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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

キューバ14日目の最終日!動物園を見てから空港へ!

【キューバで過ごす最後の一日】

ハバナで最初に泊まったフランクの家で起床。キューバで目覚めるのも今日でお終い。正確には明日の朝6時の飛行機だから9日もちょっとキューバにいるけど、まぁなんか出来るのは最後ってことで最後の一日。午前中から特にすることもなくハバナの旧市街をフラフラ。やはりなんとなく素敵な、個人的に好きな町である。 サイドカー付きバイクとキューバの女子高生が登校する風景。

お爺さんと犬。

【キューバの動物園へ行く】

適度にフラフラしたのち、行ってみたいと思っていた動物園へ行くことにする。キューバの動物園。どんなものかな。物のない国、娯楽の少ない国の動物園でどのようなもので、どんな位置づけのものなのか見てみたかったのです。
ほんでもってこれまたなんとなく、物凄く遠いんだけど歩いて向かうことにする。なんとなくタクシーの運転手とお金の話をするのが物凄く面倒な気分だったからである。でも遠い。ほんと遠い。場所もいまいちわからんし。前に行ったバスターミナルの向かいにあったってことだけの記憶で歩く。ちょいちょい町の人に聞きながらだけど、ひたすら歩く。歩く事自体は別に大したことじゃないんだけど、ほんと暑い。ひたすらに暑い。
でもなんとかかんとか着きました、動物園。ZOOLOGICO。メキシコで見たZOOLOGICOってのは動物園て意味だったのね。キューバの人は2cupで、それ以外の人は2cucなるほど。キューバの人にとっては何も具のないピザ一枚より安い価格、そういう安いピザ屋さんのジュース一杯と同じくらいの価格です。そして観光客は(2cucは約50cupなので)その25倍ですね。なるほどなるほど。キューバの人にとってはけっこう気軽に来られる場所のようです。

敷地は結構広く、動物もいろいろな種類のものが思っていたよりもたくさんいました。でもルートを考えて作られていないのか、どうも回りづらいです。同じところを何度か通らないと全部見られないように思います。
そしてあまり動物の健康状態は良くないのじゃないかなとも思います。毛がバサバサだったり、目がどうも濁っていたり、なんだろう、そういう状態の子らがちょいちょいいます。そうじゃないののほうが当然多いんだけどもね。鳥達。 見てるとなんだか不安になるお顔…。

何故か彼らは他の動物園では全く見たことのないくらい柵のそばの、しかも地面にいて、こっちをずっと見ています。止まり木などには止まらず、何故か地面。どうしてかな。中には見たことない姿勢で地面に座っていたりする。鳥が座っているんですよ。具合でも悪いのかな。それとも鳥って案外座るのかな?

牛など偶蹄目たち。 牛ってココが違う!ってなんか具体的に言えないんだけど、たぶんこの子らは知ってるのと種類が違うんだろうなと思う。模様とか角の雰囲気とか。牛もそれぞれ種類ごとに名前あるんだろうけど全然知らないな。羊とか鹿もね。そして今日見た子らの名前が全然分かっていない。スペイン語だから読めないってのもあるんだけど、多くは名前の書いてるプレートが無かったっていうね。とりあえず牛とかたくさんいました。

そばにはイノシシもいた。うりぼー。めんこい。

いきなり一羽だけいた鳥。なんか絶滅した動物図鑑とかに載ってそうなんだけどちゃんと生きて動いてました。もしかしたらこいつが最後の一羽かもしれない。そんくらいな雰囲気。頭のトサカも固そう。そして全然人におびえることなく柵ギリギリでのんびりしている。
そしてこの全体像を全然見せる気のない写真であります。

哺乳類たち。可愛いコヨーテ(たぶん)。 でも狭いところをクルクルしている。この行動するの見てると本当に悲しくなる。
ハイエナ(たぶん)。 寝てるから鳥やらトカゲやらに餌を食われている。可愛い。

