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SpiltMilk

デジタル一眼レフカメラ「EOS6D」と「60D」でのあれこれ。世界一周やめての途中で帰国した阿呆の写真・動画ブログのはずだったんだけど最近なんなんだかよくわからなくなってきている適当な何かしら。

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ホルボックスの終わらない一日

昨晩は遅くまで月食を見ながら浜で騒いでいたので、遅めの起床。
それでも9時頃にはしっかり活動を開始し、自転車を借りて島の散策開始。

僕の泊まっていた「Tribu Hostel」のすぐそばにもレンタル自転車屋さんはあったんですが、少し中心地の東まで歩くととても安いところを見つけられたのでそこで借りました。1時間で15ペソ。一日100ペソ。他のところだと三時間で100ペソでした。


この日の相棒自転車君。しかし彼にはブレーキが付いていない。なぜ。日本だと今じゃ公道走れないタイプの子です。
あれ?ということはもしかして?と思って何となくペダルを逆回転させようと思ったら急ブレーキ!こんな見た目の自転車なのにこのタイプのブレーキを採用しているの?何故?国によってはこっちのほうが多かったりするのかな。わかんないけど。
個人的には走りながらなんとなく癖でペダルを逆回転させたりするからこの仕様苦手。実際この日も何回か意図せず急ブレーキがかかって若干困りました。

自転車でほんのちょっと走って辿り着いた浜はこんなところ。
綺麗!そして独り占め!
泳ぐように掃除?はされていないようでそこらに海藻がぷかぷかしてたり浜で干からびてたり。ちょいちょいこの海藻を回収しているおじさんを目撃しました。
泳ぐ用のところじゃないのかもしれないけど、別に泳げるしここら辺まで自転車で来て日差しによる暑さが限界を迎えたので一人で海に飛び込む。飛び込むってもここもかなり遠浅だけどね。

なんの期待もせず暑さを避けるために入った海だったけど、そこらには彼らがたくさんおりました!
おー!カブトガニ!生きた化石!思わぬ収穫!
水族館だとかどっかの市場に吊るされて売られているのだとかは見たことあったけど、野生でみたのは初めてだったように思います。ヒューって頑張って逃げるんだけどどう頑張っても僕のほうが移動は早いのでツンツンしつつ追跡して遊びました。ごめんカブトガニ君。

つがいもいた!
後ろのちっこいほうが雄なんだったっけか?たしか前がした食事のおこぼれしかもらえないから後ろのカブトガニは可愛そうだなぁと小学生の時に思った記憶があります。何がどうなって交尾しているのかな。そういやトンボもどうなってるのかよく知らない。

小学生の時は飛びながら卵産むんだすごいなぁと思って、中学生の時にはこいつら公衆の面前で交尾しながら飛び回ってんのかよ(笑)と思って、高校生はそんなんどうでもよくて、そして今は交尾しているトンボに気付きすらしなくなった。寂しい。単純に数が減っただけなのかもしれないけど、それならそれでなお寂しい。

カブトガニを延々追跡していたらカメラに軽くゴスッて何かがぶつかった。
ふぐー!ごめんね前方不注意でした。このあとプックーッて膨らんでしばしそこらを彷徨っておられました。膨らんで怒ってらっしゃる姿を写真におさめるのは失礼な気がしたので撮りませんでした。

あとは泳いだり自転車で移動したりもろもろしたんだけど特に面白いことはなく終了。どっかでフラミンゴ見られるよ!って言われていたんだけど、こないだ見たしその場所がわからんかったので特に探しませんでした。

昼食!朝食食べてないけど!
海鮮タコス!旨いです。
カンクンやこのあたりだと食べることのできるタコス。旨いです。とくにエビの入ったのが美味しい。



午後は昨日の疲れもあって昼寝したり近くを適当に散歩したりして過ごす。

この島にはそこら中にカラフルな絵が描いてあって散歩も全然飽きません。
レディガガみたいな海賊の絵。

可愛い女の子の海賊の絵(たぶん)
薄紫の目の家。
で、これなんなの。鋭利で長い男性器による超能力で魚を浮かび上がらせているのかと思ったらどうやら釣竿を持っているみたい。それよりその顔は何なのさ。体の質感もなんなのさ。どうやったらこの絵のアイディアが浮かぶのか本当に謎。ちょっと怖い。


可愛い犬もたくさんいる。
この島には雑種なのかただのデブなのかわからんけどチワワがでっぷりした感じの犬がちょいちょいいる。写真撮ってないけど。あんまり可愛くない。でもたしかチワワってメキシコ原産の犬なんだよね。ぜんぜんメキシコ感ないけど、たしかそういう名前の州かどっかの犬のはず。

夕陽。

南の島で満点の星空。
星撮るのほんと難しい。もうちょい思い通りに撮りたいものであります。


今日は特に何もしていないけど、南の島を満喫した感があるから満足だや、と中庭のハンモックでゆらゆら。そしたら昨日少しだけ会話したような気がする女性が通って「バー行かないの?」と。
ここの宿の中にはバーがありまして、どうやら夜はみんなそこで飲むらしい。昨日の海での気まずい一幕も頭を過り、今日はいいやーと断る。昨日トムに恥ずかしがらずに話せって言われてたのにね!
でも彼女はそこで引かず、私の友達たちと飲もうよーおいでおいでーな感じ。疲れてんだーお金ないんだーと頑張るもののなかなか諦めてくれない。優しい人なんだろうけども…。結局なんだかんだもう少しして気が向いたら行くよー的な話に落ち着く。自分大学の時からこんな適当な断り方ばっかりだなーと思いながら部屋へ引っ込みました。バーへ行く気は時に無く。

