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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

さよならエクアドル!また来るよクエンカ!

【今日でクエンカとお別れ】

起床。今日も宿で朝食を食べる。

チェックアウトは12時ですが、それ以降でも荷物は預かってくれます。さらにシャワーも使っていいんだって。優しい。「ここが彼のお家よ」って言われながらキッチンのしたに仕舞われる僕のバックパック。可愛い。

とりあえず今日は国境を越えてペルー入りをしようと思っている。たぶん12時間くらいかかるだろうと思うので、夜まで時間がある、と思う。「思う思う」ばかりです。実際確認してないから仕方ない。夜7時にはバスターミナルへ行こうと決め、それまで昨日一昨日で行っていないところを散策。

歩いていたら大きな市場を見つけたので入ってみました。体育館くらいのサイズで一階が全部野菜、地下がお肉で二階が食堂。朝食を食べはしたけどちょっとのパンと卵焼きだけなので何か食べることにしました。というか、こんなんみたら食べざるを得ないでしょ! 豚の丸焼き‼

豚の‼

丸焼き‼

「豚の丸焼き」って言葉は良く聞くのに実は実物みたことない系のあれじゃないですかね?
絵では見るし、鉄棒の技(?)でもやるけど、実際見たことってなかったんじゃないかな。改めて実感。ヒツジの丸焼きは何度か見たことも食べたこともあったんだけども。
豚さんなかなかのインパクト。そしてこれがまた美味しいのでありました。




これが料理として出されたもの。約300円。
お肉部分は塩味で柔らかくてとても美味しい。そして食べたことない感じだったのが皮!写真手前にある茶色いのが豚の皮でして、北京ダックの皮みたいにパリパリになっております。鳥の皮よりも厚く硬いのでパリパリっていうんじゃないな、ガッキガキな感じ。それにトロッとした脂がくっついていて超美味。でもたくさん食べたらこれ一瞬で油酔いするなっていう味です。これどこの料理なのかな?安くて美味しいのでお勧めです。一つ希望を言えば一緒にビール飲みたかったな!御馳走様でした!



【また別な博物館】

名前はわからん!昨日も入ろうと思ったんだけど時間的に難しそうだったので今日にしたところ。たしか入場料$2。ここは宗教色の強いと言うか、そういう関係の像などしかない感じのところ。天使とか神さんとか神父さんとかそういうの。 フランベルジュもってる天使さんもいた。

ここの人形さんがたを見ていて思ったんだけど、絶妙に両目の目線がずれているのでどう動いても目が合っているような気がしない。片目ではあえどやっぱり表情としてはしっくりこないと言うか。こういうのは意図してやられているんでしょうかね?
絵画においてもそういう描き方をしてあるものがある、みたいな話を聞いたことがあります。うろ覚えだから違うかもしれないけども。そうすることによる神秘感とかそういうのを狙っているのかな。

この博物館にも絵画と写真のテンポラリー展示があって、それを眺めていたら髭面の兄ちゃんに声をかけられました。なんとこの人作者さんだって。説明をさせてもらってもいいか?というのでしてもらいました。英語で。スペイン語よりはわかるけどやっぱりわからん英語。

この絵は絶滅危惧種のことを考えてそれを子供というモチーフによって~~、僕は木っていうのは守ってくれるものだと考えているんだだから~~、これはほかのものよりもかなり抽象的な意味づけが~~、この写真はわからない未来や続くことを示唆しているんだ、じゃあ次の部屋へ行こう、とかそういうのを聞きました。本人が説明してくれると質問も出来るから楽しいなぁと昨日今日で思いました。

「タコは何の象徴として描いてるんですか?」とかそういうのを聞けるの面白い。
彼はタコを知能や知恵の象徴として描いているんだそうです。「やつら脳みそと足しかないだろう」って言ってた。たしかにそう見えるよねぇ。

クランゲ皇帝とオモイカネが思い出されます。脳みそダコ。

サワキちゃん!