サルたちもたくさんいた。 このキューバだったり、明日から行くジャマイカやその次のドミニカ共和国の事を考えると、どうしても奴隷制は避けられない事柄なわけで、僕は知識が足りないながら足りないなりにあれこれ考えている。 どうして人間同士でそういうことになったのかとか、なぜそういう価値観が生まれてしまったのかとか、その流れの中にいる時というのはどういう感覚だったのかとか。それには当然某宗教が多大に関わるし、知識のない阿保の考え事だし、別に議論がしたいわけでもないのでここでは詳細は置いておくけど、そういう考え事と相まって檻の中から外を見ている彼らを見ていられなかった。 いや実際は見ているし写真も撮っているんだけどね。違う状況を仮定して、その状態の幸福度を比べることなんてできないし無意味かもしれないけど、でも今彼らが何を考えているのか考えることがとても怖いことのように思えた。それが怖いことに思えるということはもう考えて自分の中にはある程度の想定があるからそう思うんだけどね。 そしたらそれは当然猿だけの話ではないわけで、そうしたらそれはまた当然動物園に限った話ではないわけで、そういう膨大なものを普段から無視して生きてるんだよなぁと改めて実感する。だからと言って何も変わらないし、ここを出て少ししたらまた無視するだけなんだけど、でもそうありたくない気持ちがあるから、写真を撮ったのであって、動物園から離れた宿のベッドの上でまた文章にし直している。
でもそのし直している文章で、どうせ忘れるんだろうなと結局書くだけで、たぶん書いたあとは思い出さないかもしれない。そういう無駄だろうなと言う意思を、なんとなく残し続けている。残すことも無駄だろうなと思いつつ。特に何がしたいのでもない、ただありのままの話でした。



話を楽しい動物園に戻しまして、二匹の可愛い肉食獣。ジャガー?違う?わかりません。

動物園はこんなもんでした。思いのほか面白かったです。


【見忘れていたものはないかな?】

宿に戻ってから何か他に見忘れたものはないかなと考えてみる。うん。わからん。なんせ最後の最後まで情報ないからね!だもんでとりあえず散策をしてみることに。ほんとキューバこんなんばっかだな。なんも困難ではないけども。
そしたらこんなん見つけました。
超でっかくてかっこいい建物。これはなんですか?わかりません。
でもたぶん有名な見所的建造物であることは間違いないと思われます。知らないけどね!
此処もそうだけど現在のキューバはいろんなものが修復工事をされています。となりの美術館も絶賛工事中でした。今後急激に街並みが変わってしまうのではないかと言われているキューバ、どうなるんでしょうね。

他にもけっこうフラフラしたんだけど面白いものは特に発見できず!有名なカテドラルがあるはずなんだけど、それは見つけられませんでした…残念無念。

【近づくキューバとの別れ】

さて、キューバ最後の夕食です。そこはもうキューバ最初の食事をしたお気に入りのお店にしました。
これが最後のキューバリブレ!
美味しいご飯を食べつつ美味しくお酒飲んで軽く店員さんとお話もしました。
明日キューバを発つんだー、キューバについた最初の夕食ここで食べたんだー、なんて。
そしたら店員さんも覚えていてくれて、またキューバに来たら是非おいでねなんて話をしてくれてお別れでありました。 店員のお姉さんと厨房の兄ちゃん。

宿に戻ってフランクにもお別れ。キューバに来た時も離れる時もお世話になりっぱなし。
飛行機は明日の朝6時発なんだけど、宿を出るのは夜10時。
なんでかっていうと、もう一泊するだけのお金がないからである。
だもんで10時に空港へ向かい、数十分で到着し、それからは朝までのんびり寝ながら待つ、予定だったんだけど、着いたのはここでした。 わかるかな、少しわかりづらい写真なんですが、ここね、端的に言うとね、外です。

え?

ここ第二だか第三ターミナルは、チャックイン出来る時間になると空港内に入ることが出来るというシステムらしく、それまでは外です。ええ。なので明日の四時までの約5時間、僕はこの中途半端な場所で過ごすのです。ミスった感半端ない。

まぁでもウトウトしたりウロウロしたりしてなんとか耐えましたよ。
時間にもなり、諸々の手続きをあっさり終え、無事出国できました。
ちなみにキューバは出国税が25cuc(約2750円)かかるので出る時にはお気を付けください。



そんなこんなで僕のキューバの旅はすべて終了!
とても楽しく過ごすことのできたキューバ!観光にはおすすめの国でありました。

何か質問などありましたらいつでも気軽にお声かけくださいな。

明日からは6ヶ国目のジャマイカです!

良ければご覧くださいなー。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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