引っ込んだ部屋でしばし休んでいたら同室のアルゼンチンのおじちゃんが部屋へ。
「何やってんだ?飲みにいかないのか?」またお誘い。
お金ないから今日はやめとくよーの返答に「よっしゃおじさんがビールおごってやろう!」
…。ありがとうございます。断る理由がなくなってしまった!

素直に一緒にバーへ。おじさんにビールを一瓶もらい飲む。おじさんスペイン語ペラペラ、英語苦手。僕はスペイン語ほんのちょっと、英語苦手。なんとなくお互い頑張って意思の疎通。
そこへ加わる昨日のフィリップ・シーモア・ホフマン似の男リック、同室のメキシコ人ホセ、同じく同室のメキシコ人の女の子(名前が発音できなくて覚えられず)。そこへさっき声をかけてくれた女の子ジェニファーも加わったりでみんなで楽しく飲みました。遅かったじゃーんってことでテキーラで乾杯。

乾杯のお話。
乾杯ってスペイン語では「サルー」、英語では「チアーズ(カタカナこれでいい?)」なんだけど、日本語ではなんていうんだ?って話になって「かんぱーい」を教えたんだけど、思ったよりもみんなこの響きが気に入ったようで、バーの他の客にも広がってみんなでカンパーイ!って言っている、そんなメキシコの小島の夜。

わざわざみんな三回乾杯するの。
「サルゥー…」(テンションあがらんな…)(みんな口角下げて首かしげたりする)
「チアーズ…」(これも違うな…)(肩をすくめて両掌を上に向けるポーズ)
最後に溜めて、
「カンッ‼‼パァーイ‼‼‼」(ひゃほー!!)(めっちゃ笑顔!)
みたいな感じ。

其処彼処からの「かんぱーい」を聞きながら更けていく夜、増えていく酒の量。
ビールから始まり、ウォッカのオレンジ割り、パイン割り、テキーラショット。
みんな特にべろんべろんということはなく、楽しく陽気な時間。

以下、会話抜粋。

メキシコの女の子。(名前発音出来なかった子)
「コージ!私日本の作家の本けっこう読んでるのよ!」
『お、誰の本読んでるの?』
「ハルキ ムラカミ!」
『おー、村上春樹。やっぱり他の国でも知られているんだねー』
「あとは、ヤスカタ!ヤスカタ…?ヤスカタ……トゥルウィ?」
『誰だ?ヤスカタトゥルウィ…?あ、ヤスタカ ツツイ?』
「そうそう!そのそうだった!あとはユキオミシマ!セップクしちゃったんだよね!」
『おおー、すごいたくさん知ってるね』
「あとはアニメもたくさん!ハヤオミヤザキでしょー、それと、ビーガタエイチケイ!」
『…B型H系⁉あのB型H系?』
「ヤマダ!」

どうやら間違いなくあの漫画のB型H系のようです。日本じゃ全然有名じゃないように思うんだけど、何故かメキシコでは知られていました。今は違法アップロードされてスペイン語字幕のついている動画が溢れているからそういうので見ているのかな?
そしてそういうのでアニメを知っている人は、タイトルをそのままローマ字にしたので見ているから日本語のタイトルを知っているのだと思います。面白い。興味深いという意味で。あとはなんの話したんだっけな、けっこう日本アニメの話をしたんだけど忘れてしまいました。
あとから話に入ってきたリックは「日本のアニメの話をするならゴーストインザシェル(攻殻機動隊)を見てからじゃなきゃ駄目だぜ!なぁコージ」って言ってて「その通りだぜリック!」ってまた盛り上がりました。タチコマ可愛すぎる。

誰かとアニメ談義がしたい。日本語でさ。
みんなエルゴ・プラクシーを見ようそうしよう。おすすめ。
ピノより可愛いキャラクターはいない。

深夜2時、宿併設のバー閉店。解散かな?と思ったところでみんなが「よーし二軒目行くかー、ほらコージも行くぞー」と自然に移動。
なんとなくついてって着いたのは音楽ガンガンでミラーボール回っている感じのところ。みんな騒いでいるけど、僕は端で静かに飲む。てかここでみんなやっている踊りの踊り方がわからない。足は音楽に合わせて四拍で動いていて、右左交互に前後する感じ。そして上半身はその半分の拍数でクルンクルン肩でリズムとる感じ。なんていうのこういうノリ方。伝わるかな。とりあえずこれがなんなんだかわからんす。こういうダンスホール?クラブ?みたいなの行ったことないし。
だから眺めていたら改めてリック(フィリップ・シーモア・ホフマンっていうかリプリーのフレディ)が「ジャパニーズボーイは踊れないのかー?」なんて言ってくるもんだから、もう気分はトム・リプリー。やってみたらとりあえず踊れた(らしい)。
「なんだよ踊れるんじゃないか!」ってリックは言っていたけどよくわからん。そして数分そのまま踊ったけど楽しさがわからんかったのでやめて酒を飲む作業に戻りました。

