。他のはもともと短いのか千切れてしまったのかよくわからないです。やっぱり野生で飛び回ってるのが見たいなー。


最後は王者ジャガー。どこにいるの?ってくらいジャガーのいるであろう空間が広く、発見できませんでした。ぐぬぬ。それとは別な檻でハグワールネグロが見られた!
…あれ?これって日本語にしたら黒ジャガー?黒豹じゃないよね?ジャガーとヒョウって別だと思うんだけど、黒いジャガーって日本にいるかね?てかジャガーっているかな。おぅ?

見えたのはちょっとした後ろ姿とこのお顔のみ。めっちゃ暑そうで日陰でダラダラしてました。てかこの動物園の哺乳類はだいたい暑そう。


動物園終了!
このまま帰っても良かったんだけど、せっかく来たという事でスミデロ渓谷という場所へ行くことに。スミデロ渓谷、スミデロキャニオン。どっちでも良いんだけど、グランド渓谷だと変な感じがするねグランドキャニオン。グラント博士!
観光でこの町に来るとしたらほとんどの人は動物園ではなく、このスミデロ渓谷のほうだと思います。ツアーとかもあるみたいだし。そんなわけでとりあえずのクルーズ開始。160ペソ。1280円?
こんなボートに乗って川を上りつつ渓谷の中を通る。ボート会社がいくつかあるようで、もう少し上流から始めるやつだとちょい安いみたいです。僕は古都チアパ・デ・コルソというところが見てみたかったのでこっちからスタート。

こんな感じ。個人的には「アルゴ探検隊の大冒険」(
1963年の映画)を思い出す感じ。僕はそれくらいの世代。面白いから知らない人は見たらよいと思います。それに出てくる骸骨騎士が何度かフィギュアになったりしているようなので、それで知っている人もいるかもしれませぬ。デッサン人形として使えるみたい。よく知らないけども。
(クリックしたらでっかくなります)
断崖絶壁。そしてものすんごく高い。どのくらい高いかわかりづらいと思いますが、下のほうにちっこく船が写っているのでそれで比較してもらえたら良いかと思います。

野生のワニ。「ワニ」は僕がかなり早めに覚えたスペイン語です。ココドゥリロ。湖で泳ごうとするたびに「ワニいる?ワニいる?」って聞いてたからね。野生のワニを見て、おお彼らもしっかり擬態してるんだなーと実感しました。ポケーッと見てるとどこにいるのかわからなかったりする。自然てすごいねー。
クリスマスツリー滝。この日は何も流れてなかったんだけど、雨が降った日などはここを綺麗に水が流れているみたい。でも雨の日とか天気の悪い日ってクルーズつまんないだろうし、どうなんだろ。雨降った翌日とかが良いのかな。わかりませぬ。

鳥がいてー、ワニがいてー、断崖絶壁でー、風が気持ちよくてーっていうそんなボート。約二時間。登って下って元の場所でお終いです。かなり人気があるーって聞いてたんですが、そんなに言うほどでもないかな。絶対行った方がいいよー‼とはなりません。気持ちよく揺られるので眠たくなります。
スミデロ渓谷はこのボート以外にも上から見下ろす場所があったりそういうツアーがあるようなので、そっちの方が綺麗なのかも知れないなと。

帰りはまた適当なバスを捕まえて50ペソ。

翌日のバス確認。でも終わったようで行けるって!
明日はアグアアスール、パレンケ遺跡などに寄りつつパレンケへ向かう予定です。
そのあとはメリダ、そしてカンクンへ!
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』