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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

キューバ六日目 トリニダードで乗馬!

トリニダード二日目。青空のもと宿泊料金に含まれることになった朝食を食べる。パンとフルーツとコーヒー。ふつう。

さて今日は何をしようかと考えるんだけど、一晩経ったところで適当にやって来た町だということは変わらないわけで、何ができるのかまったくわからない。調べようもない。いつも通り「とりあえず」町をふらつく。町の中心部の公園をウロチョロしていたら客引きの人に声をかけられたのでそれに乗ることにする。なんせすることないから。町を馬に乗ってポッカラポッカラ離れ、山のほうにある水場で遊ぼうぜ!というものらしい。
馬代、水場入場代合わせて15cuc(1650円?)、高い!なので10cucにしてもらう。相場わからんけどまぁいいや。馬乗りたいし。乗るのはこの子!
可愛い目をしています。触ると濡れています。汗なのかな、暑いもんね。
足元に写っている犬君は道を先導して走ってくれる可愛い賢い子。でもしょっちゅう道を間違えて一人どこかへ走って行ってから、全力で戻って来てまた前を走るという元気空回りの子。

どれくらいかな?ちょいちょい寄り道をしながらたぶん30分ちょいくらい移動します。細い道を通ったり小高い丘を越えたりと、ちょっと「ワンダと巨像」の気分を味わえます。アグロー!
そいや乗った子の名前知らないや、聞けばよかったと今後悔。途中にレストランでサトウキビ絞ってジュースにしたりとかします。ちょっとした体験観光的なの。たぶん断りたければ断れます。もろもろ抜けてたどり着く水場はこんなところ! 水は別に綺麗じゃないです。でもめっちゃ暑いので冷たい水が気持ちいい。

しかし!水に入った瞬間に気づきました。ケツがめっっっっっちゃ痛い!
おそらく馬に乗るのが下手なせいですが、お尻を擦りすぎてダメージを負っているわけですね。クツ擦れならぬケツ擦れとでも言うのだろうか。その痛がっている様を見てすぐ気が付いたようで、現地の兄ちゃんが「馬でケツが痛くなったのか?それならこれを塗れ!」とレモンを持ってきてくれました。

え。100%しみるじゃん。

どう考えてもそうじゃん。

やった瞬間痛みに悶える己の姿を容易に想像できるのだけれども…。

それでも兄ちゃんがすすめてくれるので信じて塗る。想像通り、というか若干想像を超えるほどの痛みに悶えるわたくし。兄ちゃんは「うんうん、痛いだろうけどそうしたほうが早く治るんだよ…」みたいな痛々しい顔をしてくれていたのでたぶん騙して痛めつけようとしたわけではないのだろうと思う。とりあえずありがとう兄ちゃん。
というかこれから水に入るところなわけで、水に入ったら流れそうなもんだけど意味あるのかな…?まぁいいや。

水の中にはドクターフィッシュ的な小魚がやたらいて、日焼けしている背中や、傷ついている足の指をやたらつつかれます。僕が行った時には客が僕しかおらず、此処までの道を先導して教えてくれたおじちゃん、水場で飲み物売ってる兄ちゃん、水場でギターで曲を奏でているおじいちゃんの三人に見守られながら、一人ぼっちでぱちゃぱちゃ泳いだりしておりました。絶妙な決まずさ。

そんでもって水の中で左足の裏をざっくり切ってめっちゃ後悔しました。鋭利な岩なの?ガラスなの?なんなの?切り口を指でパクパクできるくらいの深さ。今後歩く際、地味に大きな支障をきたします。くそう。くそう。化膿とかしないといいな。川の中での傷ってのが怖いよね。そして延々サンダルだし。うばぁ。ケツも左足の裏もダメージ。俺何しに来てんだろこの謎の水場に。

水辺ではココナッツぶった切ってその中の汁にラムとハチミツと氷を加えるっていうお酒を飲みました。さして旨くは無いです。そして量が多いです。2cuc。

帰る。

帰り、サンダル壊れました。これでサンダル壊れたの三つめ。これかって三日目くらいじゃなかったけ?ペース早すぎない?ブーツもなくしたしさ。やる気なくなりまくりんぐ。なくなりまくりまくりすてぃー。そろそろサンダルじゃなくて靴を買おう。買おうか、OH!
サンダル買うとしても親指と人差し指の間に鼻緒があるタイプのは辞めよう。ほんとにすぐ壊れます。水とかについちゃうとほんと一瞬。持ち上がるときに余計な負荷がかかるからなんだろうね。

部屋に戻ってシャワー浴びつつ左足の傷を開いてしっかり洗う。痛い。もー左足は切れて痛いし、右足のサンダルは壊れてカパカパ五月蠅いし歩き難いし、もー。お腹減ったから外出てみたんだけど、移動する気力がない。
近場にピザ屋さんを見つけたのでそこへ。ご飯が不味いと聞いていたのに今のところ美味しいものしか食べられていない(良いこと)キューバ。安くて不味いピザの話を聞いていたのでワクワクして注文。ピザはcucではなく人民ペソcupで買うことができます。10ペソかそれ以下のもある。10ペソだと約40円。めっちゃ安い!美味しくないのかな!とワクワクしていて出てきたピザがこれ! めっちゃ美味しい!なんだこれ!40円でめっちゃ美味しい!10cupってことは0.5cuc以下なんだけど、今まで食事に何cucも出していたのは何だったのかと思うほどに美味しい。ピザが美味しくないという情報は何だったんだろうか。
キューバって国いくつかあるの?
パラレルな世界なの?平行ワールドなの?なんなの?
もしくは僕がただ当たりを引き続けているだけなの?
もしくは美味しくないと言っている人がはずれを引き続けただけなの?
もしくはもしくは僕の舌が途方もなく悪いの?誰かの舌がとてつもなく上品なの?何なの?とりあえず現状の僕に言えることはキューバの食事はどれもとても美味しく日本人の舌に合うお味であると言うことのみです。なんじゃらもんじゃら。
こういう食事をすればキューバ全然食事にはお金のかからない国。でもレストランとかで食事をすると結構簡単に1000円は超えてくる。んー、基準とするラインがわかりづらい国であります。サンダル壊れてテンション下がったけど、ピザが美味しくてテンション上がってそのまま気分よく部屋に戻ってなんやかんやしてから眠りましたとさ。ネットが使えないので文章書くのや動画の編集が捗っている、はず。




【悲しいお知らせ】
馬に乗っているとですね、想像以上に前後に揺れ上下に揺れってもうグワングワンガッチャンガッチャンなわけですよ。舗装されてない道走って、丘登って下ってでね。僕は客引きに摑まってそのまま馬に乗ったので、そんな予定は想定しておらず一眼持ったままだったんですよ。ね。
道中のグワングワンガッチャンガッチャンで何処かにぶつかったようで、ここ、割れました。
使用するうえでは特に問題はないんですけどね、悲しい。
そんな悲しいお知らせでした。

おやすみなさいませ。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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