ある程度飲んで踊って、そのあとは海へ。
ここらあたりから誰がいたのか、どこで誰が帰ったのか記憶が定かじゃない。
酒ならまだまだあるぜー!って元気なリック。


僕、リック、名前発音できない子、ホセはドミトリーで同じ部屋だったので「ルーミーズ(同じ部屋の人らの意)」だぜーとかってはしゃいでいた。たぶん同室のアルゼンチンのおじちゃんはもう帰っていたと思う。
海でまた別の団体と合体。ブラジル人のがたい良い兄ちゃんと現地の若者と、なんか火とかライトを振り回している若者たち。

左かから同室のリック、ホセ、海岸であったガタイの良いブラジル人。
ライト貸してもらってみんなで遊ぶ。

羽が生えたみたいなジェニファー。
なんか真顔のリック。


こんな具合にさらに夜は更け、というか夜はもう開け始め、一人また一人と帰り始める。
しかし残った僕とリックは「朝日を拝もうぜ!」とテンション最高潮。
みんなが「いや、俺らはもう寝る」と帰っても二人で頑張る僕とリック。
やっとこさ開けるかな?ってな時間。

でも僕らのテンションはこれ。
そして日が上ったー!でも木邪魔で見えないー!!

この時の泥酔動画↓


こんな具合にリックと二人で朝を迎え、どういうテンションなのかこの後ふたり全裸で海に突っ込んでけっこうな時間泳いでました。本気でクロール対決とかした。なんだったんだろうか。

そんな4月15日、日本を出発してちょうど三カ月目の終わらないホルボックスの一日でした。

翌朝起きたらいたるところをケガしていてシーツが血だらけだったのはまた別のお話。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』
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念願の島ホルボックスで見事な月食を見た!

ホルボーックス!旅を始めて最初のほうに教えてもらって知った島!
ほんで今日はどうやら皆既月食が見られるそうじゃないですか⁉メキシコで見られるのかどうか知らないけど、カリブの素敵な小島でそんなのが見られたら幸せじゃないですか!ふふふ。そんな気分で出発であります!

英語だとホルボックスって言っていたけど、どうやらスペイン語ではホルボッシュと発音するみたい。じゃあメキシコにある島なんだからホルボッシュ、というのが正式名称なんでしょう。でもなんとなんくホルボックスと言いたい年頃。

バス!もう何回乗ったかわからん二等バス!ここはバスターミナル!
目指すはチキラという町。三時間かけての移動、98ペソなり。

特に問題なくチキラ到着!港周辺しか見てないからちゃんとはわからないけど小さな町だと思います。そんなチキラチェケラ!
こんな船で向かいます。ホルボックスまでは約25分。青い船の会社と赤い船の会社がある。この赤い船のほうがほんのちょっとだけ早いようで、一分くらいあとに出発して一分くらい先につきます。なので乗るのはどっちでも良い。料金は両方ともに100ペソ。高い。僕が調べた時の料金よりも上がっているので、あぁ観光地化が進んでいるんだなぁと思い少し残念な気分。
地元の人はもう少し安く乗れるようなことが書いてあった(ように思う)ので、メキシコ顔の人は頑張れば安く乗れるのかも。身分証提示とかしなきゃダメなら無理だけども。



ぼへーっと海と空を眺めているうちにホルボックス到着!ついに!
わほーい!行こうと思った場所ってほんとに行けるもんなんだなー。いや当たり前なんだけどさ、当たり前じゃないよね。無駄にハイテンション。



しかしここで現実的な問題が一つ。僕はこの島のことを何も知らない。ほんと何も知らない。いつもと違って地図を頭に入れてくるとかもしていないし、宿の下調べもなんにもしていない。

まぁなんとかなるよね!

港周辺にはたくさんのゴルフの時に使うようなタイプのタクシーが集まっていて、船から降りた観光客らしき人々はみんなそれに乗り込んでいく。なるほどなるほど。でも僕乗っても行ってほしい場所が特にないし、とりあえず歩きたい気分だったのでタクシーのおっちゃんらを全員スルー。
重いバックパック背負って炎天下で汗をかきかきあてもなく直進する。そしたら割りとすぐ(5分くらい?)で町の中心部らしきゾーンに到着。なんだ近いじゃないの。

ホルボーックス!
これが中央の大きな公園的なところ!このステージのようなもの、左にはバスケットコート、裏と右手には子供用のアミューズメントゾーンの広がっている不思議な公園。夜になると屋台も出て毎晩ちょっとしたお祭りのような様相となりますです。

しかしここも一旦スルーし直進。なんせバックパック重いから。早くこの荷物置きたいから。
そこら中にHOSTEL、HOTELの文字があるんだけど、どこがいいのかもわからない。とりあえずほんととりあえず眺めながらただただ直進。

あ、もうすぐ対岸じゃん。目ぼしいホテルを見つけぬままに対岸近くまで来てしまった。
このホルボックスという島は東西に長い島で、南北はとても短い。南側に港があるので、つまり北に突き抜けた感じになります。
重いし荷物置きたいけど、いいや、まず海を見てやろうじゃないの!

