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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

ついにキューバへ!

ついに四か国目、キューバ入りをする日。
現在一か月に一か国くらいしか回らないペースなんだけど、僕は一年で12か国だけ周って帰国するつもりなんだろうか?というか12か国しか周れなかったら帰れないと思うんだけどどうなんだろうか?あ、違うや、ついこないだ一泊だけベリーズに行ったんだった。だから五か国目か。五か国目でした。行った二日後に忘れられる可愛そうな国ベリーズ。とても綺麗な良いところだったよー。まぁなんでも良いんだけどとりあえずキューバ入りが今日の予定。

四月頭から慣れ親しんだメキシコをついに離れます。って言ってもメキシコ東部しか行くことができていない。残念無念。そしてカンクンは付近はさらに行っていない。海沿いのマヤ遺跡トゥルムも行ってないし、有名なここらのコスメルやイスラ・ムヘーレスという島にも行っていない。そもそもカンクンで海入ってないからね。キーカーカー綺麗だったからそれで良いやと。今度誰かと来る機会があればまた来ます。一人ではもういいや。

15時過ぎ発の飛行機なんだけど、なんやかんや手続きに時間がかかると聞くので12時には空港についていようというと11時30分のバスに乗る予定で、しっかりバックパックに荷物を詰め終え出国の準備完了。
そういうギリッギリになって一番大事なやり残したことを思い出しました。痛恨のミス。
僕は浴衣を持ってきているんですよ、なんとなく日本からね。そしてここカンクンがあるのはユカタン半島。
「浴衣でユカタン!」とか、「浴衣で床ターン!inユカタン(床ターン!はサンダルかなんかで床を叩く行為)」とかやろうと思ってたのに忘れてました。一番やろうと思っていたことだったのに!(ほんとは「ゆか」的な名前の人がいたら一緒に「浴衣で床ターン!withゆかタンinユカタン」がしたかった。)
気づいてから出発までやろうと思えばやる時間あったんだけど、そんな頑張るほどのことでもないので諦めました。

11時、何泊もお世話になった宿にお礼を言って出発。同じ宿に泊まっていた女性とキューバ行の便がたまたま一緒だったので一緒に出発。カンクンのダウンタウンにあるバスターミナルから空港まではバスで62ペソ(500円くらい)。たしか。30分ほどで着きます。
それにしても、空港へ向かうバスの中で飛行機事故かなんかの映画をやっているのはどうかと思うよバス会社さん。デンゼル・ワシントンが機長か副機長役の映画です。見たことのない映画だし、30分くらいしか見られていないからストーリーもなんていう映画かもわかんないんだけど、とりあえず何回も墜落しそうになってました。
前にも書いた気がするんですけどね、僕は飛行機がとても怖いんですよ。そしてさらに今日乗るクバーナ航空という航空会社は聞くところによると世界で墜落率第二位とかいうじゃないですか。もうなんなの。絶対死んだしょ今日。残念。

空港。
諸々お金がかかると聞く出国やビザのあれこれ。僕はカンクンの宿でキューバへのビザのカードが余ったという方からそれをいただいていたので、ビザにはお金がかからず。ベリーズから帰ってきてからメキシコ滞在は一日だから出国税はかからないはずなんだけど、チェックインのところで315ペソを取られました。これはなんのお金?確認しようにもよくわからず、とりあえず2500円くらい徴収されました。謎です。後ほど調べます。取られなくて良いのだったら悲しいなぁ。
いろいろ時間かかると聞いていて早めに来たのに、チェックもすぐ終わり、荷物検査などのゲートも問題なく通過、すぐさま自分の乗る飛行機の搭乗口前まで到着。早い。することない。てかイミグレーション的なところ通過してないんだけど、メキシコって出国の時そういうのないの?わからんぬ。暇人。
キューバといえば物がない国として知られている。なので人にあげるちょっとしたものがあるととても喜ばれるよ、という話を思い出したので免税店で煙草を1カートン買いました。見たことのないデザインのwinston。
あれ、そういえばwinstonてアメリカのタバコ?あんま良くないかな。31ドル。葉巻で有名なキューバの人タバコ嬉しいのかな?と思ったけど、とりあえず気にしない。あとはコンドームが不足しているから喜ばれるとも聞いたんだけど、渡すタイミングなくない?誰かに道聞いたお礼にコンドームあげるとか意味不明だよね?それにコンドームあげるなら日本製のやつとかのほうが面白かったかな。残念。なので買わず。あとはお菓子、とか思ったんだけど結局買わず。タバコだけ持ってキューバへ。

