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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

【世界遺産】虹と夕陽のティカル遺跡

早朝にフローレスに着き、仮眠をとって起床。
ホテルのすぐ裏にある湖沿いを散歩。
見つけたレストランで朝食。

注文に四苦八苦しつつ、なんとかランチメニューを頼む。
チキン?魚?焼く?揚げる?に対し、チキンを焼いて、と注文して出てきたのがこれ。
どうみても魚です。美味しかったからよいのだけどね。でも若干量は少なかった。約420円なり。

13時、お迎えのバスがホテル前に到着。
運転手がロン・パールマンにそっくり。たぶんお父さんだと思う。特に好きな俳優というわけではないけれど、出てくると「おお、あの人だ」と毎回思う俳優さん。
僕らの後にもいくつかのホテルに寄り、満員になったところでティカル遺跡へ向け出発。舗装されていたりガタガタだったりな道。

あ、このティカル遺跡のサンセットツアーは車の往復でQ100(約1400円)でした。もっと安くできるのかどうかは知らない。入園料はまた別にQ150(約2100円)かかるので、全部でだいたい3500円。値切れそうな人は頑張ってみてくださいな。
一時間半程度の車移動。ガイドの英語とスペイン語を話せる兄ちゃんと道中ちょろちょろ話す。日本語教えてって言われて教えたり、前もって遺跡の説明をしてくれたり、車から見えたティカル遺跡付近を自転車移動している人を指さして「あれはジャガーの餌だよ」って笑ったりした。

ティカル到着。

まず模型の前で諸々の説明。わかる言葉をなんとか拾い脳内保管しながら頑張る。まず出迎えてくれたのがこの大きな木。シーバ?セイバ?そんな名前だそうです。
マヤの文明においてはとても大きな意味合いを持つ木で、この世界の空と地面をなんちゃらしていて、宇宙とのね、そういう感じをこうね、なんていうかな、まぁあれだ、わかってるんだけど文章じゃ伝えられないのでやめておきます。わかってるんだけどね。またの機会に。
とても綺麗な木。最初に言っちゃうけど個人的にはこの遺跡の中で、この木が一番好きでした。
加工しまくったからCGみたいになっちゃった笑

ここらあたりでもうスペイン語と英語の説明聞くのに疲れちゃって、ガイドの兄ちゃんに話して個人的に周ることに。
だからこれ以降の遺跡の建物それぞれについては何が何やらよく分かっていません。
というかあれだ、ティカル遺跡については大量にほかの人の記事もあるから書きたいとこ以外飛ばします。

大ジャガー神殿(一号神殿)どーん。
どうこれ。虹がものすごく綺麗に入りました。日々の行いの賜物。ありがと神様。マヤの神様って誰だっけ。
マヤとアステカはどうも頭の中で混じってしまってよくわからなくなります。そもそもよくわかってない。マヤが滅んでからできたのがアステカなんだっけかな?ジャガーというとテスカトリポカなイメージです。生贄大好きな神様。どこかの博物館にある仮面が好き。実物を是非見たいと思っている。

話が逸れてしまった。

この一号神殿に上ることはできませんが、向かいの二号神殿には上ることができます。上の写真は二号神殿から撮ったもの。この神殿の周りにはたくさんの「ハナグマ」という生き物がおりました。あまり人に怯えないで近くまで来ます。
ほかには猿も鳥もたくさんいる。クモザルやホエザル?も見られたのですが、一瞬だったり遠かったりで写真にはまともに写っていない。悔しい。ジャガーもいるらしいけど、注意の看板だけで出会わなかった。

諸々飛ばして一番おっきい第四神殿からの眺めドーン。
一面森。
スターウォーズⅣで使われたらしい景色。見たのちっちゃい時だからどんな場面で使われたのは全然わからないけど、使われたんだそうです。
この景色を見るために上る階段が凶悪。階段自体はそんなにきつくもないんだけど、ここに来るまでに相当歩いているので疲労が半端ない。みんなゼーハー言いながらこの景色を眺めます。

これが一番の見どころで、感動した!なんて話がよく聞かれたんだけど、特にどうという思いもわかず、広いねー程度の感想でした。
この視界にかつては大都市があって、大量の人が暮らしていて、それが滅亡して、っていう想像も頑張ってして映像とか浮かべてみたんだけど、んなこと言ったら地球上何処だってそうだし、普段からそんなん思っているからなぁ、ぬぬぬ。

あるものを誰一人として知覚していない時、それは存在しているんだろうか、という話がある。同様に、誰もいない森で鳴っている音は鳴っていると言って良いんだろうか。そして誰もいない森の大きな木の正面に置いてある鏡には、その木が映っているんだろうか。

ふと気づく。この目の前に広がっている景色は東側である。
この建物の頂上は工事中のためかこの東側の部分にしか入ることが出来ず、真ん中には大きな神殿部分があるため、それによって反対側は全く見ることができません。

つまり、
夕日見えなくね?え、サンセットツアーなのに、夕日見えなくね?この一番良いところから見えるというツアーではないのだろうか。夕日の時間帯に遺跡にいるよ、というだけのツアーなんだろうか。ガッカリ。はげツアー会社め!
まぁでも十分楽しかったから良いやと思い直して遺跡から降りる。なんせ時間に遅れたらバスに乗って帰れなくなっちゃうから。上るのはきついけど降りるのは楽だなーなんてお気楽にトントン降りて下到着したところで、途中で別れたガイドのお兄ちゃんと遭遇。

「おー、ちゃんとここまで来れたんだねーもうこの第四神殿上って景色見たの?」
『見た見た、綺麗だったよー』
「そっか、よしじゃあもっかい上るか!」
『お、おう、まかせろ!』ということで地獄の階段、謎の二回目。
第四神殿からの壮大な眺め二回目。ぜーはー。

どうせこの兄ちゃんと一緒の車なんだからくっついて帰ればいいやと彼らが下りるまでまったり。てろてろ眺めていたら突如兄ちゃんが「はーい、アミーゴのみんなー、もうすぐ夕日沈むからこの工事の柵越えて向こう側まわるよー、落ちないように気をつけてねー」と。
夕日見られるのか!上って良かった二度目の階段!それがこれ!
ジャングルに沈む真っ赤な夕日!ちゃんとサンセットが見られるツアーでした!
はげとか言ってごめんねツアー会社さん!

夕日が沈んだ後は当然真っ暗なので、数少ない懐中電灯の光を頼りに暗い森の中を歩く。脳内でまっくらもりの歌が延々リピート。まっくらくら~いくら~い。僕は幼いころの子守歌がこれだったので、今でも聞くと眠くなる。
うつらうつらしながらジャガーが来たら諦めようと思いつつ30分ほど歩いて、誰も食べられることなく車へ帰還。

そっからまた一時間半乗ってフローレス。夕食は近くの店でラビオリとお酒。
ここらのお店は夜になるとハッピーアワーでお酒が安くなる。モヒートとローズダイキリ。どちらも一杯約140円。ラビオリは残念ながら美味しくなかった。

そんな感じで一日終了。




おおお!Twitterってこんなことも出来るのか!
なるほどなるほど。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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