こんな道を抜けて~
どーん!
綺麗!そして人がとても少ない!素敵!わほーい!ハローホルボックス!
間違った!オラ!ホルボッシュ!






ひゃほーい!とはしゃぎたかったんだけどカバン重すぎるので中断。
町のほうへ戻ってホテル探しを続ける。

そうしたらふと目に入った看板一つ。

ごく普通の看板ですが、僕は見逃さなかったのです。「ルーフトップテラス」の文字を。
屋上に出られるという事じゃないか!ということは今日その屋上から月食が見られるんじゃないかいどうなんだい!「ドミトリー~」って書いてるから間違いなくドミトリーはあるし、「~」ってことは個室もあるわけだから安くて気が向いたら個室も入れるわけだ!

そんなわけで此処へ向かう。
すぐ見つかりました!カラフルで可愛い建物「Tribu Hostel」!
どうやら料金のパターンが4つあるようだったんだけど、今は一番高い時期みたい(?)。季節で違うのか人の入りで違うのかよくわからんけど、とりあえず個室は高かったので迷わずドミトリーへ。170ペソ。それでも僕の泊まっていたカンクンの宿よりも高い。ぐぬぬ。
しかしこの宿ほんとにおススメ。欧米の方々には人気のところなのか人がたくさんいますが、部屋数もかなりあるので問題なく入ることが出来ました。ドミトリーはこんな感じ。
どこもかしこもカラフル。清潔感もあります。自由に使えるロッカー付き。
トイレも綺麗でドミトリーの部屋ごとに一つあり、さらに中庭にもあります。
全部回っていないからわからないけどシャワーも共用ものが何か所かある。
これ中庭の共用トイレ。綺麗。
フリーセックス!でも11時以降は静かにしてね!

こんな素敵宿。受付のお姉さんたちの対応も優しくて素敵です。ちゃんと屋上にも出られました。中庭にも屋上にもたくさんハンモックがあり、かなりのんびりできる。バーについていてそこで毎晩何かしらイベントが開催されている。さらには映画を見られる部屋もあり、なんとなく映画を上映している日があります。スペイン語だけどね。
もしホルボックスに来る機会があるならほんとにおススメの宿。




部屋に荷物を置いて、同室のアルゼンチンのおっちゃんに挨拶してからすぐさま一人海へ!…行こうと思ったところでサンフランシスコ出身の男リックが登場。「rrrリック!」って自己紹介してました。めっちゃ巻き舌。そして重要なことなんだけどフィリップ・シーモア・ホフマンにめっちゃ似てる。ほんとに似てる。それも映画「リプリー」にフレディ役で出演していた時の彼にそっくり。
わかる人少ないかな、もし知らなかったら映画めっちゃ面白いからおすすめです。リプリー。1960年に作られた名作として知られる仏伊合作の「太陽がいっぱい」と同じ原作から作られた映画。僕個人的にはリプリーのほうが好き。マット・デイモン、ジュード・ロウが出ています。でも何と言っても一番いいのはフィリップ・シーモア・ホフマン。「ディッキーはピアノを弾かない(Dickie dosen`t play the piano)」って言うシーンの声が渋すぎてやばい。このシーンだけでも一見の価値あり!個人的にはだけどね!

そのフレディ(「リプリー」での役名)が目の前にいるのである。なんとなく上がるテンション。その彼が「友だちもいるから一緒に海行かないか?」と誘ってくる。わお!まるで映画の中に入った様じゃないか。田舎から出て来た垢抜けない男がリゾート地でいろんな遊びを知っていそうな男に誘われるのである。気分はさながらトム・リプリー!ひゃほー!(※映画「リプリー」は貧しい青年がイタリアのリゾート地で優雅な生活をすることになり、その生活の中で人間関係が歪み殺人や嘘まみれになっていく物語。主人公の名前がトム・リプリー)

誰が垢抜けない田舎もんだちくしょう。

とはいえ僕は英語があんまり喋れないので、そんな中にいても迷惑だろうと断ったんだけどなんだかんだ丸め込まれて連れていかれました。フレディの友達から送られてきたという写真を頼りにビーチで友達を探す。しばらくしたら見つかりました。
「イエー久しぶりー」みたいな挨拶をしている彼らと「どもー初めましてー」と挨拶をしながら握手して自己紹介。女の人三人と男の人一人。ジェニファーとエミリーとトム。もう一人の女性は名前忘れました。このトムがまたえらいイケメン。だらしないブラッドレイ・クーパーって感じ。

しかし!
僕の英語力だとこんなビーチで談笑するようなことは不可能!トムが「英語しゃべれる?」って聞くから「ほんのちょっと」って言ったら「そうか」で会話終了!ぬはー、気まずい。とりあえず泳ぐ。他の人らに気を使われ過ぎず、それでいて邪魔にならない範囲で泳ぐ。

えーと、全然楽しくない!
なんでこんな環境にいながらこんなことになっているのか!
海は青いし空も青いのに!きぃー!!

しばし過ごして「え?早すぎだろ、居づらかったのかな?」と思われないであろう時間が経過したところを見計らって、フレディに「今日来たばかりで疲れてるからちょっとホステル戻るね」と伝えて退散!絶対居心地悪かったんだろうなってばれてると思うけどね!仕方ないよね!