クバーナ航空。世界第二位の墜落率とは言え、基本的に落ちるもんじゃないとわかっていても、やはりなかなかに怖い。ちょっとガクン!となるたび「終わった!」とか思ってました。忙しない。それとチケット予約の時にインターネットで座席指定してはずなんだけど、結局全然違うことになってました。あれ意味あんの?どうなのクバーナさんよう。翼のところ嫌いなんだけど思いっきり翼のとこでした。翼のプルプル気になるし景色見えないし、良いことない。翼のない飛行機を開発してほしいものである。 一時間の間に己の命を五回ほど諦めたけど特に何事もなくキューバはハバナへ到着。個人的には立ち上がって拍手をしたほどでしたが誰もしなかったので僕もしませんでした。こういうところで一人スタンディングオベーションができるくらいの度量が欲しい。いらない。

これがキューバ!失礼かもしれないけれど、思っていたよりもとても都会都会している。バスとかめっちゃ綺麗だし。
とりあえずの両替。メキシコペソを2500ペソ分キューバのお金に変えてみる。いくらになったんだったかな、忘れました。この時レートとかなんも気にしてません。下調べもしないうえに、目の前で行われている両替のレートも気にしないダメ人間です。150cucくらいだったかな?
「cuc」というのがキューバの通貨。キューバが二重通貨制だということだけは知っているダメな僕。cucというのが観光客などが使う用の通貨。cupというのが現地の人たちが使う通貨。それだけはわかっているんだけど、どういう場面でどちらを使うとか、そういうことに関しては全然わかっていない。普段の僕であればここで外を眺めながら立ち尽くし、さてーどうしよっかなーって考え始めるんだけど、今日はカンクンであった女性と一緒。その方はハバナの宿をすでに予約していると言っており、もし空いていたらそこに泊まっちゃえばいいよ、と言ってくださっていたのでそこまでご一緒させていただきました。

空港からハバナの町まではタクシーで30cuc。25cucだという情報もあったり、別なバスを使うともっともっと安いなんてこともあるらしいんだけど、僕らはとりあえず30でした。ちなみにこれを書いている今現在(27日、ネットはないけどパソコンに文章だけ書いている)も、僕はこのcucという単位のレートがはっきりわかっていない。下調べしてないし、キューバはネットが使えないから調べられないし。なのでいまいちわからないまま日々過ごしている。ペソのレートから考えるに1cucで100円ちょいくらい?この「ちょい」が曖昧だけど、たぶん数十円。わからん。とりあえず110円くらいで考えてます。
てことはタクシーだけですでに3300円!高ッ!あれ、想定していた物価と違いすぎるんだけど大丈夫かな自分。ハバナ旧市街の女性が予約していた宿についたんだけど、空き部屋はなし。なのでそこのご主人に別な宿を僕だけ紹介してもらいました。ありがたいありがたい。お世話になった女性とはここでお別れ。ほんとこの方のおかげでハバナ市街、そして宿までほんとスムーズに入ることができました。たぶん一人だったらまだそこら重いバックパック背負って歩いてるか、まだ町についてないかじゃないかな!

僕の泊めてもらった家がこれ。
キューバはホテルやホステルというよりも、誰かのお家の部屋に泊めてもらう、というスタイルが多いみたい。ここのご主人はイタリア人のなんとかさん。フランシスコさん?名前覚えるの苦手すぎてやばい。今度からメモろう。結婚してからコスタリカに住んだりイタリアに住んだりして、キューバには三年前から住んでいるんだそう。物がない国っていうのにフランシスコ(?)さん家の内装はめっちゃめちゃ綺麗。なんじゃこりゃ。 そして部屋がこれ。
わお。個室。そしてトイレ、シャワー付き。さらに扇風機とエアコンまで完備。わかりづらい写真でごめんなさいね。
これで25cuc。僕の予想レートで2750円。まぁ高いよね。でもここらが相場?なのかな?とりあえず二泊お願いしました。二泊で5000円超えるってことはだ、2週間の予定でキューバ来てるんだけどやばくない?同じ価格帯の宿しかなかった場合、宿代だけで35000円かな、僕の矮小な計算能力に間違いがなければ。高っ。下調べしなさすぎだったとここらでちょっと後悔。まぁしゃあない。
でも国の雰囲気はとても好きな感じ。まだ来るのにちょっと見て散歩しただけだけど、そう思う。今のところ一番好きな雰囲気の国でござる。そしてたまたま見つけた夕日。
キューバ!正直見どころとか何があるのかも全然知らないキューバ!でも来てみたかった国キューバ!社会主義のあれこれとか、ゲバラのあれこれとか、経済封鎖されて物がないと言われているその生活のあれこれとか、見てみたかったのである!ハバナには「ハバナビエハ」っていう世界遺産に登録されている旧市街の街並みがあるらしいんだけど、どっからどこまでがそれなのかな。今時分自分は旧市街にいるような気がするんだけど、実はすでに世界遺産の中にいます、とかそういうことなのかな、違うかな、でもとても綺麗な町の中にいますよ僕は。ふはは。