バイバイする時にポストカードとアドレスくれました。
エクアドルの人するアドレス教えてくれる。メールするの苦手だからそっちからして欲しいな。
こっちのアドレスは教えてないけどさ。




【そういえばパナマハット!】

知らなかったんだけどパナマハットもエクアドルでは有名なものらしい。何やらパナマ起源のものじゃないんですって、なんだそれ。パナマ欲張りか。もう僕の中でパナマのイメージ悪化の一途。コパ航空とともに沈(略
何故パナマハットと呼ばれるのかは諸説あるそうですが、原料となるヤシがエクアドルでしか育たないものなんだそうです。よくわからんけどね。

たしかに言われてみたらそこら中にかぶっているインディヘナのおばちゃんがいる。というか編んでいる人もいる。クエンカにはそういう工場やお店も多いそうで、昨日は気にしてなかったからか全然気づかなかったんだけど、意識してみたらたしかにたくさんお店ありました。

そういうことなら一個買って行こうかね?とお店散策。
でもなんか店員さんが寄ってくる感じのお店です。やっぱ観光のためにやっているからそういう対応になるのかなと思うけど、こういうの苦手。「どんなものをお探しですか?」みたいなの。日本でも苦手。なので店から逃亡。店員さんが寄って来ても逃げられるくらいのスペースがあるでっかいお店ないかなーと歩いていたらこんなんありました。
パナマハット博物館。おお。
そこまでは求めてなかったけどたぶんここでも買えるでしょうと入場。
 
たぶんバチン!ってやって形作る機会。

編まれている過程。

こんなんが見られる。というかこれしか見られない。
ここは博物館とは名ばかりのただの大き目のお店。
上の二つのスペースを抜けるとあとはただの帽子屋さんでした。
まぁ願っていた通りだから何も問題はないんだけどね!
パナマハットたくさん!広いから店員さんが寄って来ても適当な返しと愛想笑いで躱すことが出来る!そんでいろいろ試着してみた結果。

オレ、ボウシ、ニアワナイ。

ということで結局なんも買わずに退店で御座います。
お土産に!と思ったんだけど、サイズやらなにやら難しいかったので諦めました。てろ~ん。




【さらばクエンカ!】

こんな具合にてろてろしてたらいい時間なったので、宿からバックパックを回収してお姉さんらにお別れをいってバスターミナルへ移動開始。 途中こんな謎のソフトクリーム的なのを食べたりしながら歩く。約25円。
駄菓子屋にあるちっこい偽物のヨーグルトみたいな味がします。あれの劣化版。あれ食べたい。

けっこう遠い。なんで俺これ来るとき普通に歩けたんだろうか?とちょっと疑問に思う。


何度か言ったコンビニ的なお店にいる犬も見送ってくれています(勘違い)

意味不明な姿勢で座っている犬もいました。ケガしてるとかそういうのかな?趣味かな?


バスターミナルに着いたのは夕方6時過ぎ。客引きが凄い。
みんなして地名を言いながら進路を阻んでくる。
「どこ行きたいんだ?」「キトキト」「ペルー!」「なんちゃらかんちゃら」

うん。どこ行きたいんだと言われましても、自分でもそんなん知らんのである。
取り敢えずペルーに行きたい。でもたぶんなんか地名がたっくさんある。

ど・こ・に・し・よ・う・か・な・

とりあえずペルー行のバスを出しているバス会社の窓口へ。 スーペルセメリアという会社。

国境や他の町でバスを乗り換えなければならないとか面倒なので「直接行く?」と何度も聞いて確認。ペルーの国境付近の街のことは何も知らんので、12時間くらいで行けるところがいいなーとうことでで「チクラヨ」という街に決定。
そしたら受付付近に座っていたおじさんが「俺も一緒にチクラヨだ!安心しな!だから写真撮ってくれ!」みたいなよくわからんことを言ってくる。とりあえず不安しかない。 バスの出発は夜の10時30分。

うん。4時間もある。することない。

することなかったからガム買いました。 こういうのってずっと入ってて衛生的ではないからとちっちゃいころ買ってもらえなかった。今はそういうの知っているけど数年に一度食べたくなって買ったりする。そんなんを敢えてエクアドルでっていうね。美味しかったです。

あと二時間くらいは「そういや俺ハーモニカ持ってんじゃん!」ってことに気付いて外で延々練習してました。練習ったってまず僕はハーモニカ吹けないので練習方法もわかりません。だからハーモニカが入っている曲を自分のiTunesから探して聴きながらそれを頑張って耳コピしてみた。
二時間やった結果思ったことは、たぶんこの曲このコードのハーモニカじゃないわ、っていうそんな二時間でした。とても寒かった。

10時30分、バス乗ってペルーへ出発です!
さらばエクアドル!また来るよいつか!ガラパゴス行きに!

夜が明けたらペルーですよー。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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