部屋で少し休んでから食事がてら町を散策。

海辺の屋台ゾーン。昼間から陽気なライブをやっている。みんなのんびり。
そこらで食べたケサディーヤという料理。でっかいタコスにチーズなどが包まれている食べ物。とても美味しい。

このホルボックスという島、そこら中の建物に絵が描かれていてとてもカラフルで素敵です。でも今回の日記がとても長くすでに大変なことになっているので、そこらへんについては次回書くことにいたします。






夜になりました。月食!
と、思ったんだけどどうやら月食が始まるのはこっちの時間だと深夜の三時前くらいからみたい。かなり時間がある。とりあえずまた散策。そして夜は長いので晩御飯を食べる!
ホルボックスの名前がついた「ホルボキシーナ」みたいな名前の料理。ちょっとお高かったけどめっちゃ美味しかったです。チーズと海鮮の具材たっぷりの料理。ホルボックス行ったらおすすめ。
腹ごしらえもすませたし、まだ0時も周っていないけど屋上のハンモックで月見ながら寝てればいいやとホステルの屋上へ。よっしゃ来た!誰もいない!月独り占め!
カメラ設置してハンモックでゆらゆらしながら優雅に写真撮影。
満!月!
この旅の初日に見た満月を含めこれで四度目の満月。ということは出発から月換算で三カ月だ。ほんとあっという間。一年の四分の一がもう終わってしまったことになる。まだ三ヶ国しか回ってないのにね!

ハンモックでうとうとしながら月食を待っていると屋上への階段を上がってくる足音が。あー独り占めタイムも終わりかーと思っていると、上がってきた女性が一言「屋上閉める時間だからでてってくださいな、ごめんね」と。

おぅ、まじか。
女性はカメラに気付いて「月食撮ろうとしてたんだ!ごめんね!どこか他のところ探して!><」
と言ってくれていました。閉める時間なら仕方ない、大人しく退散。
そして中庭にあるハンモックでたらたら。

そこへやってくる昼間のだらしないブラッドレイ・クーパーにの男トム。

拙い英語で会話。彼はペラペラ。イスラエル出身でスペイン語もまぁまぁ話せるイケメン。
「なんで英語もスペイン語も話せないの?てかそんなんでよく旅できるね、困らないの?日本人て頭が良くてお金持ちのはずだけどなんで英語しゃべれないの?イスラエルでは六歳からだけど日本は英語を何歳から学ぶの?」
こんなことをスパンスパン言ってくるトム。ううぅ、僕がアホでなだけです御免なさい。

「てか今普通に話せてるじゃん、てことはコージ英語まぁまぁ話せるんじゃん。なんでほんのちょっとしか話せないとか言ったの?もっと恐れずどんどん話さないとダメだよ、英語もスペイン語も。そうやんないと上達しないよ。別に誰も言葉下手くそだからって気にしないんだから」
まっすぐな男トム。ごめんなさい、そしてありがとう、頑張ります。

なんて話してたら月食始まってるじゃん!気付かなんだ!
おー!すげぇ!リアルタイムで欠けてゆく月。でもトムはそんな興味ないみたい。

「コージ、スペイン語はどのくらい話せる?」
『~したいです、~ください、って言える程度。ビールクダサイ、テキーラクダサイ』
「それじゃ全然会話できないじゃん、困るでしょ」
『たしかに困るけど、最低限なんとかはなるよ、もっと話したいけど』
「いやいやいやいや、じゃあ女の子口説くときどうすんのさ!」
『…え?口説かないよ』
「口説けよ!ちょっと待ってろ」
そういって近くにいたメキシコの可愛い女の子モニカを連れてくるトム。
「さあコージ!こんな子が目の前にいたらお前はスペイン語でなんて言う?」
『…。ビールクダサイ』
「そうじゃねぇよ!モニカ店員じゃねぇよ!口説くんだよ!」

そんなん無理だっつの…あ、夏目漱石スタイル。
『月(食)が綺麗ですね』
「ね!とても綺麗ね!」笑顔で答えてくれるモニカ。
『…。』
「…。」笑顔。

『終了!』

「え?何?今の何の意味があんの?終わり?」とトムが言っているけど気にしない。
そんなことしている間にまた月めっちゃ欠けてんじゃん!
スゲー!もうなくなっちゃう!

ここらでトムもテンションが上がり始め、欠けきって赤くなる月をビーチで見ようと移動を始める。ビーチには若干の人がいて、太鼓みたいの叩いて歌を歌っていたりそれ聴きながら酒飲んでたりいろいろ。「5ペソ以上はないよ~」みたいな歌がかっちょ良かった。ポンポコポンポコ。

そしてついに光が当たらなくなった月。
真っ赤!すごい!なんでこんな色になるの⁉全然わかってないけどすごい!あとで調べよ!今調べればいいのに調べないという事はあとでも調べないと思うけどね!とりあえずめっちゃ綺麗でした。肉眼でもこんな具合に見えたのです。