軽く散歩した後は夕食!今日初めての食事。泊まっている宿の正面にあるピザ屋さんにしました。メニューを眺めると食事はだいたい1cuc~2cucくらい。100円から200円程度かな?別な看板のメニューには17とか50とか書かれているからこれがcup表記なんだろうと推測。よくわからんから一旦cupは頭の片隅に追いやる。
ピザ屋さんなのなのでピザを注文、と思ったんだけど店員のお姉ちゃんが厨房に何やら聞きに行き、今日はもうピザはないとのこと。ピザ屋さんて看板に書いてあるのに!ではということでパスタ。厨房へ聞きに行くお姉ちゃん。もうパスタはないって、っていう残念そうな表情と仕草で戻ってくるお姉ちゃん。じゃあ何があるねん。
おすすめは?と聞いたら「魚のフライ」とのことだったのでそれを注文。さらに「POLLO CORDON BLUE」という謎の料理も進められてのでそれも注文。どっちも100円~200円くらい。

あとはそれをつまみになんかお酒を飲もう、甘いお酒は合わないけどキューバだからとキューバリブレ注文。そしたらお姉ちゃんは「ピニャコラーダは?」と。いや、今キューバリブレ頼んだじゃん。いきなりお酒二つも要らないよと思ったんだけど、やたらとピニャコラーダ押しのお姉ちゃんに負けてキューバリブレ取り消されてピニャコラーダ注文。何故。魚のフライと謎の鶏肉の料理とあ~んまいピニャコラーダ。これが僕のキューバ最初の食事であります。

そしたらまた注文伝えに行ったお姉ちゃんが厨房から帰ってきて僕に聞く、
「魚のフライのほうももう一個の料理のほうもライス付きのメニューだけど大丈夫?」

いやいやいやいや、じゃあなんでおすすめしたの?しかも厨房行く前にわかることだよね?厨房のおじちゃんも顔出して来て「一人でここでどっちも食べてくのか?」みたいなことを聞いてくる。いいよもう食べるよ。お腹すいてるし!てなちょっと投げやりな気持ちで全部注文しました。
ほどなく運ばれてくるピニャコラーダ。なんだろ。僕のしっているピニャコラーダと違う。
でも美味しい。単体で飲む分にはね。食事とは絶望的に合わないだろうさ。

そして食事待ちながら飲んでる間何度も「美味しい?☆」と聞きにくるお姉ちゃん。なんなんだろう。とてもおすすめのようです。カウンターのところから飲んでる姿見てウィンクまでしてくれます。なんなんだろう。お次は魚のフライ。
あれ、これフライ?ソテー?そしてご飯ついてない。気を利かせて省いてくれたとかそういうことなのかな。美味しいです。今のところ食事美味しくない要素0。キューバの食事は美味しくないと聞いていたのに!
さすがに甘いお酒は合わなかったのでピニャコラーダ速攻で飲み干してからビール注文。クリスタルというキューバビール。まぁまぁ。

最後は謎の料理。
うまそう!ポヨコルドンブルーという謎料理!でも食べたら超美味しいです!ご飯も美味しい!若干甘めの味付けがされている。そしてこのまん丸のから揚げみたいのも衣が少し甘い。まん丸だから肉団子的なことかと思ったらそうじゃないくてちゃんと肉々している。なんで丸いんだろ。 中からチーズまで溢れてきた!なんだこれ美味し!どういう原理でこうなってて丸いのかわからんけどとりあえずやたら美味しいです。
誰だキューバのご飯が美味しくないっていったやつぁ、美味しいじゃないか。美味しく腹いっぱいになりつつちょいちょい酒飲んで10cucでした。1100円?cupというのも使いこなせるともっと安く食事などができるのかな?わからんぬ。この日はまた軽く散歩して帰宅して、ダバダバでる熱いシャワーでさっぱりして寝ましたとさ。これからどんな日々が始まるのかキューバ!そんな具合に一日目終了!

(明日以降、下調べをしていなかった割にはしっかりとキューバを周っておりますのでよろしければご覧くださいな)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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