こんな具合にホルボックス初日の濃い時間が終了です。

明日は自転車借りてホルボックスを一人で巡るぜ。

ではでは、おやすみなさい。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

カンクン三日目、とりあえずビーチへ

カンクンにいる。カンクンにいるんだけども特にすることはない。ここら周辺を見たり、ここからどこかへ移動したりするためにカンクンへ来たので、カンクン自体にはそんなに興味はないのである。なんか町の雰囲気も苦手だし。

でも海が綺麗だ海が綺麗だと言われているこのカンクンで海へ行かないのは勿体ない!ということでとりあえず海へ。ほんととりあえず。なんせすることないからね。
とは言っても行き方がわからないからバスターミナル付近フラフラ。通行人のおっちゃんに「海行きたい」って言ったらバスに乗っていく方法を教えてくれました。そこらの道を走っている「R-1」と書いてある路線のバスに乗れば良いみたい。10ペソ。20分くらい乗っていると高そうなホテル立ち並ぶビーチゾーンに到着です。

ビーチの範囲はとても広くてサンゴの浜だのカメの浜だの名前がついています。どこの海だし変わらんだろと気が向いたところでバスを降りてビーチへ歩く。降りた場所から一分くらい高級ホテルと完全に観光地化された道を歩くとすぐビーチへ到着。

どーん。 めっちゃ綺麗!超南国!これがカリブ海!リゾートの王様!

でもハイパー観光地過ぎて個人的にはテンション上がりません。
軽く散歩してカリブ海を眺めるというタスクは終了したのですぐ帰りました。

カンクンへ来た目的その1!
Holbox(ホルボックス、ないしホルボッシュ)という島へ行くこと!
このあたりで島というとコスメルやイスラ・ムヘーレスが有名なんですが、アメリカはサンフランシスコで会ったメキシコ人の兄ちゃんブルーノが一番おすすめしていたのがこの島。だんだん観光地化の進んでいる島らしいのですが、まだ日本人にはあまり知られていないんじゃないかなと思います。欧米の人は結構知っているみたい。ブルーノに「綺麗な海を見るならどこがいい?」と聞いて彼が一押ししていたのがこの島でして、絶対行こうと思っていたところ。
バスターミナルでいろいろ調べて、その島への船が出ているCHIQUILA(チキラ)という町までの明日のバスを予約。約3時間の移動。98ペソ。800円くらい。

よし!これで明日の予定も出来た!ゆえに今日のタスクすべて終了!偉い!
海見てバスのチケット取っただけだけどね!

どうにもここカンクンでの時間を無駄にしているような気がするので、何かしようとフラフラしたけど何もすることなし。食材買ってビール買って宿で料理などをしつつたらたら酒を飲む贅沢。

そういやスーパーでこんなん見つけました。愉快。

カンクンからの移動経路をまだしっかり決めていないのでちょろちょろ調べる。キューバ行って、ジャマイカ行って。カリブの島国を周るクルーズもあると聞いたんだけどどこ探しゃないいのかな。中米もうすっ飛ばして南米入ろうかな。コロンビア?いやでもあえてアルゼンチンから入って北上ルートを取る?
そんなこと考えていたらいつの間にか宿に合った「銀の匙」と「スラムダンク」を読破していました。なぜ。何か作業をしている時の漫画の吸引力ってすごいよね。いくつになっても変わらない吸引力。
よし!読み終えたししっかり調べるぞ!と思ったはずなのに、気づけばポーカーやらインディアンポーカーやらやって酒飲んで寝てました。

己のことながらダメなやつだなこいつ。まぁバス代稼げt(略

明日はついにHolbox‼
おやすみなんし。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

【世界遺産】チチェン・イッツァ遺跡!そしてカンクンへ!それと痛恨のミス…

めっちゃ朝早く起床。

僕を見送るために宿のご主人ラファはドミトリー部屋の真ん前にハンモックを設置して寝てくれていたのでほぼ同時にラファも起床。ほんとに行っちゃうの?働きながら一年くらい居てもいいんだよ?と冗談なのか本気かわからないことを言うラファに、もうバス予約したから行かなきゃダメなのさー、四日間ありがとう、なんて言いながら出発をする準備。

最後の荷物チェックをしてたらラファに「コージ、バックパックに空きスペースはある?」と聞いかれたので、何か運んで欲しいものでもあるのかなと思いつつ「少しならあるよ」と返答。「たったの82kgなんだけど」と。

…?

ってラファかよ!入んないよ!てか入っても背負って立てないわ!
そんなこんなで笑ってお別れ。またラファおじさんち来るよって言ったら「ここは君の家だ」って言われた。ありがとラファ、また来るよー。

バス!もう何度も乗っている二等バス。
チチェンイツァまでいくらだったかな、忘れました。
そしてこの写真左下あたりにちょこん写っている僕の可愛いブーツちゃんたちいるじゃないですか。これが最後の写真です…うっうっ…


とりあえずチチェンイツァ到着。
ここもウシュマルよろしく完全に観光地化されています。だからどうだという話でもない。荷物を預けられたりして便利。

入場料は209ペソ。1600円ちょいくらい。高い。
入場するとお土産ゾーン的な通りがあり、そこを抜けるとすぐに此処の主役であるククルカンの神殿が登場します。エルカスティージョ。
ドガーン。でかい。
僕が行ったときには登れませんでした。
この神殿には四方向に階段があり、それぞれ91段。そしてさらに頂上の神殿部にも一段階段があるらしい。91×4+1で合計365段。このことから、この神殿を作った人々が正確な暦を使っていたのだろうと言われているそうです。すごいです。小学生程度の感想しかでません。


ポロポロと他の建造物の写真をば。

ここは球戯場。両側の壁にくっついている穴に球を通すゲームらしいです。こんなの。

これに勝ったチームのリーダーは生贄になることができるらしい。それはとても栄誉あることなんだとか。どこの遺跡でもこの球技と生贄の話は聞きます。ここを解説しているガイドさんの話がたまたま近くを通った時に聞こえたんだけど日本の侍がなんちゃら~って言ってた。どういう説明だったのかな。スペイン語なんで全然わかりませぬでした。

骸骨がたくさんの台座。

戦士たちのなんちゃらという建物。柱がやたらに立っていてかっこいいです。

こちらはは「カタツムリ」と呼ばれている建物。中にらせん階段があることが由来なんだとか。窓から星などを見ることで季節などを計算するための建物だそうです。日本語へたくそ。


マヤの人が○×ゲームをしたあと。×の人弱すぎ。


チチェンイツァ内にはいくつかのセノーテがあり、それらは聖なるものとされていて、かつては生贄としてそこに飛び込むということもあったそう。地面にでっかい穴があいております。
でも今まで見た他のセノーテに比べると水があんまり綺麗ではない。時期によるのかな。知らんす。

チチェンイツァにも他のところと同様にお土産がたくさん売られているんですが、さすが有名な観光地というのか、他のところとはクオリティが全然違います。ちょっと高くても綺麗で状態の良いものが欲しい、という方は他のところでなく此処で買うといいのかなと。
お面に関していうと、此処では顔面の半分が生者、半分が骸骨というようなものがポロポロ見られる。それがかっちょ良いです。ジャガーバージョンもあったりする。木細工ですが加工が丁寧というか、ツルツルペカペカに塗装されている。そんな感じのクオリティ。

三時間ほどチチェンイツァを堪能してからついにカンクンへ向けて移動開始。
毎度毎度の二等バス。たしか四時間半ほどで到着!

ハイパーリゾート地!カリブ海のめっちゃ綺麗な海が見られるところ!
でもそんなん見に行く余裕なんかないので宿さがし。此処から他の国々へ行くための情報が欲しかったので日本人宿へ。
これまたとりあえずの下調べしかしておらず、地図記憶して来たんだけど割と簡単に見つけられました。


荷物置いてからとりあえず食事がてら散歩。

んー、早々にしてだけど個人的にあまり好きな感じの町ではない。どこがっていうほどのもんでもないんだけど、好きじゃないというか、苦手な感じというか。まだバスターミナル周辺しかうろついてないけどね!そんな印象の町カンクン。
近くのスーパーにはでっかいうなぎパイが売ってました。
ここのスーパーは夜9時までしかお酒を売っていません。僕がお酒を選び、つまみを吟味したのちレジにたどり着いたのは9時4分。そんなこと知らなかったもんだから、レジで没収される僕の可愛いビールちゃん。つまみだけ買って帰ってつまみだけ食べて寝ました。

でもあとから知ったけどコンビニでは普通に買えます。いつでも買えます。じゃあこのスーパーの制限なんなんだろうね?よくわかりません。ちなみに日曜日は午後三時だったかな?それまでしかお酒買えません。そして道端などの公共の場でお酒飲むと捕まります。要注意。

疲れたから就寝だー、と思ってから気づきました。痛恨のミスに。

おれブーツ持ってない。

僕はここしばらくサンダルを履いていたんだけど、日本出発時はブーツを履いておりました。左右色違いのやつ。ふと自分の荷物確認するとそれが無い。あれ?あれ⁉やっぱりない。

チチェンイツァから帰るときに預けていたのを受け取っているのは間違いないので、バス待ちしていたところに置いて乗車してしまったか、バスの中に置いて来てしまったようです。本当にショック。(次の日バスターミナルに行って聞いてみましたが見つかりませんでした…)

今までちょいちょい忘れものとかなくしものはしているんだけど、大切なものは失わないように、と思っていたけど今回のこれです。うわーん。今までありがとうブーツ君。もう日本で待っているもう一組と出会えることはないのである。うわーん。ごめんなさい。

傷心で就寝。

うわーん。
●今までに行った場所一覧はこちらから → 『世界一周で周った場所一覧』

セレストゥンで大量のフラミンゴを!

トップに「写真・動画のブログ」って書いているのに最近はめっきり動画がアップロード出来ていない。なかなか編集する時間が取れないんですよ、とかそんな言い訳は置いといて、やっぱり動画を載せたいと思うので、少しずつ、ほぼ編集はしていなけど、なんとなく写真よりはこっちの雰囲気伝わるんじゃないかな?という動画を貼って行きたいと思います。今後。
出来れば毎回。そこまで欲張らなくてもほぼ毎回くらいの勢いで動画を貼って行きたい所存。

どれも一分か二分くらいの短いものだと思うので、もし良ければ覗いていってくださいな。
記事に貼ってある写真の少し発展したバージョンくらいに捉えていただければ幸い。
今回も一番下に動画が置いてありますので見ていただけると嬉しいです。

ではでは日記をば。





本日はフラミンゴの群生地を見に行く。

ベストシーズンは外してしまっていますが、見られない時期ではないであろうという判断から一人で向かうことに。

午前10時、バスターミナル。
なんという場所に行けば良いのか忘れた(適当なのであまり覚える気もなかった)ので、バスターミナルのチケット売り場でおばちゃんに「フラミンゴを見に行きたい」と伝える。「はいはい、じゃあセレストゥンね」とチケットを発券してくれる優しいおばちゃん。どうやら今日僕がフラミンゴを見に行くところはセレストゥンという場所のようです。たしか片道50ペソくらい。

いつもの二等バスに乗って二時間ほどでセレストゥン到着。ユカタン半島の西側にあります。

ここからフラミンゴの群生地へは船を利用しなければならないのですが、バスを降りるとすぐにその案内をしてくれるおじちゃんらがワラワラと集まってきます。バス、ボート含めたツアーで此処へ来ることも可能なようですが、僕はツアーは利用しなかったので自分で探します。
いくつか選択肢があるようですが、僕が頼んだのは8人乗りで一人200ペソのボート。約二時間でフラミンゴの群生地とマングローブ林、セノーテを周ってくれるというもの。これは8人揃わないと始まらないらしいんですが、僕の時はたまたまカップル3組と僕、おじさんという8人がすぐに揃ったので待ち時間はほぼありませんでした。カップルやグループで来ている人が多い様だったので、タイミングによっては一人で参加はしづらい場合があるのかなと思います。

これが他の参加者ら。男性陣がなんと(僕含め)全員イケメン。まじで。イケメン過ぎて国外退去を命じられてニュースになっていたあの人に似た人まじイケメン。金髪金髭の兄ちゃんまじイケメン。スキンヘッドで笑うといやらしい顔になる兄ちゃんもまじイケメン。ちょっとハゲ気味だけど優しい表情とガタイの良い体躯が若干ミスマッチなおじさんまじイケメン。ガチャピンと織田信長に似ているとか言われる極東の髭面まじイケメン(願望)。

海も青!空も青!天気が良い!素敵!
先頭のオレンジ帽子のおじちゃんがボートの運転手さんで、後ろ七人が一緒になった観光客の人々。みんなでおじいちゃんの指さしているボートに乗り込みフラミンゴの群生地へ向け出発。
あれ?ここまで何回か「群生」って書いてるけど、これって植物に使う言葉だっけ?わかりませぬ。じゃあ動物がたくさんいるところは何と言ったら良いのでしょう。もう書いちゃったから訂正しないでいいや。

出発してすぐいろいろな海辺の鳥を見ることが出来ます。

オキーチョビーにもこんな子らいたわ。
羽を乾かすためなのかみんなこんなポーズしてる。

そしてついに着きましたフラミンゴゾーン!
ベストシーズンではないからどうかなと思ったんだけど…

めっちゃいたー!心配する必要ないほどたくさんいました!すんごいピンク!ほんとにピンク!

なんかもうあれだよね、テレビとか写真で見たことある風景まんま。
このあたりはとても浅いようで、フラミンゴくん達はみんな突っ立っています。写真は250㎜のレンズ使って限界まで寄ってこれくらい。船をもっと近づけてもフラミンゴたちがのんびり歩いて逃げてしまうので、ここらあたりが限界の距離。

水が不思議な色をしている。プランクトンのせいなのかな?どうなのかな?定かじゃありません。
フラミンゴのこの綺麗な色は、食べたものによるものだそうで。ということは他に何かしら発色する食べ物を与えれば別な色になるのかな?この集団にも何羽か真っ白いフラミンゴくんがいたりしまして、そういう子らはご飯食べてないのかね?ダイエット中?それか子供なんだろう、普通に考えて。
ピンク色の中に白いのがいるととても目立ちます。紅一点の逆バージョン。朱に交われば赤の変化途中的なことか。

しばしフラミンゴを楽しんだのち、次はマングローブ林へ。
バイーンと広い海を走っていたボートがいきなり急カーブ。おお。
マングローブのトンネル。でもさほど感動はない。

マングローブトンネルを抜けてお次はセノーテ。
綺麗!泳いでも良いよって言われたけど着替えたり、その後のこと考えたら面倒だしさほど時間もなかったので泳がず。というかこれもセノーテなの?「セノーテ」という言葉の定義付けがいまいち出来ずにいるわたくしです。

あとはまた出発したのとおんなじ場所まで送ってもらって終了。二時間ちょい。
一人でフラフラしてから適当なタイミングで帰ろう、と思っていたんだけど、一緒に周った人らに誘われて全員で食事して、そのまま全員でおんなじバスに乗ってメリダまで戻りました。楽しかったんだけどね、一人の自由行動のほうが気楽で良いなとも思います。楽しかったけどね。

そんな一日!


サラッとこの一日をまとめた動画!もし良ければご覧くださいな!4分弱!あれ?長くね?
今気づきました。動画の編集失敗したのでラスト一分くらいまっ黒です。無意味です。最後に謎の小魚の映像が映ります。それ消し忘れです。気にしないでください。くそう!
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